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〈観光最前線〉霜月祭に行ってきた

2018年12月31日
営業部:古沢 克昌

2018年12月31日(月) 配信

霜月祭のようす

 南信州の遠山郷に伝わる霜月祭に行ってきた。以前から気になっていた祭りで今回ようやく取材が実現した。

 国重要無形文化財に指定されている遠山の霜月祭は、上村・南信濃の各神社で奉納される湯立神楽の古い形態を今も伝承している。

 スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなった神々が湯治に訪れるというアイデアは、この霜月祭がモデルだといわれ、宮崎駿監督はテレビでこの祭りの存在を知り、強い影響を受けたのだという。

 社殿の中央に設えた釜の上には神座が飾られ、湯を煮えたぎらせて神々に捧げる。祭りの最大の見せ場では天狗などの面が登場、煮えたぎる釜の湯を素手で湯切りし、禊ぎの湯をふりかける。1年の邪悪を払い、新たな魂で新年を迎えるのだ。

【古沢 克昌】

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