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8割増収、LCC3社は赤字、国内航空18社の経営調査(帝国データバンク)

2013年10月11日
編集部

2012年は“LCC元年”と言われ、Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)やジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンが就航開始し、航空業界の競争は激化している。帝国データバンクはこのほど、国内中堅・新興航空会社18社の経営実態調査をまとめた。それによると、12年度の収入高が前期と比較可能な15社をみると、増収は12社で全体の80%を占めた。

また、12年度の損益が判明している17社を見ると、黒字が13社(構成比76・5%)。第3セクター方式の運営を行っている琉球エアーコミューターや、天草エアラインも黒字となっている。一方、赤字は4社(同23・5%)。11年3月に日本航空(JAL)グループから離脱した北海道エアシステムは、北海道を筆頭株主として再スタートを切ったが、重大事故などのトラブルが重なり2期連続の赤字となった。

なお、12年に就航を開始したLCC3社はいずれも赤字を計上し、損益面では厳しいスタートとなっているが、関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーションは収入高約143億8700万円と「価格面でシビアな関西圏の利用者を獲得」(帝国データバンク)したが、成田空港を拠点とする2社は苦戦している。なお、エア・アジアジャパンは11月からANAホールディングスのもと社名・ブランド名を「バニラ・エア」に一新、再スタートを切る。

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