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No.344 里海邸 大洗金波楼本邸 - 「本当にくつろげる宿」を求めて

2013年7月1日
編集部

里海邸 大洗金波楼本邸
「本当にくつろげる宿」を求めて

 高品質のおもてなしサービスを提供することで、お客様の強い支持を得て集客している旅館がある。なぜ支持されるのか、その理由を探っていく「いい旅館にしよう!」プロジェクトのシリーズ第13弾は、茨城県・大洗町で「あたらしいふるさと」をコンセプトに、保養を目的とした宿「里海邸 大洗金波楼本邸」の主人・石井盛志氏が登場。工学博士で、サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏との対談で、「本当にくつろげる宿」について語り合った。

【増田 剛】

〈「いい旅館にしよう!」プロジェクトシリーズ(12)〉
 里海邸 大洗金波楼本邸

≪徐々に稼働高める工夫 ― 内藤氏≫
≪保養と癒しの別荘宿に ― 石井氏≫

■内藤:里海邸はもともと保養所からのスタートですよね。

■石井:里海邸の前身の金波楼ができたのは、1888(明治21)年のころです。明治の文明開化後期に海水浴ブームが起きて、茨城にも海水浴場を作ろうという動きがありました。当時の海水浴場は「潮湯治」というもので、体に良い刺激を与えるために波の荒いところを選定して、医師もビーチにいて予防医学的な活動を行ったのです。文献によると、当時は「海水浴客」ではなく、「患者さん」という呼び方をしていたみたいですね。それが次第に現代のようなレジャーに変わっていきました。

 

※ 詳細は本紙1507号または7月5日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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