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歯ブラシなどを持参、09年度の環境活動を報告(サンルート)

2010年6月11日
編集部

 国内・海外にホテルを展開する「サンルートホテルチェーン」(五十嵐静夫社長、東京都豊島区)はこのほど、2009年度に行ったチェーン全体の環境への取り組み結果を「環境レポート」として発表した。宿泊客が気軽に読めるように、各ホテルに設置するほか、ホームページでも公開している。

 同ホテルチェーンが取り組む環境活動は、「チャレンジ25キャンペーン」(温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減を目指す国民的運動)への参加に加え、「歯ブラシ・カミソリの持参」や、連泊客には「客室ノークリーニング」を呼び掛けるなど、さまざまな取り組みを行っている。また、地球環境を考え、客室清掃やアメニティ類の補充をできる限り減らした「連泊エコプラン」をチェーン全体で販売し、連泊客への割引などの特典を提供している。09年度(09年4月―10年3月)は4626室を販売した。

 また、09年度に実施した歯ブラシ・カミソリ持参運動では、スギの木の年間CO2吸収量換算は約7012本分となった。

 宿泊客が持参した歯ブラシは89万1658本、カミソリは252万2879本で、歯ブラシ・カミソリのごみ減量の総重量は3万6233キロに相当する。一方、連泊客のノークリーニング利用室数は、5万9559室となった。

 サンルートホテルチェーンは、10年度も引き続き環境活動を続ける。6月中は従業員とその家族を対象とした、第7回GPN500万人グリーン購入一斉行動「持とう! マイ箸! マイボトル、マイバッグ!」「歩いて減らそうCO2!!」活動に参画して、従業員の意識向上にも積極的に取り組んでいく考えだ。

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