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JNTO 10月推計値、訪日外客11%減少、中国は25%増で2位に

2009年12月1日
編集部

 日本政府観光局(JNTO)がまとめた2009年10月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比11・3%減の65万5400人と08年8月以来15カ月連続のマイナスとなった。主要12カ国のうち、中国、タイ、豪州、カナダがプラスで推移した。

 方面別にみると、韓国は同30・6%減の13万1100人と低迷。韓国での新型インフルエンザの流行や、円の高止まりなどが影響した。台湾は同22・5%減の9万7900人と14カ月連続の減少。訪日客の市場別順位でも2位の座が中国と入れ替わった。

 中国は同25・1%増の10万8300人と2ケタの増加となった。中国の一大旅行シーズンである国慶節休暇が例年7連休のところ、今年は中秋節と合わせて8連休(10月1―8日)となり、訪日旅行を含む外国旅行の需要が過去最高となったことなどが好影響を与えた。香港は同12・6%減の3万9800人、タイは同8・8%増の2万4600人と好調に推移した。

 豪州は同9・3%増の1万9900人。豪ドルの復調に加え、日本航空(JAL)やジェットスター航空が日本路線で特別料金を設定したことなどが奏功。米国は同2・1%減の6万6600人、カナダは同2・1%増の1万4500人と昨年冬期に運休していたエア・カナダの成田―トロント直行便が、今年は週7便で運航していることがプラスに作用した。

 一方、出国日本人数は、同0・4%増の135万9千人と3カ月連続の増加となった。

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