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四万温泉協会が、11月にクラウドファンディングを実施 イベント「冬だって楽四万Night」の資金募る

2017年10月17日
編集部:謝 谷楓

2017年10月17日(火) 配信

四万温泉郷のようす

群馬県・四万温泉は、地域の旅館・商店に就職した新入社員を対象とした「四万温泉合同入社式」を2014年から行っている。新入社員のほとんどが、群馬県外の出身者ということもあり、合同入社式を通じたコミュニケーション促進は、住民間交流と離職率の低下に寄与している。今年は、新入社員らによる冬季イベントも実施する予定で、クラウドファンディングのプラットフォーム、「Campfire」を利用して、資金を集める。

 「新卒社員をはじめとしたスタッフと、経営者、地域住民が三位一体となって取り組んできたのが、四万温泉の合同入社式。離職率の低下に貢献するなど、取り組みは評価され、ほかの自治体でも同様の活動がなされるようになりました」と四万温泉協会の田村佳之氏(時わすれの宿佳元・代表)は自信たっぷりに語る。交流を促進するため、BBQ大会と顧客満足(CS)セミナーの開催・参加など、三者が集う機会を多く用意することで、地域内の受入体制の充実をはかってきた。

 これまでも、販促用パンフレットの作成を行い実績を築いてきたが、今年は取り組みをさらに加速させた。新入社員らが立案したイベント「冬だって楽四万Night」は、町長や旅館経営者に対するプレゼンテ―ションを経て実施が決定した本格的なもの。必要な資金は、クラウドファンディングのプラットフォーム、「Campfire」を利用して集める予定だ。

イベントを企画する新入社員ら

イベント「冬だって楽四万Night」の資金募集を11月中旬から開始

四万温泉協会が、クラウドファンディングを実施する

 2018年1月16日(火)~2月18日(日)に実施するイルミネーションイベント「楽四万灯り」も、「冬だって楽四万Night」の企画の1つ。「どの旅館からでも歩いて見に行ける」をコンセプトに、灯りを配置し、冬の夜はとにかく暗いとされる地域の短所を理解したうえで、それを生かしたイベントづくりを行う。「インスタ映え」すること間違い無しの夜景とイルミネーションを見に、四万温泉に足を運んでほしい」と田村氏は力を込める。

 クラウドファンディングは、11月中旬から行う予定で、12月20日(水)ごろまでの1カ月間実施する予定。集めた資金は、灯りの設置費用に割り当てる予定で、協力者には温泉宿の割引宿泊券や特産品を用意する。詳細は下記サイトより、11月中旬に発表される。共感する方はぜひ、応援してほしい。

合同入社式のようす
新入社員間の交流の一環として、カヌー体験も実施した

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