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【レジャー白書2026】25年余暇市場3.9%増の78兆円 万博効果と訪日客が好調

2026年10月30日
編集部:長谷川 貴人

2026年10月30日(金)配信

日本生産性本部余暇総研の長田亮上席研究員

 日本生産性本部(前田和敬理事長、東京都千代田区)の余暇創研は10月30日(金)に「レジャー白書2026」を発行した。1977年の創刊以来、通算50号目。これに先立って、10月27日(火)に東京都内で概要説明会を開いた。

 これによると、25年の余暇関連市場規模は前年比3.9%増の78兆1320億円で、コロナ禍前の19年比でも8.1%増となった。大阪・関西万博開催による旅行需要の高まりと、好調なインバウンド客に支えられた「観光・行楽部門」の市場規模が同4.0%増の12兆9110億円と、全体を押し上げた。

 日本人の25年の余暇参加人口では、「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が4610万人と、4年連続で首位となった。2位は「外食(日常的なものは除く)」の3820万人で、前年から370万人増加し、順位も3位から1つ上がった。前年2位の「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」は3520万人で前年から170万人減少し、3位になった。

 4位「音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)」(3350万人)、5位「映画(テレビは除く)」(3260万人)は、ともに前年から参加人口を増やし順位を上げた。

 前年に引き続き、動画鑑賞や読書、音楽鑑賞など、場所を問わないコンテンツ系種目が高い順位を占めた。余暇総研上席研究員の長田亮氏は「参加人口上位20種目のうち7種目が順位を上昇、8種目で参加人口が増えた」と増加傾向が続いていると示した。

□通算50号で特別調査 きっかけ、推し活など

 通算第50号目の刊行にあたり、①余暇活動を始めるきっかけと阻害要因②計画型余暇の準備の情報源③「推し活」の実施と情報源――の3点について特別調査を行った。

 25年に「新しい余暇を始めた」人は28.0%で、始めたきっかけは10代では「SNS・口コミ」が38.2%、70代では「健康・体力・気分転換の必要性」が40.2%で最多。一方、「始めたいが始められなかった活動がある」人は41.4%で、理由は「とくに明確な理由はなかった」が21.6%で最多、「費用がかかりすぎると感じた」が19.4%で続いた。

 旅行やレジャー施設の訪問など、事前に情報収集や予約などを行う「計画型余暇活動」の情報源は、「旅行・レジャー情報サイト・比較サイト」(51・8%)が最多。「家族・友人・知人など、同行者以外への相談」(48・8%)が続く。「AIチャット・生成AI」は全体で8.7%だったが、10代では14.2%、20代では16.0%となり、いずれも情報源の第4位となった。

 25年に「推し活」を行った人は全体で23.6%、年代別では10代47.7%、20代45.0%と若年層で高く、男性18.0%に対し、女性29.1%など、長田上席研究員は性・年代による違いが大きいと指摘した。

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