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【日本通訳案内士団体連合会】(通団連)設立 初代会長にランデル洋子氏 「16団体が1つの法人化、感無量」

2026年10月2日
編集部:増田 剛

2026年10月2日(金) 配信

ランデル洋子会長

 日本通訳案内士団体連合会(通団連、会長=ランデル洋子・GICSS研究会理事長)は9月29日(火)、通団連の事務局が入る、東京都港区芝公園の機械振興会館で設立記念式典を開いた。

 初代会長に就任したランデル洋子氏は、「個性豊かな通訳案内士の団体が1つにまとまるのは難しい」と言われ続けてきたが、「16団体が連合会となって法人化に至ったことは、感無量」と胸中の喜びを表した。

 通団連(JAGO)は5年前の10月1日に任意団体としてスタート。通訳案内士団体の相互交流や連携、情報共有をはかりながら、通訳案内士の資質向上と観光振興にも取り組んできた。

 2018年施行の法改正により、業務独占規制の廃止など通訳案内士を取り巻く環境は激変した。行政などへ業界の意見や要望を届ける際にも、内外から通訳案内士団体の一本化を求める声があった。

 このようななか、社会的信頼性のさらなる向上に向けて、ようやく10月1日付で「一般社団法人」として、連合会が設立された。現在、全国の通訳案内士団体16団体が加盟し、加盟会員の総数は約3000人にのぼる。

 ランデル会長はあいさつのなかで、「1949年に通訳案内士法が施行されてから、通訳案内士は海外からのお客様をにこやかにお迎えし、日本の人々の文化や歴史を語り、国際親善や日本経済の発展にも寄与してきた」と自負する一方で、「コロナ禍を経て、私たちを取り巻く環境は一変した」との認識を示した。

 「1人の通訳案内士、1つの団体でもできない、業界が一丸となって立ち向かわなければならない課題が山積している」。 地域や所属する団体を問わず、全国の通訳案内士の声を集めて、要望や提案を行政などに伝え、働きかけをすることが大事だと、ランデル会長は語る。

 そのうえで、「私たちが得た知識や情報を皆で共有し、さまざまな現場で皆が誇りを持って、才能を発揮して働ける関係を作っていきたい」と力を込めた。

 設立パーティーには、来賓として、観光庁の蔵持京治次長、衆議院議員の國場幸之助氏(自民党)、鬼木誠氏(自民党)、美延映夫氏(日本維新の会)らも出席し、新団体設立の門出に祝辞を述べた。

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