熊倉浩靖〈著〉「日本の温泉文化―ユネスコ無形文化遺産への道」発刊
2026年9月18日(金) 配信

高崎商科大学特任教授の熊倉浩靖氏はこのほど、雄山閣から「日本の温泉文化―ユネスコ無形文化遺産への道」(本体2200円+税)を発刊した。
本書は、ユネスコ無形文化遺産登録を目指す「日本の温泉文化」について、“温泉”をめぐる“不都合な現実”からも目をそらさず、その歴史と未来を深く考える内容となっている。
日本人に根付き、社会的慣習となっている「温泉文化」であるが、熊倉氏は、「ショッキングなことに、『温泉はあって当たり前。未来永劫当たり前にあり続けるもの』と思えない状況が起こってきている」との認識を示す。
インバウンドブームのキラーコンテンツと見なされる一方で、未曽有の危機にある日本の温泉状況を冷静に見直すことから始め、温泉を文化と捉える核心、そして、「なぜユネスコ無形文化遺産登録が温泉と日本人を守り発展させる契機となるのか」、またそのために「何をなすべきか」をともに考えようと呼び掛ける。
むすびに熊倉氏は、短く見ても1400年は続いてきた、私たちがこよなく愛する”温泉文化“は、「全人類が共有する文化となっていく」という未来を見据えている。

