旅行者の83・5%が旅館で「夕食を残すことにストレス」(ハンズバリュー調べ) 86・2%が「適量+特典」を支持
2026年6月5日(金) 配信

旅館再生事業を手掛ける「ハンズバリュー」(島田慶資代表、山形県山形市)は全国の男女400人を対象に、「旅館・温泉宿の宿泊に関するアンケート調査」を実施した。これによると、旅行者の83・5%が「夕食を残すことにストレス」を感じており、86・2%が豪華な食事より、「適量+特典」を支持していることが分かった。
調査では、従来の旅館が美徳としてきた「食べきれないほどの豪華な食事」が現代の消費者(とくに女性や若年層)にとっては、「ムリして食べる苦痛」や「残すことへの罪悪感」という、負の体験に変わっている実態が浮き彫りになった。
この結果を受けて、同社の島田代表は「料理を量から質へ転換し、美味しく食べきれるボリュームに抑えることで、仕入れコストや厨房の負担を引き下げることができる。同時にお客様の心理的負担を取り除き、“適量だからこそ、食後も快適に過ごせた”という、本来の旅の満足度の提供」を薦める。
さらに、食事の適正化で浮いた資金や時間は、「お客様が『また泊まりたい』と思う本当の理由(情緒的価値)を高めるために再分配する」ことの利点を示し、一例として「客室寝具を最高級品に一新して、“快適環境”という新たな価値の創出や、ホームページなどで館主の想いを丁寧に伝える発信活動の原資にする」など、アドバイスしている。






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