肉・温泉などで誘客 産業芸術祭も初開催へ 岡山県
2026年2月27日(金) 配信

岡山県は2月17日、大阪市内のホテルで、「晴れの国おかやま観光プレゼンテーション2026」を開催し、古くから良質な和牛の産地として知られる県北の牛肉や、今秋に初開催する「瀬戸内産業芸術祭」の概要などを説明した。
伊原木隆太知事は「県北は牛肉の産地であり、江戸時代以前から牛肉を食べることが許された地域だった。それが現在につながっている。アートイベントも盛況で24年に開催した『森の芸術祭』では想定の倍以上の来場客があった」と語った。
瀬戸内産業芸術祭は、瀬戸内海沿岸に集積する塩業、造船、エネルギー関連などの工場やプラントを舞台に、それぞれにアート作品を展示し、分散型の美術館に見立てる新しい取り組み。
プレゼンテーションには、同芸術祭で主動的な役割を果たす大型蓄電池メーカー、パワーエックス(玉野市)の伊藤正裕社長が登壇し、「地に根差した産業や歴史を観光資源として活用していきたい。単なる工場見学では面白くない。そこに事業の本質を伝えるアート作品を入れることで、体感は大きく変わる」と強調。
同社を含む3社で25年1月に実施したモニターツアーでは、塩を製造するナイカイ塩業(倉敷市)、船舶エンジン部品を手掛ける宮原製作所(玉野市)、パワーエックスの工場を巡回。暗闇の中で塩の神秘性を表現する作品や、電力の流れを可視化するインスタレーションなどを鑑賞後に製造現場を見学する構成とし、「事業の本質がより伝わる」と参加者から高い評価を得たという。
今秋の本開催では現時点で8―9社の参加を見込み、詳細は4月上旬に発表する。主催は設立を進める「日本産業芸術財団」が担う。
プレゼン後には情報交換会が行われ、県内各市町村がブース出展し、自慢の特産品や観光情報をアピールした。




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