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Aカードホテルシステム、会員数170万人超 「安定した客層が基盤に」

2026年2月19日
編集部:長谷川 貴人

2026年2月19日(木)配信

Aカードホテルシステムの内藤信也社長

 独立系ホテルのキャッシュバックポイントカード運営を手掛けるAカードホテルシステム(内藤信也社長、東京都千代田区)は2月17日(火)、東京都内でAカード加盟ホテルを対象に「第28回Aカードトップ会」を開いた。経営者や支配人など約220人が参加した。

 同社が運営する「Aカード」は、全国の独立系ホテルを中心としたキャッシュバックポイントカードのサービスで、ポイント還元が現金で行われるのが特徴。約500店舗のホテルやレストランが加盟し、会員数は今年に170万人を超えた。

 内藤社長は冒頭、2025年の国内ホテル市況を総括した。ホテル客室売上は前年水準を上回ったが、地域別でみると上昇率に大きなばらつきがあると報告。要因としては、各地域におけるインバウンド比率の高低や、インバウンドに占める中国比率の高低による影響が大きいと分析した。それでも、日本政府観光局(JNTO)が発表した25年の訪日外客数が過去最多の約4270万人を記録したことに触れ、訪日客が宿泊業界の追い風となる可能性を示した。

 一方で、物価上昇や人手不足、人件費上昇が前年から継続し、売上の伸びに加え、コスト面も上昇していると指摘。高単価のラグジュアリーホテルやアパートメントホテル、外資系ブランドの宿泊特化型ホテルなどのほか、コストを抑制・削減したコンテナホテルといった新業態が活発化していると説明した。

 このようななかでも、会員数を増やし、加盟店の総客室数が業界4位、棟数が業界1位と話す内藤社長は「Aカード会員の8割は、30~50代を中心とする出張ビジネスパーソン。安定した客層が加盟ホテルの売上の基盤につながっている」と述べ、コロナ禍も平均80%の延べ宿泊者数の水準を維持したと語った。

 Aカードの取り組みとしては、加盟店舗が特別料金となるアメニティ共同購買制度の利用実績では、25年は35施設・340件の発注があり、注文金額は1400万円を突破した。広告出稿に関しても、過去に加盟ホテルが番組出演したBS朝日の番組「ケンコバのほろ酔いビジホ泊 全国版」に、今年9月までCM放映が決定。CM動画は、Aカードのホテル管理者業務システムから取得でき、ホテル館内での活用を呼び掛けた。同社は「今後も加盟ホテルとともに、リピーター創出を基盤に、単独では実現できない競争力を共同体として築くインフラであり続けたい」(内藤社長)と話した。

基調講演を行った吉成太一氏

 トップ会では、恒例のホテル利用動向アンケート結果の公表のほか、ホテル業界が直面している課題の解決に向けた講演が行われた。外部専門家として、ホテルの運営や開発など多方面で活躍するホテリエ・吉成太一氏を講師に招き、「ホテル集客とマインドセット」と題して講演。このほか、「リピーター顧客創出への取り組み」を題材に、加盟ホテルによるリレー講演やトークセッションを実施し、独自の取り組み事例を紹介した。

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