国内旅行需要の平準化を JATA、26年度も「平日に泊まろう!」CP継続へ
2026年2月13日(金) 配信

日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は4月1日(水)から、国内旅行需要の平準化などを目指し、「平日に泊まろう!」キャンペーンを開始する。2024年度から継続して実施する事業で、週末や大型連休に旅行需要が集中するなか、平日は混雑を避けられ「ゆっくり のんびり」と満足度の高い旅が楽しめることを訴求。平日の旅行を考えるきっかけとし、国や地域の取り組みと連動した休暇取得促進の機運を醸成するのが狙い。
CPは年間を4期に分けて実施する。JATAの会員旅行会社で平日1人1万円以上の宿泊を伴う旅行商品を購入・旅行して応募した人のなかから抽選で次回の旅行で使える3万円、または1万円のクーポンが当たる。クーポンはそれぞれ20人ずつ用意し、各期40人・計160人にプレゼントする。詳細はキャンペーンサイトへ。
2月12日(木)に開いたJATA定例会見で、国内旅行推進部の野浪健一部長はキャンペーンの応募数は年々増え、自治体との連携やサイトなどでの情報発信も拡大していると報告した一方で、「キャンペーン自体で需要の底上げができるとは思っていない。あくまで運動論として、社会課題を解決していきたい」と述べた。
野浪部長はインバウンドが好調な反面、都市部や需要が集中する週末の宿泊・旅行価格が高騰し、日本人が旅行に行きづらくなっている現状に触れ、「このままだと日本人の国内旅行需要を維持できない。国内旅行の旅行消費額は24年で26.2兆円あるが、この大きな市場が減少してしまうと、インバウンドが伸びていてもプラマイゼロで意味がなくなってしまう」と危機感を示した。
そのためにも、働き方や休み方改革へ早急に対応し、週末や連休に集中する旅行需要を分散させる必要があることを強調。「旅行に出かけられず、余暇の満足度が下がれば生産性も下がるのではないか」と懸念したうえで、キャンペーンを通して課題解決へ向け「一歩でも二歩でも進めていきたい」と力を込めた。







