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キルギスが初めてデスティネーションセミナー開く 新しい旅行先として注目

2025年10月15日
編集部:飯塚 小牧

2025年10月15日(水) 配信

セミナーのようす(登壇者はアイスルー・アバキロワ氏)

 キルギス共和国経済商務省観光局は9月30日(火)、大阪府大阪市内のホテルで日本で初めてとなるデスティネーションセミナーを開いた。旅行会社やランドオペレーター、報道関係者らを招き、大阪・関西万博の視察なども行った。キルギスは「中央アジアのアルプス」と称され、豊かな自然に恵まれている。治安も安定していることから、新たなデスティネーションとして注目される。

 セミナーでは、キルギス共和国経済商務省観光局サスティナブル開発・国際協力部チーフスペシャリストのアイスルー・アバキロワ氏が、9月25~28日まで愛知県で開かれた「ツーリズムEXPOジャパン2025」で、日本旅行業協会(JATA)と観光分野に関する相互協力覚書を結んだと報告。2国間における観光業界の関係強化や観光を通した交流の拡大、さらなる関係の構築へと発展させていくと強調した。

 JATAの原優二副会長も登壇し、6月に開催されたFAMツアーにより今後のツアー造成への期待が高まっているとし、「旅行業界全体で盛り上げていく」と語った。

 キルギス観光開発支援基金チーフスペシャリストのアイザン・アマンゲルディエヴァ氏は、「シルクロードの真珠」と呼ばれるイシククル湖や天山山脈、遊牧民文化、手工芸などキルギスの魅力を紹介。遊牧民文化の1つであるフェルトの手芸品は、日本人にも好まれる商品が多く、首都・ビシュケクでショッピングが楽しめることをアピールした。このほか、来年は2年に1度、中央アジアで開かれる「ワールド・ノマド・ゲームズ(世界遊牧民競技大会)」がキルギスで開催されるという。

 また、昨年に仁川(韓国)―ビシュケク線が新規就航し、アクセスが便利になったことも紹介した。従来からのルートとしては、隣国のカザフスタンからの陸路がある。

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