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兜町の魅力を堪能するイマーシブツアーを開催へ 「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が開業

2025年10月7日
編集部:飯塚 小牧

2025年10月7日(火) 配信

(左から)坂村社長、山田総支配人、土本社長

 東京・日本橋兜町にハイアットブランドの新ホテル「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が10月7日(火)、開業した。ハイアットが2019年に発表した新ブランドで、東京では初、世界で4軒目となる。同ブランドは、人と人とのつながり、地域コミュニティと共鳴する新しいホテルの在り方を提案しており、同ホテルでは開業を記念して、ホテルを起点に金融の街、兜町の新旧の魅力を探索するイマーシブツアー「旅先で出会った人ツアー」を11月から開始する。

 開業日に行われたオープニングセレモニーでは、同ホテルの所有・開発を担う平和不動産の土本清幸社長が登壇。「東証の大家さん」といわれる同社が推進する、「日本橋兜町・茅場町街づくりビジョン2040」に基づき、「ホテルを核に街全体の活性化を含めた事業展開をはかりたい」と街への好影響を期待した。

 日本ハイアットの坂村政彦社長は、同ブランドの特徴について説明。ホテルの中心にはロビーではなく、地域の人も気軽に集える、レストラン・カフェ・バー・レセプションが一体となった「Talk Shop(トークショップ)」を配置しており、「コミュニティを作る空間を目指している」と紹介した。同スペースでは、定期的なイベントも開催予定で、「気軽に楽しんでいただきたい」と述べた。

 山田政和総支配人はキーワードを「街とつながる」とし、地域に開かれたホテルを目指していくと意気込んだ。

イマーシブツアー「旅先で出会った人ツアー」

青いカップを手にしていると“旅先で出会った人”から話し掛けられる

 開業を記念したホテルオリジナルの「旅先で出会った人ツアー」は11月1日(土)から開催する。旅先で出会った人に連れられて兜町を巡る日帰りのイマーシブツアーで、参加者も世界観に入りながら、兜町の文化や歴史、食を体験する。宿泊者以外も参加できるツアーで、現在Webで予約を受け付けている。

 「BASIC」と「EXPERIENCE」の2つのコースを用意しており、それぞれ「直樹(なおき)」と「莉奈(りな)」の異なるキャラクターが案内を担う。

 参加者はまず、受付で「青いカップ」の飲み物を受け取り、トークショップで待つ。突如、“旅先で出会った人”に話し掛けられると、そこから不思議なツアーが始まっていく。ちなみに、青いカップの中身は兜町の「SR Coffee Roaster」とコラボレーションしたオリジナルブレンドコーヒーで、トークショップでしか味わえないという。

案内のようす

 ツアーでは、元銀行をリノベーションした複合施設などを訪れ、兜町の歴史や現在は飲食店などに生まれ変わった姿などを見学し、魅力を堪能する。そのなかの、「Omnipollos Tokyo」は元うなぎ屋を改装したビアショップ。金融街の兜町では、うなぎは「うなぎのぼりで縁起がいい」と愛されてきた歴史があるなど、案内を聞きながらの散策が楽しい。

 それぞれのコースで、立ち寄り先での軽食も用意。何が提供されるかは当日までのお楽しみという。

 開催日は11月1~3日、7~9日。BASICの所要時間は約70~90分で1人3300円、EXPERIENCEは所要時間130~150分で、参加費は1人8800円となっている。予約は特設サイトから。

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