ジャルパックが顧客満足度など6指標で1位を獲得 JCSI(日本版顧客満足度指標)25年度第3回調査発表
2025年10月3日(金) 配信

サービス産業生産性協議会がこのほど発表した「JCSI(日本版顧客満足度指数)」の2025年度第3回調査によると、旅行業では調査対象となった、OTAを含めた12企業・ブランドのうちジャルパック(平井登社長、東京都品川区)が顧客満足をはじめ、JCSIの6指標で1位を獲得した。
同調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」などを数値化・可視化して、企業や業種の成長に資する情報として用いることを目的とした日本最大級の顧客満足度調査で、計30以上の業種・業態、約400の企業・ブランドを対象に、年間数回に分けて実施している。6つの指標(「顧客期待」「知覚品質」「知覚価値」「顧客満足」「推奨意向」「ロイヤルティ」)を中心に顧客満足度を多面的に評価している。指標はこのほか、「感動指標」「失望指標」「CSR指標」もある。
第3回調査では、通信販売、旅行、フィットネスクラブ、銀行、電力小売、ガス小売、動画配信サービスの7業種を調査。このうち、旅行ではジャルパックが6指標を独占したほか、CSR指標でも1位に輝いた。感動指標のトップはクラブツーリズム、失望指標が最も少ないのは、Yahoo!トラベルとなった。
この結果を受け、ジャルパックは「お客様のアンケート調査、添乗員からの報告、定期的な”安全・CS推進委員会”の開催などを通じ、『いい旅、あたらしい旅。』の実現に向け、品質改善に努めてきた」とし、今後も「顧客満足ナンバーワンを目指していく」とコメントした。



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