全旅連青年部、26年全国大会開催地は「岡山県」に決定 11~12月ごろを予定
2025年9月24日(水) 配信

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太部長)は9月19日(金)、ハートンホテル心斎橋(大阪府大阪市)で臨時総会開き、第28回全国大会の開催地は投票の結果、岡山県に決まった。開催時期は2026年11月1日~12月15日ごろを予定している。
開催地に立候補したのは岡山県と山梨県、福井県、長野県の4県。このうち、岡山県は竹内崇県部長が「岡山駅直結のホテルグランヴィア岡山で開催する。業界の未来を共に語り、青年部活動がより活発になる大会とする」と語った。ビデオでは、近年増えているという実家に戻り宿で働く20後半~30代前半の若者に、未来の宿泊産業を支える意義も伝え、全国の青年部員との交流を深める会を目指すことをアピールした。エクスカーションの候補地は県北とした。
山梨県は渡邊大介県部長が日本各地を結ぶ羽田空港や東京駅からのアクセスの良さや、前夜祭でワイナリーとの商談場を設け、大会後も地域とつながれることをアピールした。
清水久能福井県部長は、4県で最も延べ宿泊者数が少ないため、空いた状態で大会やエクスカーションを実施できることを説明した。
長野県は河野克幸県部長が「前回の宮崎大会の熱気を引き継ぎながら、長野県での大会で、観光の魅力を世界へのアピールできるよう取り組む」と強調した。
その後、47都道府県の青年部長による投票が行われ、有効票46票のうち、岡山県は20票、福井県が10票、長野県は9票、山梨県が7票を獲得した。
最多得票により開催が決まった岡山県の竹内県部長は「気づきや実りがある大会にしていく。多くの人に来場してほしい」と語った。
臨時総会の冒頭には塚島部長が「各地域のブッロクや県同士の交流もあると思うが、青年部員が学びや気づきを得られる県に票を入れてほしい」と呼び掛けた。
また翌日に控えた9月21日(土)の宿フェスについて、「先輩方が宿泊産業を日本の基幹産業とするために尽力し、インバウンド消費額は自動車に次ぐ2位となった。世界から多くの人が訪れる大阪・関西万博で、(日本を代表する産業の一つである)宿泊観光産業として日本の観光をアピールしたい」と、開催への想いを語った。
全旅連の井上善博会長は「世界が注目する大舞台である大阪・関西万博の会場で宿フェスを開くことに敬意を表する。全旅連青年部の記録と記憶に残るイベントになることを祈念している」と述べた。





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