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5施設・1団体が加入、休会の規約改正を承認へ(第14回ピンクリボンのお宿ネットワーク通常総会)

2025年8月29日
編集部:長谷川 貴人

2025年8月29日(金)配信

総会のようす

 ピンクリボンのお宿ネットワーク(会長=畠ひで子・匠のこころ吉川屋女将、事務局=旅行新聞新社)は8月26日(火)、東京都内で2025年度第14回通常総会を開いた。新たに休会を追加する規約が承認されたほか、今年度は新たに5施設・1団体が加入し、計124会員となった。冊子に加え、WebやSNSでの発信強化についても検討を進めていく方針を示した。

 休会の規定については、自然災害で1年以上休業する場合は休会届を提出し、同会の承認を得たうえで再開まで休会扱いとする。休会届の提出は1年ごと。会費においても、1年以上にわたり休業する場合は次年度から休会扱いとし、年会費を免除すると追加した。

畠ひで子会長

 畠ひで子会長は冒頭、「日本は世界の中でも乳がんの受診率が非常に低いそうだが、最近は乳がんの検査でもAIが使われるようになってきた。医師の診断をサポートするためAIに学習させ、乳がんの超音波検査でも活用されている」と紹介し、今後のAI活用で乳がんの受診率が上昇することに期待を込めた。

 会としては「冊子発行やホームページ、マスコミなどを通じた情報発信をさらに強化する。全国の病院や医療関係者、乳がん患者団体と連携したシンポジウムや勉強会を開催し、会員宿泊施設の温泉入浴などの快適な環境づくり、さらなるおもてなし向上に向けて努力し、宿泊業界だけではなく、広く社会に向けた啓発の輪を広げていく」と説明した。

 会員報告では、25年度の新たな施設会員に、湯沢グランドホテル(新潟県・越後湯沢温泉)、ホテル紅や(長野県・上諏訪温泉)、至善天遊(静岡県・堂ヶ島温泉)、ホテル天山閣海ゆぅ庭(和歌山県・白浜温泉)、SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE(同)が入会。団体会員として、花巻観光協会(岩手県)が入会した。

 現在の会員数は、宿泊施設が103軒、旅館組合・女将会などの団体会員が5団体、企業会員が13社、賛助会員が3社の計124会員。

 会の活動としては、「ピンクリボンのお宿」冊子5万5000部を発行・配布したほか、新たにQRコードで冊子PDFを閲覧・印刷できるお宿冊子周知ポスターを製作。冊子は、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選表彰式会場や、東京・ビッグサイトで行われた国際ウェルネスツーリズムEXPOで配布した。

 今年5月に開かれたピンクリボンのお宿シンポジウム(静岡県・熱川プリンスホテル)では、地元新聞から取材を受け、大きな宣伝となった。

 このほか、JTBガイアレックのWeb商品との連携では、24年度のピンクリボンのお宿送客実績が25軒1261人となった。

 総会後は同会場で茶話会を開き、各宿や企業の取り組みを通して、会員同士が交流を深めた。

茶話会では会員同士が交流を深めた

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