HIS、閉場中の国立劇場で舞踊など体験 訪日客向けに日本文化ツアー販売
2025年7月30日(水) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は7月30日(水)から、日本芸術文化振興会と連携協定による事業として、訪日客向けに国立劇場での日本舞踊または邦楽体験と、新国立劇場での歌舞伎公演鑑賞を組み合わせた日本文化体験ツアーを発売している。
国立劇場は歌舞伎や文楽、舞踊、邦楽、雅楽など日本の伝統芸能の保存と振興の場として、長年さまざまな公演や、伝統芸能を未来へつなぐため伝承者の養成などを行う拠点として活用されてきた。施設老朽化への対応とバリアフリー化のために建て替えが決定し、2023年10月末に閉場した。
HISは24年7月、日本芸術文化振興会と国立劇場の再開場までの期間中、施設を有効活用する事業の実施において連携協定を締結。25年1月、一般には公開されていなかった国立劇場の舞台裏見学と新国立劇場での初春歌舞伎公演を鑑賞する日帰りバスツアーを訪日客に向けて販売して以降、連携事業を展開している。
今回発売するツアーは、 国立劇場で日本舞踊または邦楽の体験型ワークショップで日本の伝統的な身体表現や音の世界に触れ、その後新国立劇場の一等席において歌舞伎公演「仮名手本忠臣蔵」を英語イヤホンガイドで鑑賞する。料金は大人1人6万円。定員は各日15人。


HISの加治木宏本部長、大勢待利明市長、嶋田俊平さとゆめCEO兼沿線まるごと社長、沿線まるごとの田治米-伸康取締役-120x120.jpg)



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