25年度事業計画を発表、ジオツーリズムの推進など(四国ツーリズム創造機構)
2025年6月19日(木)配信

四国ツーリズム創造機構(半井真司代表理事)は6月16日(月)、四国ブランドの確立と国内外からの誘客拡大を目指す2025年度の事業計画を発表した。
同機構の発表によると、24年の四国における外国人延べ宿泊者数は前年比76・0%増の約162万2000人泊となった。一方で、日本人延べ宿泊者数は同11・1%減の約1264万7000人泊に留まり、国内観光客の回復が課題となっている。
25年度事業計画では、新規施策として、四国のジオパークを切り口にした「ジオツーリズムの推進」や、夏の酷暑による旅行需要の減少に対応するため、涼感スポットを五感で楽しめるキャンペーン「キーーーンと四国!しこくーる」を展開する。
既存施策の四国観光・旅アプリ「しこくるり」の利活用や四国観光商談会(東京・大阪)の開催、アドベンチャートラベルに対応するスルーガイドの育成などは継続して取り組む。
インバウンドに向けては、これまで重点的に取り組んできた大阪・関西万博に向けた「旅マエ」プロモーションに加え、「旅ナカ」「旅アト」の施策を強化。万博期間中には大阪・難波で四国の魅力を発信するプロモーションイベントも実施する。