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レンタサイクルを基軸にしまなみ海道を活性化 実証実験で利用者向けアプリ開発・提供など しまなみジャパンなど5者

2023年10月10日(火) 配信

「レンタサイクルを基軸としたしまなみ海道活性化事業」の実証実験を開始

 しまなみジャパン、ナビタイムジャパン、NTTコミュニケーションズ、伊予銀行、いよぎん地域経済研究センターの5者は10月6日(金)から、「しまなみ海道エリア」における観光消費拡大をはかるため、レンタサイクル利用者向けアプリなどを活用した観光DXに関する実証実験を始めた。

 しまなみ海道では、2019年のレンタサイクル貸出台数が15万台にのぼるなど、広島県尾道市や愛媛県今治市などの周辺地域の観光振興において、大きな役割を担っている。

 この実証実験では、①レンタサイクル利用者向けスマホアプリの開発・提供による旅行者の周遊促進②レンタサイクル予約・貸出業務のデジタル化による業務効率化・生産性向上③データ連携基盤の構築によるしまなみ海道エリアの観光地経営の高度化──などを行う。

 今後の展開として、「実証終了後も各取り組みを継続し、レンタサイクルを基軸としたしまなみ海道の活性化をはかる。また、マイバイク利用者や他観光客へのサービス展開や周遊促進だけではなく、消費促進に直結するような施策、地域事業者と連携した共同施策などにも取り組み、さらなるしまなみ海道の活性化をはかっていく」考えだ。

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