別府市に「SHONIN PARK」オープン Park-PFIでTKPが複合型リゾート展開
2025年6月10日(火) 配信

ティーケーピー(TKP、河野貴輝社長、東京都新宿区)は7月24日(木)、大分県別府市に「SHONIN PARK」(上人ヶ浜町504―1)を開業する。同社は同市のPark-PFI(公募設置管理制度)「上人ヶ浜公園設備運営事業」で設置等予定者に選ばれており、公園内で体験型宿泊施設や温浴施設、飲食店など複合型リゾート施設を展開する。
「SHONIN PARK」は公園の再生と観光の質的向上をはかるとともに、地域住民が日常的に集える開かれた空間を目指す。同社は「別府市の新たなランドマークとして、訪れる方々に非日常感のある特別なひとときや、新たな出会い・発見を提供していく」と意気込む。
施設内に設ける、体験型宿泊施設「ISHINOYA 別府」はコンテナを活用した施設で、全室オーシャンビューの離れ形式のコテージタイプとして設計している。全23室で源泉かけ流し温泉を利用でき、一部の客室には専用の露天風呂やバーベキュー設備を備えている。宿泊予約は6月23日から開始する予定。
「Sand SPA」は最大48人まで利用可能な砂湯を設けた温浴施設。大浴場は源泉かけ流しで、別府温泉が堪能できる。館内にはバーカウンターも備える。
レストラン「Grill Takka」は地元の食材を生かしたグリル料理を中心に、全時間帯で営業する。テラス席や半個室も備え、宿泊者以外もさまざまな場面で利用できる。