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温泉のトレカ「温泉トレコ」 5月5日に下呂温泉小川屋で販売イベント

2025年4月23日
編集部:飯塚 小牧

2025年4月23日(水) 配信

現在約130軒で販売されている温泉トレコの一例(金泉閣と金泉の湯温泉)

 トレーディングカードの企画・販売を行うTORECO(大貫康喬社長、大阪府大阪市)は5月5日(月)、岐阜県初の「温泉トレコ」導入施設に決定した、「下呂温泉 小川屋」で販売イベントを実施する。日本の温泉施設の魅力をPRするトレーディングカード「温泉トレコ」は温泉施設へ足を運ぶきっかけになればと、同社が2023年10月1日から開始したもの。現在全国で約130軒の温泉施設で販売されている。

 「温泉トレコ」には温泉の魅力を伝える写真や泉質、効能などが掲載され、シリアル番号が付与される。シリアル番号を入力するとスマートフォンでもコレクションできる専用アプリも用意している。小川屋のイベントでは温泉トレコ購入とアプリダウンロードで同宿の人気サービスが体験できる特典を用意する。

 同商品は、温泉マニアのスタッフが大好きな温泉が廃業したことを受けて、「温泉をなくさない方法はないか」と社内で相談したことが開発の背景という。トレカは行った場所でしか購入できないため、足を運ぶきっかけを提供することで、温泉地の活性化につながればと期待する。

 購入者からは、「週末にバイクで温泉トレコ集めにはまっている。現在60カ所集めた」(東京在住・20代女性)などの声があがっているほか、導入した旅館からは「広告宣伝費を捻出するのが厳しいなか、新たな人の流れを作るアイテムになっている」「温泉トレコ目当てで来てくれた方で日帰り温泉も賑わっている」などの効果が寄せられているそうだ。

 大貫代表は「週末に神社やお寺で御朱印を集めるのと同じように、週末どこかに行きたいよねと迷ったときに『温泉に行って温泉トレコもらいに行こう』となるように日本中に広めていきたいと思っています」と意気込む。

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