「萩の宿 常茂恵」が春画宿泊会席プラン 21万人が熱狂した春画展と協賛企画
2025年2月28日(金) 配信

今年3月から山口県萩市で開催される春画展にあわせて、創業100周年を迎える老舗旅館「萩の宿 常茂恵(ともえ)」は同春画展に協賛し、特別宿泊プラン「海の幸が華を添え、舌の上で江戸の風雅が蘇る☆春画会席プラン」と「春画ランチ」を提供する。
春画は江戸時代に「笑い絵」とも呼ばれ、庶民から大名まで幅広く親しまれた文化の粋。葛飾北斎、喜多川歌麿、春信など、日本の名だたる浮世絵師たちが自由に想像力を開放し、遊び心と芸術性を兼ね備えた作品を生み出した。
その芸術性は国際的にも高く評価され、2013年に大英博物館で開催された春画展では大きな反響を呼び、15年に東京で開催された春画展では3カ月で21万人を動員した。
萩は、江戸の歴史と文化の薫りが色濃く残る町。城下町の風情が今も息づき、訪れる人々に江戸の粋を感じさせる。「この特別な地で、春画の美とともに、江戸の雅を味わう旅を楽しんでほしい」(常茂恵)としている。

春画の持つユーモアと美を料理に落とし込んだ創作会席を提供する「春画会席宿泊プラン」は1人2万9500円~(1泊2食付き、2人利用)。
春画ランチは5980円(2人~)。両プランとも特典として、オリジナルランチョンマット・箸袋・箸置きや、オリジナル春画ポストカードをプレゼント。そのほか、春画展の入場チケットなどを特別価格で提供する。
春画展「春画(はるが)来た!」は、同市「熊谷美術館/熊谷家住宅」で3月28日(金)~6月29日(日)まで開催(前期は3月28日~5月11日、後期は5月16日~6月29日)。