川重と東海バス、ヘリコプターと高級バス合わせる タイパ重視の旅行提案
2025年1月24日(金) 配信

川崎重工業(橋本康彦社長、東京都港区)と、東海バス(田中直人社長、静岡県伊東市)はこのほど、ヘリコプター手配サービスZ-Leg™︎(ゼータ・レグ)とハイグレード小型貸切バス、グランリュクスを組み合わせ、タイムパフォーマンスにこだわった旅行「優雅な空の旅とラグジュアリーなバスで巡る伊豆観光日帰りプラン」を売り出した。
伊豆半島(静岡県)は魅力的な観光資源を有する一方で、渋滞などの課題を抱えている。同プランで課題解決をはかり、より多くの観光客を呼び込むことで、地域活性化につなげる。
同プランは、川崎重工業のゼータ・レグで手配するヘリコプターと、東海バスのグランリュクスを合わせた商品。記念日などの贅沢な旅を検討する国内外の富裕層へ向けに発売していく。
参加者は静岡県の下田または修善寺までの往復空路でゼータ・レグ、現地の移動でグランリュクスを利用する。東京都内のヘリポートを起点に、高層ビル群や相模湾、伊豆のジオパークへと移り変わる景色を見下ろし、ヘリポートに着く。その後、同バスで利用客の要望やスケジュールに合わせた場所を巡る。
東京から下田までの所要時間は陸路で約3時間掛かるが、ヘリコプターは約45分。2月1日(土)~28日(金)に開催され、道路混雑の激しくなる河津桜まつり時期において、利用客は午前8時ごろに都内を出発し、河津桜や伊豆ならではの複数の体験を楽しみ、夕方に都内へ戻ることができる。
同商品を1日利用する際の料金の目安は、最大8人の1グループで約300万円。