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【如心の里ひびき野(伊香保温泉)養田博美女将に聞く】静寂の空間で事業の多角化進める

2024年4月27日
編集部:増田 剛

2024年4月27日(土) 配信

養田 博美(ようだ・ひろみ)女将

 群馬県・伊香保温泉のシンボル石段街から少し離れた場所に、約1万5千坪の広大な敷地に佇む62室の宿「如心の里 ひびき野」(養田博美女将)はある。昨年7月には、キャンプと温泉&サウナ、ドッグランなどを備えた複合施設「LUONTO」をオープンするなど、事業の多角化を進め、個性溢れる宿として注目を集めている。伊香保温泉旅館協同組合の婦人部「お香女会」の部長として地域の魅力づくりにも取り組む養田女将に話を聞いた。

【増田 剛】

 ――「如心の里 ひびき野」の歴史について教えてください。

 20年ほど前に縁があって今の施設を運営することになりました。
 この施設に初めて訪れたとき、大雪が降っており、何一つ物音がない、静寂の中で時が止まったような感覚に満たされ、妙に心が落ち着いたのを覚えています。
 ふと、織田有楽斎(織田長益)の茶室「如庵」が思い浮かび、「そのままの飾らない心で過ごしていただきたい」との想いを込めて、「如心の里」としました。
 そして、お客様と宿主の心が、声や音が無くても共鳴し合えるように、「ひびき野」と名付けました。
 当初は宿の名前を知ってもらうところからのスタートで、

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