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ブッキング・ドットコム、旅行トレンドを予測 24年は「旅が人生の原動力」に

2023年12月14日
編集部:長谷川 貴人

2023年12月14日(木) 配信

24年の旅行トレンド予測について報道向け発表会が行われた

 ブッキング・ドットコム・ジャパン(東京都港区)は12月12日(火)、2024年の旅行トレンド予測と調査結果を発表した。同社よると、これまで旅行が日常から抜け出すための手段とみなされてきたが、24年は「Travel is LIFE」という考え方に変わっていき、旅行が最高の生き方をするためのきっかけを生み出す年になると予測した。同社の大畑智美広報部長は「旅が日常から逃れるための手段だけではなく、この先の最高の人生を描くためのヒントを求めるものになる」と捉え、同日に報道向け発表会を行った。

ブッキング・ドットコム・ジャパンの大畑智美広報部長

 同調査は、今後1~2年以内に旅行に出掛ける予定のある成人を対象にオンラインで行い、23年3月に集計されたもの。調査開始以来、最多となる33の国と地域の2万7000人超の回答を集めた。

 これによると、世界の旅行者の4分の3以上の78%(日本の旅行者の68%)が「休暇中はいつにも増して生き生きした気分になる」と回答した。68%(同55%)が「日常に戻っても休暇中の自分のようでありたい」と答え、その理由として、68%(同67%)が「休暇中は最高の自分になれる」などを挙げた。24年には旅が人生の原動力であると捉えられる傾向を示し、「Travel is LIFE」という考え方に変わっていくと予測した。

7つの旅行トレンド、旅が人生のヒントに

 このうえで調査結果を基に、ブッキング・ドットコム独自のデータと知見を併せて考察した、24年の7つの旅行トレンド予測を発表した。

 1つ目の「もう1人の自分・主人公の私を楽しむ旅」では、旅先で最高の「もう一人の自分」になりきり、より生き生きとした時間を楽しむ旅行者が増えると予想した。要因として、62%が誰も自分のことを知らない旅先で、いつもと違う自分になれるところを好むと回答。いつもと違うレベルアップした自分になりきるスリルを好み、最高の自分を創り出すためならどんな苦労も惜しまないと推察した。

 2つ目の「水を通じて、生きている実感に触れる旅」では、世界各地で記録的な暑さが観測されるなか、より多くの旅行者が涼しい場所でリフレッシュしたいと考えると予想。この傾向から、水や雪を近くに感じられるアクティビティのほか、氷を活用するリラックスや健康促進を追求するリトリート、水中ホテル、マーメイド体験など「水」に関連した旅行が増えていくと考える。

 3つ目の「偶然に導かれる、発見に満ちた旅」では、旅行中のサプライズ要素に身をゆだね、知らない世界を見たいと考える旅行者が増えると予想。調査結果から、旅行は計画ありきという考えから、偶然の出会いを大切にしたいという思いに、考え方がシフトしていると分析している。

 4つ目の「五感で味わい、風土想う食体験」では、61%が今まで以上に旅先の名物料理のルーツを知りたいと回答。これを受けて、食文化の掘り下げのほか、食体験や伝統的な味覚への需要が増えることを期待する。

 5つ目の「憧れのひとときを、アラカルトラグジュアリーで叶える旅」では、生活費の高騰を背景に、旅行費用を抑えながらも高級感のある旅で贅沢感を満喫する旅行者が増えると予想。この旅行を実現するために、56%がAIによる旅行計画のアドバイスを求めていると回答した。

 6つ目の「デザイン美+マインドフルネスで、美意識をアップデートする旅」では、より思慮深い旅行をしたいと考える旅行者にインスピレーションに与えるような、サステナブルで心満たされる美しさを堪能する旅など、刺激的な旅の選択肢が広がりを見せる。

 7つ目の「よりよい明日へとつながる旅」では、自分が望むような生き方を取り戻せるよう、自己改善を目的とした旅行を予約する傾向を示した。深い眠りを得ることを目的として、睡眠コンシェルジュや最先端のテクノロジーを活用した「スリープツーリズム」という新たな旅行の時代の到来を紹介した。

ロマンティックモダンな装いを再現したルームセット

 発表会場には、旅行トレンド予測にあるアラカルトラグジュアリーを表現したホテルのルームセットが展示された。インテリアデザインを担当したアールティー・ヘンマ(東京都渋谷区)社長の竹川倫恵子氏は「誰かと一緒ではなく、女性が自分らしさを探す初めての1人旅で選んだ憧れの一室」を表現したと話す。

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