「安心して阿蘇に」、火口1キロ以上は通常営業(熊本県)
熊本県は昨年12月2日、阿蘇山の11月25日からの噴火活動について、8月30日以降の中岳第一火口から1キロ圏内の立ち入り規制以上の変化がないことを改めて発表。火口周辺の規制区域外の施設も通常通り営業していることを強調した。
噴火活動で、阿蘇全体が危険との風評があり、改めて正確な状況を発信し、観光への影響がないことへの理解を求めている。
阿蘇山ロープウェー乗り場の「阿蘇スーパーリング」や「阿蘇火山博物館」、「草千里ヶ浜」周辺も噴火活動前と同じ状況で、多くの観光客が訪れている。
また、10キロ以上離れた阿蘇・内牧温泉やJR阿蘇駅、白川水源はもちろん、15キロ以上の産山温泉、黒川、杖立温泉などもまったく問題ない。
県では「これまで以上におもてなしの心をもって、お客様をお迎えしたい。安心して熊本・阿蘇にお越しいただきたい」と呼び掛けている。
なお、阿蘇山の最新の噴火情報についてはホームページ(http://www.aso.ne.jp/~volcano/)から確認できる。