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プラザクリエイト 「アルプスBASE」オープン 飯島町にグランピング施設

2022年11月25日
編集部

2022年11月25日(金)配信

アルプスBASEの4つのドーム型テント

 写真サービスのパレットプラザなどを展開するプラザクリエイト(新谷隼人社長、東京都中央区)は、10月4日に長野県・飯島町で初となるドーム型グランピング施設「アルプスBASE」を開業した。9月30日―10月1日には、地元関係者やメディア向けのオープニングイベントとして体験会とレセプションが行われた。

【古沢 克昌】

 オープニングイベント【1日目】施設内見学では、2つのアルプスが一望できる千人塚公園の中に建てられた4つのドーム型テントを公開した。冷暖房完備のテント内には、ベッド2台とエキストラベッド(布団)が2台あり、4人まで宿泊可能。グランピング初心者や家族連れにも安心の室内で、参加者からは「広々とした快適な空間で子供も連れていけそう」「インテリアもおしゃれで素敵。公園の中にいるのを忘れてしまうくらい、ホテルのような綺麗さ」などの声が上がった。

冷暖房完備のドーム型テント内

 アルプスBASEでは、千人塚公園の豊かな自然を満喫するアクティビティを用意。今回はSUP、ニジマス釣りを体験した。参加者からは「初めてのSUP体験だったが、インストラクターの丁寧でユーモアたっぷりな指導のおかげで楽しく体験できた」「綺麗な風景の中で、水の音を聞きながら行うSUPは日々の疲れを癒す最高の時間になった」という感想が聞かれた。釣り堀ではニジマス釣りを体験し、釣った魚は夕食時に提供された。

 夕食を囲んで行われたレセプションでは、アルプスBASEを手掛けたプラザクリエイトの新谷社長が「地域の方々など多くの人に助けていただきながら開業を迎えることができた。この町の良さをたくさんの人に知ってほしいという強い気持ちを持った飯島町の皆様となら、より良い施設ができると確信し、この事業をスタートさせた。アルプスBASEが思い出の広場となり、明日への活力となることを願っています」とあいさつした。

 また、飯島町の下平洋一町長も登壇し「待ちに待ったグランピング施設がいよいよオープンします。2つのアルプスに囲まれた飯島町には自然の豊かさに加えて、この地に住む人の温かさという魅力があります。四季を通じてさまざまなプログラムを体験していただき、飯島町の魅力を存分に感じてもらいたい。ここアルプスBASEから『まじいい、いいじま』を日本全国に発信して参ります」と意気込みを語った。

 夕食では、日本アルプスから流れる清流で育った川魚や地元野菜、信州プレミアム牛など地元産の食材を使用したBBQメニューを提供。地元農家からの旬な野菜、地元の方が作ったジビエ肉のソーセージなど、地産地消にこだわった。また地元のおばあちゃん直伝の五平餅はクルミ・餅・味噌、すべてが自家製。シェフは「ゲストには、アルプスBASEに宿泊するだけではなく、食を通して飯島町や地元の店舗のファンになってもらいたい。地域みんなでつくるアルプスBASEを目指している」と話した。

 【2日目】朝食では、こだわりの地元の食材を贅沢に使った朝食を提供。四季折々の旬の食材を味わってほしいという思いから、季節や気温に応じてメニューを少し変えている。朝食で使用するカンパーニュは千人塚公園近くにあるベーカリー「自然酵母パン チョコタン」から提供。店主は「生地作りから焼き上がりまですべてにこだわっている。天然酵母と米麴を使用することで、もっちりとして甘みがある。たくさんの人に地元のおいしい食材とパンを味わってほしい」と語った。

 アルプスBASEは千人塚公園キャンプ場(長野県上伊那郡飯島町七久保3017―107)に位置する。キャンプ場までは山道はなく舗装された道路で移動ができる。  宿泊価格は4人1室で大人1人当たり1万2980円から(季節によって変動あり)。

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