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旅のUDアドバイザー「スペシャルサポーター」に三代達也氏(車椅子トラベラー)と古今亭菊千代氏(手話落語)を任命(ケアフィット推進機構)

2022年9月9日
編集部:増田 剛

2022年9月9日(金) 配信

古今亭菊千代氏(左)と三代達也氏(右)

 資格「旅のユニバーサルデザイン(UD)アドバイザー」を認定するケアフィット推進機構(冨樫正義代表理事)は、開講2周年を機にUDの社会的認知度向上を目指す目的で、車椅子トラベラーの三代達也氏と、手話落語の古今亭菊千代氏を「スペシャルサポーター」に任命した。

 今後2氏は、それぞれの活動やSNS(交流サイト)を含む、さまざまなメディアを通じて、ケアフィット推進機構と共に、障害のある人の旅行環境整備と、その必要性に関する情報を発信していく。

 ケアフィット推進機構は「旅のUDアドバイザー」をはじめ、「シニアフードアドバイザー」や「生活習慣病予防プランナー」、「准防災介助士」など資格認定を行っている。

三代達也氏

 三代達也(みよ・たつや)氏は、2017年に車イスで9カ月間、単独世界一周の旅をきっかけに「車椅子トラベラー」を名乗り始める。「誰かの一歩に繋がる旅」をテーマに、全国の観光地におけるUD化の監修を行いながら、自身のYouTubeでも車イス目線の旅を発信している。

 現在は沖縄県に移住し、当地の魅力をSNSで発信しながら、小学生から大学生までユニバーサルツーリズムや心のバリアフリーについて授業を行い、リハビリテーション学校の非常勤講師も務める。

 三代氏は「旅×ユニバーサルデザインは今後さらに重要視されるテーマだと思います。スペシャルサポーターとして、これまで以上に旅の魅力が伝えられるよう尽力いたします」とコメントしている。

 

古今亭菊千代氏

 古今亭菊千代(ここんてい・きくちよ)氏は、1984年古今亭円菊門下に入門し、93年江戸では初となる女性真打に昇進する。「聴覚に障害のあるお客様にも落語を楽しんでもらえるように」と、手話落語を始めて32年になる。世界一周クルーズのピースボートでは2000年から水先案内人として度々乗船し落語の公演やワークショップを開催している。

 菊千代氏は「仕事柄旅に出ることも多く、障害のある方への配慮の必要性を日々感じておりました」とし、「スペシャルサポーターとして微力ではありますが、すべての人が気持ち良く旅に出られる環境を整える仕事のお手伝いをさせていただきます」と意気込みを語る。

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