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「津田令子のにっぽん風土記(82)」御前崎の春は花盛り~静岡県御前崎市編~

2022年2月13日(日) 配信

浜岡砂丘カワズザクラ
御前崎市観光協会事務局長 小野木邦治さん

 「御前崎の春の到来は、河津桜が咲き始めるころから始まるんですよ」と御前崎市観光協会の小野木邦治事務局長はおっしゃる。

 

 南国リゾートの雰囲気漂う御前崎といえば、セイリングやウインドサーフィンなどのマリンスポーツの聖地としても有名だ。かつてウインドサーフィンの国際大会の舞台になったこともある。「片手にボード、片手に波乗りバーガー(新鮮なマヒマヒを贅沢に使った御前崎オリジナルのバーガー)を持つ若者が、海辺を闊歩する光景は御前崎らしいと思いますね」と小野木さん。12月から2月までは比較的波が小さいので、これからがよい季節になるという。

 

 花の季節の到来でもある。これからの季節、色々な花が次から次へと楽しめる。「昨年も今年もコロナの影響でさくらまつりはできないのですが、2月中旬から3月初旬が見ごろ。浜岡砂丘近くの白砂公園にある太平洋自転車道沿い600㍍に一斉に咲くので、見ごたえあります」。

 

 下朝比奈にある、あらさわふる里公園は総面積15・4㌶の里山を背景に水と緑の豊かな自然が自慢の憩いの場所だ。「この公園では2月上旬からり紅梅や白梅、しだれ梅計約200本が見ごろを迎え、公園内の一角で美しさの競演が楽しめます」と話す。また、2月中旬からはあらさわ紅桜、3月上旬から3月下旬にかけては寒緋桜が咲き、さらに陽光桜、ソメイヨシノの順に約230本の桜が色鮮やかなピンク色の花を咲かせる。

 

 桜が池の池宮神社のソメイヨシノも美しい。御前崎半島県立自然公園の一環にあり、県の自然森百選にも選ばれている「桜ケ池」の畔に約2万年前にできた砂丘堰止湖で、広さは約2万平方㍍。平安時代末期に比叡山の高僧、皇円が苦しむ人々を救済するため当時一番長生きすると信じられた龍に姿を変え桜ケ池に鎮められたという。それ以降、願いを叶えていただける龍神様として広く信仰をあつめていて湖畔にたたずむ社殿は市の有形文化財に指定されている。

 

 太平洋に突き出した御前崎は、晩秋から春にかけては海から昇る朝日と海に沈む夕日が見える場所でもある。御前崎ケープパークの西にある展望台「夕日と風が見えるん台」は絶好のビュースポットだ。ここに立つ潮騒の像は、恋人の聖地の認定を受けカップルにも人気だという。「とくに11月から3月までは朝日も夕日も見られるのでおすすめ。花を見た後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか」と小野木さんは話す。

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

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