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微増の91万8千人、外語案内ツアーが好調、はとバス13年度

2014年7月21日
編集部

 はとバス(金子正一郎社長)がこのほど発表した、2013年度(2013年7月1日―14年6月30日)の東京観光輸送人員は、前年度比0・5%増の91万7800人と、20年ぶりに90万人を超えた前年度と同水準を維持した。日本人客の利用は微減したが、訪日客向けに英語・中国語で案内するツアーが好調だった。

 日本人客の利用は同1・6%減の85万88人と微減。東京スカイツリー展望台入場付ツアー(全15コース)は2年目を迎えて人気が落ち着き、同6・8%減の24万490人となった。そのほか、減少の要因として2月の大雪で約7千人の大幅キャンセルがあったことなどがあげられる。一方、オープンバスで運行する短時間ツアーは同4・8%増の12万448人と好調に推移。夜景やニューハーフショーを楽しむ夜のコースも同3・7%増の14万3800人と前年度より増加した。

 訪日外国人向けの英語・中国語での案内ツアーは、同38・5%増の6万7712人と、震災前の09年度(09年7月―10年6月)以来4年ぶりに6万人超えとなった。

 ツアー言語別では、英語ツアーが同30・7%増の5万3410人、中国語ツアーが同80・9%増の1万4302人。東南アジアからの訪日客増加が大きな要因で、シンガポールやマレーシアなどからの中国語案内ツアーへの参加増加も目立った。

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