2025年2月訪日外客数(推計値)は16・9%増の325万8100人。2月として初の300万人突破(JNTO)

2025年3月21日(金) 配信

 日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年2月の訪日外客数(推計値)によると、前年同月比16・9%増の325万8100人と、2月として初めて300万人を突破した。

 一部市場で旧正月(春節)休暇が2月初旬まで続き、旅行需要の高まりがみられたほか、豪州や米国などのスノー需要が数値を押し上げた。

 市場別では、ベトナムが単月過去最高を更新。韓国や台湾、タイ、シンガポール、インド、豪州、米国、英国、北欧地域、中東地域など19市場で2月として過去最高を記録した。

 一方、出国日本人数は、同20・7%増の118万1100人と前年を大きく上回った。

公式キャラクター“ミカゴン”誕生 「竜宮城スパホテル三日月」創立25周年を記念して

2025年3月20日(木) 配信

ミカゴン

 竜宮城スパホテル三日月(直井良介統括支配人、千葉県木更津市)は創立25周年を迎えた。これに合わせて「お客様へのこれまでの感謝と、これからも愛され続けるホテルであり続けたい」との想いを込めて、公式キャラクター“ミカゴン”が誕生した。

 ミカゴンは今後、「竜宮城スパホテル三日月」と「きぬ川スパホテル三日月」でPR活動などを積極的に行っていく。

 2000年に現在の地(木更津市)に日帰り温泉施設として「スパ三日月竜宮城」の営業を開始以降、02年に竜宮亭、16年には富士見亭を開業、今年25周年となる。

 3月20日(木)~4月6日(日)まで、“ミカゴン”誕生記念キャンペーンを実施する。先着300人にミカゴンスティックバルーンの配布や、ミカゴングッズ購入者にはオリジナルステッカーをプレゼントするなど、さまざまな特典を用意している。

小学生向けに「北海道観光学習教材」作成 観光の重要性とおもてなしの心学ぶ 北海道観光機構

2025年3月19日(水) 配信

デジタルブック教材

 北海道観光機構はこのほど、道内の小学生向けのデジタルブック教材「北海道観光学習教材」を作成した。次世代を担う子供たちに、北海道や地域の魅力と観光の重要性を知ってもらい、おもてなしの心の機運醸成をはかるのが狙い。

 同教材は北海道内の小学校中・高学年の社会科や総合の授業向けに作成。校外学習や事前指導、そのほかの学習などさまざまな場面で広く使えるという。教材を使用した授業をする際の手助けになるように、各単元の授業展開のポイントや板書案を掲載した「教師向け手引書」も合わせて作成した。

 具体的には「観光」が北海道にもたらす経済効果や、観光地としての魅力、観光業に携わる人々のインタビューなどを掲載。デジタルブック形式で、オンラインでも閲覧可能なほか、PDF形式も用意する。また、道内の小学校2校が協力し、同教材の活用を想定した「模擬授業」を実施。授業のようすをアーカイブ映像でWebページに掲載している。

東京・日本橋室町エリアで4月6日まで桜フェス 夜にはライトアップも

2025年3月19日(水) 配信

桜のれん

 日本橋室町エリアマネジメントは3月19日(水)~4月6日(日)まで、東京・日本橋室町エリアで、「SAKURA FES NIHONBASHI2025」を開いている。街中は桜をイメージした「桜のれん」や、お花見気分を盛り上げる「桜ちょうちん」などで彩られ、夜には各所でライトアップを行う。各種イベントの実施や、周辺の店舗がこのときしか味わえない「桜」をテーマにしたメニューやグッズを展開する。同イベントは今年で12回目。

初開催の「日本橋パフェス」(写真はPAYSAGEの「クープフレーズ~苺と桜~」)

 今年、初めて登場するのは屋外カフェ「日本橋桜スイーツカフェ」。第1弾として、3月19~23日まで「日本橋パフェス」を実施する。日本橋 千疋屋総本店と文明堂カフェ、イマノフルーツファクトリー、PAYSAGEがキッチンカーで出店し、春らしいパフェを販売する。各日午前11時~午後6時まで。

 3月29~30日は「ニホンバシ桜屋台」を開催する。「福徳の森」周辺に日本橋全域の老舗飲食店やホテル、商業施設など約30軒が多彩な屋台を出店。老舗寿司店による「本鮪にぎり」や鰻屋による「鰻くりから焼」などのほか、各店舗が2日間だけの限定メニューも売り出す。

 また、今年は「ニホンバシ桜屋台」にステージを設置。ストリートライブイベント「日本橋Music Liver」や日本橋の食を支える料理人へのインタビューなどを行う。夜は「ニホンバシ桜屋台Night」と題し、日本橋三越本店とコラボレーションした特別プログラムとして、ミニコンサートなどを開催する。

桜ミニバッグ

 桜メニュー・グッズを展開するのは約240店舗。桜のスイーツからドリンク、春野菜やフルーツを使ったフードなどを各店舗が売り出している。イベントの期間中、各所で配布している「桜ミニバッグ」や封入されているリーフレットを提示すると、ドリンク1杯無料など、特典を用意している店舗もある。

 そのほかのコラボイベントとして、昨年好評だったという木村屋總本店と為末大氏による「ぱん食い競争協会」が企画する「第2回ぱん食い競争」を4月6日(日)に開催する。

 主催者は日本橋周辺には「江戸桜通り」や「浜町川緑道」など桜が美しいスポットが多数あると紹介し、「桜の咲くシーズンには周辺の見どころスポットを回って日本橋を満喫するのもおすすめ」と同エリアへの来訪を呼び掛けている。

沖縄県名護市「サニータコス」の「黒糖シナモンチップス」、初の県外販売店は「道の駅さかい」(茨城県・境町)に

2025年3月19日(水) 配信

サニータコスの「黒糖シナモンチップス」

 沖縄県名護市「サニータコス」の人気お土産商品「黒糖シナモンチップス」、初の県外販売店は「道の駅さかい」(茨城県・境町)に――。

 サニーモーメント(大滝徹也社長、沖縄県名護市)が運営するテイクアウトのタコス店「SUNNY TACOS(サニータコス)」は3月19日(水)、茨城県・境町の「道の駅さかい」で、自社製造のお土産商品「黒糖シナモンチップス」の販売をスタートした。沖縄県以外での「黒糖シナモンチップス」の販売は初めて。

 黒糖シナモンチップスは、2023年に名護市のふるさと納税返礼品にも選ばれ、昨年7月には同市の特産品認証制度「くくるナゴStory」に選ばれている。

道の駅さかい(茨城県・境町)

 「道の駅さかい」は国道354号線沿いにあり、茨城県県西部と千葉県の県境に位置している。茨城県内4番目の道の駅として1996年に完成し、今年28年目を迎える。

 地元の特産品だけではなく、全国から厳選された美味しい品を取りそろえているのが特徴。地元の素材をふんだんに使用したサンドイッチ店「さかいサンド」や、友好交流協定を結んでいる沖縄県・国頭村のアンテナショップ「沖縄県国頭村公設市場」、完全予約制の鉄板焼店「SAKAITEPPAN by Wolfgang Zwiener」など、こだわりのグルメが充実。町内を定常運行している自動運転バスの発着駅にもなっている。

【匠のこころ 吉川屋】”石原裕次郎の魅力”スペシャルトークライブ 5月31日(土)開催

2025年3月19日(水) 配信

「石原裕次郎 昭和太陽伝」5月31日開催

 福島県・穴原温泉の「匠のこころ 吉川屋」(畠正樹社長)は5月31日(土)、料理をお楽しみながら、昭和の大スター「石原裕次郎の魅力」を豊富な映像資料とともに語る「俳優・小野武彦×娯楽映画研究科・佐藤利明 スペシャルトークライブ」を開催する。題して「石原裕次郎 昭和太陽伝」。

 会場は吉川屋のコンベンションホール「瑞光」、午後4時30分~8時まで。料金は1万8500円(夕食・1ドリンク・鑑賞料・税金・サービス料込)。宿泊プランも用意している。

 申込みは5月28日(水)まで。なお、定員に達し次第受け付けを終了する。

匠のこころ 吉川屋

 「匠のこころ 吉川屋」は、飯坂温泉の奥座敷「穴原温泉」の老舗旅館。今年で創業185年を迎える。料理は旅行新聞新社主催「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で毎年上位入賞するなど、高い評価を得ている。

 2023年4月には、幅5㍍、高さ3㍍のボルダリング設備を備えたキッズスペースをオープン。漫画好きな7代目社長が厳選した名作漫画4000冊をそろえるブックラウンジも家族連れに人気を博している。

北海道日本ハムファイターズの2試合観戦ツアーを販売 鶴岡慎也氏のトークショーも ANA X

2025年3月19日(水) 配信

ホームグラウンド「エスコンフィールドHOKKAIDO」で応援

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)は3月18日(火)、北海道日本ハムファイターズを応援するツアーを売り出した。ホームグラウンドの「エスコンフィールドHOKKAIDO」でナイターとデーゲームが観戦できる。

 ツアーは5月30日(金)出発の2泊3日。1日目はナイター、2日目はデーゲームの2試合を観戦する。2日目の観戦後は、通常はダイヤモンドクラブシート契約者しか利用できない特別ラウンジ「DIAMOND CLUB LOUNGE sponsored by ANA」で、球団OBの鶴岡慎也氏のトークショーと抽選会を実施する。

 出発地は羽田空港と伊丹空港。基本の旅行代金は2人1室利用で1人16万8000円。募集定員は40人。詳細・申し込みは同社Webサイトから。

飯能駅にムーミンのオブジェ設置 市街地の賑わい創出と回遊性向上を

2025年3月18日(火) 配信

5者の代表がセレモニーに出席(左から3人目が新井市長)

 埼玉県飯能市(新井重治市長)はムーミン物語(小幡匡志社長)や西武鉄道(小川周一郎)などとムーミンバレーパーク開業6周年記念日の3月16日(日)、西武鉄道飯能駅にムーミンキャラクターオブジェを設置した。同日は、まちなかでは初の設置となるオブジェの披露セレモニーを地域の子供たちを招いて実施した。

 3者は2024年8月9日に結んだ、地域活性化に関する基本協定で掲げる「ムーミンに会えるまち、はんのう」のシティプロモーションを推進するため、飯能商工会議所(吉田行男会頭)、奥むさし飯能観光協会(中里忠夫会長)を含めた5者によるプロジェクト推進協議会を発足。今回のオブジェ設置は同協議会のキックオフ事業として位置付ける。オブジェ設置により、飯能エリアの玄関口である飯能駅の拠点性向上と市内回遊の促進、地域住民のシビックプライドや来訪者の高揚感の醸成を目指す。

 オブジェは、台座の高さが約90センチ、オブジェの高さが約70センチ。台座は本をモチーフとし、物語の中からムーミンが登場したようなデザインに仕上げた。

 新井市長は「『ムーミンに会えるまち、はんのう』のシティプロモーションの推進に向けた、大きな一歩になると期待している」とコメント。「飯能駅を起点に、中心市街地などの賑わいの創出や市内全域への回遊性向上にむけたさまざまな施策を展開し、『まちなかの活性化、賑わいの復活』に向けて、共に取り組んでいく。ぜひ多くの方に飯能市へお越しいただきたい」と呼び掛けた。

「みなべ・田辺の梅システム」など体験型観光に注力(和歌山県日高エリア)

2025年3月18日(火) 配信

小路哲生局長(左)と玉置健太課長が来社

 和歌山県日高振興局の小路哲生局長と、地域づくり部地域づくり課の玉置健太課長は3月18日(火)、本紙東京本社を訪れ、体験型観光に力を入れている日高エリアの取り組みを紹介した。

 日高地方は和歌山県のほぼ真ん中に位置し、御坊市、美浜町、日高町、由良町、印南町、みなべ町、日高川町の1市6町からなるエリア。

 豊かな自然が特徴で、クエやハモ、伊勢エビ、サバなど海の幸、日本一の梅や紀州備長炭など、農林水産業が盛ん。2021年3月に設立した「紀州体験交流ゆめ倶楽部」では、これらを生かした約60種類の体験メニューのワンストップ窓口となり、体験型教育旅行や企業研修を積極的に誘致している。

 「リアルな体験を通じて生きる力を学べる」と、関西圏を中心に、中部や首都圏からも多くの小・中・高校生が訪れているという。

 15年に世界農業遺産に認定された「みなべ・田辺の梅システム」は、急斜面に薪炭林を残しながら梅林を配置することで、水源涵養や崩落防止の機能を持たせている。また、受粉にニホンミツバチを利用するなど、里山の豊かな生物多様性を維持している農業システムが「探究学習にも適している」として、小路局長は「オーダーメイドの体験メニューも対応でき、大人から子供まで学べる日高エリアにぜひお越しください」とアピールした。

【人事】東武トップツアーズの役員人事(4月1日付)

2025年3月18日(火) 配信

東武トップツアーズは4月1日付の役員人事を発表した

 東武トップツアーズは3月13日(木)に開いた取締役会で、4月1日付の役員人事を決定した。役員(取締役および監査役)は、3月27日(木)の定時株主総会、株主総会後の取締役会で正式に就任する。

 新体制は次の通り。

(3月27日)

【代表取締役会長執行役員】前田隆平

【代表取締役社長執行役員】百木田康二

【代表取締役副社長執行役員】営業統括本部長 脇坂克也

【取締役執行役員】

 管理統括本部長兼情報セキュリティ最高責任者 徳野浩司

 営業統括本部事業管理、新規事業担当 安原弘文

 営業統括本部東武沿線事業担当 守都正候

 コンプライアンス室長兼お客さま相談室長(執行役員コンプライアンス室長兼お客さま相談室長)篠原和彦

【常勤監査役】

 (取締役執行役員 営業統括本部企画仕入、子会社・関連会社担当)秋葉康彦

 村上義明

【監査役】青柳健司

【退任】

 代表取締役会長執行役員 久保成人

 常勤監査役 高橋伸治

 監査役 岩澤貞裕

(4月1日)

【執行役員】

 管理統括本部人事総務部付 株式会社トップ・スタッフ代表取締役社長 山田徹

 営業統括本部教育事業推進部長 村見拓一

 営業統括本部部長 森本丈司

 営業統括本部地域創生事業、スポーツ事業担当 足立雅彦

 営業統括本部特定イベント・顧客開発担当 阿部光太郎

 営業統括本部インバウンド事業推進部長兼TOPTOUR EUROPE LIMITED社長 三上佳博

 管理統括本部人事総務部長 白幡泰三

 営業統括本部個人事業推進担当 兼D2C事業推進部長 菅原慎一

 営業統括本部企画仕入、子会社・関連会社担当(営業統括本部部長)尾崎利行

 管理統括本部経営戦略部長兼情報セキュリティ対策室長(管理統括本部経営戦略部長兼情報セキュリティ対策室長)本間浩一

【営業統括本部】

 人事総務部能力開発室長兼人事総務部副部長 波部圭秀

 財務経理部長 生田目昌明

 IT戦略部長 住本卓巳

 未来共創ラボ 部長 篠原俊成

 地域創生・ソーシャルデザイン推進部長 坂本光史

 地域創生・ソーシャルデザイン推進部DX・Web3.0推進室長兼地域創生・ソーシャルデザイン推進部副部長 所真司

 インバウンド事業推進部 部長兼グローバル事業部長 草場孝義

 スポーツ事業推進部長 久保地 正治

 東武沿線事業推進部長 望月康紀

 国内旅行部長 安川朋子

 海外旅行部長兼新橋発券センター長 堀川知明

 北海道統括部長 飯田雅晴

 東北統括部長 小松健夫

 首都圏統括部長 田口 英之

 東京支社長兼BTM営業部長 小林広

 中部統括部長 吉田俊介

 関西支社長 宮本暁野

 中四国統括部長 植田伸幸

 九州統括部長 大矢野健