JTBとMOTO TOURS JAPAN、訪日拡大へ基本合意 モトツーリズムの推進で

2026年3月26日(木) 配信 

MOTO TOURS JAPAN の松崎城取締役(左)と、JTBの寺本巧訪日インバウンド共創部長

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)とMOTO TOURS JAPAN(松崎一成社長、東京都大田区)はこのほど、モトツーリズムを通じた訪日インバウンド市場の拡大と発展に向けた基本合意(MOU)を結んだ。

 オートバイを、移動の手段を超えた「記憶に残る実感価値を創出する体験型メディア」として再定義。モトツーリズムの推進を通じて、地域に眠る観光資源を発掘しながら新たな価値を創造していくことを目指す。

 両社は、それぞれの知見やネットワーク、資源を相互に活用。モトツーリズムに関する魅力ある商品造成や情報発信、レンタルバイクを軸としたサービスとビジネスモデル構築のほか、持続可能な観光によるオートバイブランドの新たな価値創出などを連携、協力し検討を進めていく方針だ。

 今後、両社は基本合意を起点として、モトツーリズムにおける高付加価値な体験創出と、実現可能性を検証する取り組みを段階的に推進する。オートバイでしか辿り着けない地域資源やストーリーを編集し、「移動そのものを価値に変える新たな観光スタイル」の創出を目指す。あわせて、レンタルバイクなどを軸に、宿泊・目的地予約などをシームレスにつなぐ仕組み構築の検討を通じて、多くの旅行者が享受できるカタチへの発展を視野に入れている。

 訪日外国人旅行者の行動範囲を地域へと広げ、滞在や消費の分散を促すことで、地域活性化やオーバーツーリズムの課題解決も取り組むとした。

オンラインの通年開催で誰でも受講可能に JATA「旅行業法令および旅行業約款の基礎」研修

2026年3月26日(木) 配信

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は4月1日(水)から、「旅行業法令および旅行業約款の基礎」研修をオンラインで通年実施する。新入社員向けに限定的に行っていたものを、誰でもいつでも受講可能にし、利便性を向上させる。

 同研修はこれまで新入社員研修の1つとして、旅行業法の基本や旅行業約款の考え方を学ぶ「法令約款の基礎」の講義を動画配信形式で、4月の1カ月間限定で行ってきた。JATAによると、受講者は新入社員を想定していたが、昨年は約270人の申込者のうち、半数以上は30代以上だったことから、中途採用や改めて学び直したい人の需要も大きいと判断。今回から幅広く受講できるよう、通年開催とした。

 申し込み、受講、受講終了後の修了証発行まですべてオンラインで完結するほか、受講者名を不要としたチケット発行制に移行し、受講者の変更など柔軟な対応を可能にした。

 3月26日の定例会見で説明を行ったJATA研修・試験部の生井広美氏は「いつでも学べる環境を整え、お客様に信頼される人材を育成していきたい」とした。

 研修内容は合計5時間20分程度で1コマずつの視聴が可能。講義は①旅行業法の概要②旅行業等に関連する法律③標準旅行業約款(募集型企画旅行契約の部、受注型企画旅行契約の部)のポイント④標準旅行業約款(手配旅行契約の部)のポイント――の4項目で、効果測定として理解度テストがある。

 受講料は1人当たり正会員が8800円、協力・賛助会員が1万4300円、非会員が2万2000円。申込受付は3月9日から既に開始している。 

JTBとカラクリ、AIが問合せに対応 「ユーザー変革賞」を獲得

2026年3月26日(木)配信

「GENIAC-PRIZE」表彰式のようす

 JTBとAIベンチャーの「カラクリ」が共同で開発した「問合せ返信対応AIエージェント」がこのほど、経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業総合開発機構(NEDO)が主催する「GENIAC-PRIZE」の社会課題領域(カスタマーサポートの生産性向上テーマ)でユーザー変革賞を受賞した。

 「GENIAC-PRIZE」とは、生成AI分野の研究開発・社会実装の促進を目指したNEDO懸賞金活用型プログラム。社会課題、官公庁、安全性の3領域で、生成AIサービスによる解決が望まれるテーマを対象としている。両社は、旅行業界特有の複雑な問い合わせに対応可能なAIエージェントを開発し、その革新性が高く評価され、今回の受賞に至った。

 「問合せ返信対応AIエージェント」は、JTBが長年培ってきた旅行関連の豊富なナレッジと、カラクリが開発する「KARAKURI VL」の活用で実現。お客からの多岐にわたる問い合わせに対し、迅速かつ正確な情報提供が可能となり、顧客満足度の向上とカスタマーサポート業務の効率化に向けた実証成果が得られたという。

【日本ホテル協会】社会的貢献に対する会長表彰 最優秀賞は「SHIROYAMA HOTEL Kagoshima」

2026年3月26日(木) 配信

受賞者が記念撮影

 日本ホテル協会(䕃山秀一会長)は3月25日(水)に大阪府大阪市内で開いた春季通常総会で、2026年「会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」の表彰式を行った。最優秀賞には、「SHIROYAMA HOTEL Kagoshima」の「捨てずに循環(まわ)す」SHIROYAMA HOTEL KagoshimaのSDGsが選ばれた。

 今年で7回目を迎える同表彰には、15の会員ホテルから応募があった。表彰委員会(小林節委員長)が取り組みの「新規性・先進性」、「効果・成果」、「継続性・持続性」、「展開性・発展性」、「社会的評価」の5つの観点から、ホテルの規模と取り組みの種類に区分して審査し、最優秀賞1ホテルと、優秀賞8ホテルを選出した。

 受賞ホテルと区分、事業は次の通り。

【最優秀賞】

 SHIROYAMA HOTEL Kagoshima(総合型・従業員200人以上)の「『捨てずに循環(まわ)す』SHIROYAMA HOTEL KagoshimaのSDGs」

【優秀賞】

 ホテルニューオータニ(総合型・従業員200人以上)の「進化する『気づけばSDGs』―次世代へ継承する持続可能な日本ホテルの新機軸」

 森ビルホスピタリティコーポレーション(総合型・従業員200人以上)の「森に根づく健康づくりプロジェクト~そこに暮らす・働く人々が健康になれる街を創り・育む~」

 京王プラザホテル(総合型・従業員200人以上)の「社会的価値を、ホテルの魅力へ。~『プラザ思想』に基づく多角的な挑戦の軌跡~」

 南の美ら花ホテルミヤヒラ(総合型・従業員200人未満)の「SDGs推進 美ら花の社会貢献2025」

 秋田キャッスルホテル(個別型・従業員200人以上)の「ホテルが手掛けるメディカル給食事業~セントラルキッチン導入による地域共生モデル~」

 ホテル椿山荘東京(個別型・従業員200人以上)の「日本庭園の価値を高め活かす活動『庭園文化再生・発信モデル』でグッドデザイン賞」

 ジェイアール東海ホテルズ(個別型・従業員200人以上)の「アール・ブリュット作品を制服アイテムへ導入」

 リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション(個別型・従業員200人以上)の「未来をつくる子どもたちへ ホテルからの贈り物」

令和トラベル、富裕層向け予約サービス「Bespoke」開始 予約困難な人気レストランなどを手配

2026年3月26日(木) 配信

サービスのイメージ

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)はこのほど、世界の富裕層向けに予約困難な人気レストランの手配などを行う旅行コンシェルジュサービス 「Bespoke(ビスポーク)」を始めた。

 日本ならではの文化や体験を深く味わいたいというニーズが高まるなか、とくに世界の富裕層を中心に一般的なパッケージ旅行では得られない特別な体験や、個別の要望に応じた柔軟なアレンジを求める声が増えていることを受け、同サービスを立ち上げた。

 同サービスは、旅行の計画から予約、現地での体験手配までを専属コンシェルジュが一括して担当。日本語をはじめ、英語、韓国語、中国語(繁体字/簡体字)、タイ語、スペイン語、フランス語に対応し、現地ならではの上質な体験や予約困難店を含む人気レストラン、ルーブル美術館やエッフェル塔など有名観光地の優先入場券、プレミアム特典付きスポーツ観戦チケットの手配などを行う。

 Bespokeは英国の仕立て文化に由来し、英語で顧客と対話を重ね、一人ひとりに合わせて一点ものを提案する「誂える(あつらえる)」を意味する。同社は「世界に一つだけの体験を仕立てる」を体現する旅行コンシェルジュサービスとして、「Bespoke」と名付けた。

「2026年度 省エネ大賞」募集スタート(4月1日~6月17日まで)

2026年3月26日(木) 配信

 省エネルギーセンターは4月1日(水)から、優れた省エネ・脱炭素の取り組みや、先進的で高効率な製品・ビジネスモデルなどを表彰する「2026年度 省エネ大賞」の募集を始める。期間は6月17日(水)まで。

 応募部門は、①省エネ事例②製品・ビジネスモデル――の2部門。

 省エネ事例部門は、事業者あるいは工場、事業場などにおいて実践した他の模範となる省エネ活動などを表彰する。今年度から、金融機関等分野を新設する。

 製品・ビジネスモデル部門は、省エネ性・市場性などにおいて優れた製品・システムやビジネスモデルなどを表彰する。

 詳しくは、 https://www.eccj.or.jp/bigaward/start26/index.htmlを参照。

八海醸造 「麹だけでつくったすっきりあまさけMLBコレクションラベル」新発売

2026年3月26日(木) 配信

「麹だけでつくったすっきりあまさけ-MLBコレクションラベル」

 Hakkaisan 八海醸造グループ(南雲真仁社長、新潟県南魚沼市)は、メジャーリーグ・ベースボール™(以下「MLB」)と日本国内におけるオフィシャルスポンサー契約を締結しているが、このたび、MLBの人気球団ロゴをあしらった限定商品「麹だけでつくったすっきりあまさけMLBコレクションラベル」を、2026年3月下旬より日本国内で順次発売する。

 本商品は「麹だけでつくったあまさけ」のストレートでの飲みやすさを追求したもので、糖質が30%カットされ、甘さひかえめでよりすっきりとした味わいを実現。原料・製法は従来品と変わらず砂糖を一切使用しない、麹のでんぷんを糖化したつくりという。酒づくりの技術を活かした高精白の米からつくる麹は、雑味のない良質な味わいを引き出す。夏はきりりと冷やして、冬はホットでもお楽しみいただける。

 今回のMLBコレクションラベルでは825グラムと118グラムのパッケージ正面にドジャース、パドレス、レッドソックス、メッツ、カブス、ヤンキース、マリナーズの7球団のロゴをデザイン。2025年に日本人選手が所属していた球団や日本国内でとくに人気の高い球団をラインアップしたという。

MLB人気7球団のロゴをあしらったコレクションラベル

 Hakkaisan 八海醸造グループはMLBとのスポンサーシップを通じて、日本酒や発酵食品の魅力を国内外に発信している。今回のMLBとの取り組みをきっかけに、より多くの方に「あまさけ」の魅力を知っていただきたいという思いから企画したもので、日常の健康習慣の中で幅広い世代に楽しんでもらえる商品として提案していく考えだ。

 希望小売価格は、825グラム959円、118グラム227円(税込)。販路は全国正規取扱店(酒販店、百貨店、スーパーほか)、直営店、Hakkaisan オンラインストアなど。発売日は2026年3月下旬より順次出荷開始する。

「桐生・みどり・日光周遊観光情報PR懇親会」を東京で開催

2026年3月26日(木) 配信

開会のあいさつをした群馬県みどり市の須藤昭男市長

 桐生・みどり・日光周遊観光推進協議会の群馬県桐生市(荒木恵司市長)、同みどり市(須藤昭男市長)、栃木県日光市(瀬髙哲雄市長)の3市合同によるメディア関係者等を対象にした「サロン・ド・わたらせ」観光情報PR会が3月24日(火)に東京都中央区銀座で開かれた。当日は3市による観光情報のプレゼンのほか、各市の特産品を使った料理の試食、地酒の試飲などが行われた。後援は群馬県知事戦略部東京事務所。

 観光情報PRでは、3市を連携させたモデルコース(団体バス・宿泊)を想定して、各市の見どころを紹介。

 みどり市は「高津戸峡散策」、わたらせ渓谷鐡道の「トロッコ列車乗車(大間々駅―足尾駅)」、今年8月にリニューアルオープンする「富弘美術館」、大間々まちなか散策の蔵見学「岡直三郎商店」、銘酒『赤城山』の酒蔵「近藤酒造」、「みどり市観光協会」、2027年3月にオープンする滞在型宿泊施設(旧サンレイク草木)などを紹介した。

 日光市は25年8月に開館した「足尾銅山記念館(※要予約)」のほか「足尾銅山観光」「足尾環境学習センター」、宿泊施設「足尾の宿かじか(国民宿舎かじか荘)」をPRした。

 桐生市は全国でも珍しい本堂に映る「床もみじ」の特別公開を期間限定で春夏秋に実施する「宝徳寺」、桐生のまちなか散策として日本遺産「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」の構成文化財の1つである「織物参考館〝紫(ゆかり)〟」の織物体験、工場見学、藍染体験のほか、「シルクル桐生」「桐生織物記念館」、水沼エリアの「駅の天然温泉 水沼の湯」「水沼ヴィレッジ」、宿泊施設「梨木館」、重伝建地区のまち歩きなどを紹介。

 25年6月にわたらせ渓谷鐡道の新社長に就任した布施正明社長も登壇し、「渓谷美やレトロな駅舎」「トロッコ列車」「わ鐡オリジナルグッズ」などをアピールした。

【日本トランスオーシャン航空(JTA)】管理職人事異動(4月1日付)

2026年3月25日(水) 配信

 日本トランスオーシャン航空(JTA)は3月25日(水)、4月1日付の管理職人事異動を発表した。

 【昇格

 整備管理部整備業務課業務管理グループグループ長(人財部人事企画グループ課長補佐)平良ゆき乃

 客室乗員部第1客室乗員室付専任キャビンマネージャー(客室乗員部第1客室乗員室第1グループキャビンチーフ)仲本成子

 客室乗員部第2客室乗員室第4グループキャビンマネージャー(客室乗員部第1客室乗員室付スタッフマネージャー)玉城慎子

 【異動

 客室企画部客室品質企画グループキャビンマネージャー(客室乗員部第2客室乗員室第4グループキャビンマネージャー)島袋梨夏

 人財部人事企画グループマネージャー(客室企画部客室品質企画グループキャビンマネージャー)舘順子

韓国・扶余郡PR隊が本紙訪問 日本からの誘客強化へ 祭や歴史遺産などをアピール

2026年3月25日(水) 配信

(左から)ペク・ジュンハ氏、チョン・ジンウォン氏、キム・ジテ局長、ジン・ビョンチョルチーム長

 韓国・扶余郡の観光PR隊は3月25日(水)、本紙東京本社を訪れ、地域のお祭りや歴史遺産、名産品などをアピールした。訪れたのは扶余郡文化体育福祉局のキム・ジテ局長と、同局観光振興チームのジン・ビョンチョルチーム長、同局のペク・ジュンハ氏、チョン・ジンウォン氏の4人。

 同郡へのアクセスは清州空港から、1日4便運行されているバスで2時間ほど。同空港へは成田国際空港や中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、帯広空港、茨城空港、広島空港など日本各地から直行便が運航されている。

 扶余郡は西暦538~660年ごろ、存在していた国「百済」が最も栄えた時代に首都であった場所。このため、韓国で最も当時の歴史を感じられる遺産があるという。

 寺が中国で石、日本で木を使用して建設されていたなか、定林寺の塔は石を削り、積み上げる新技術で建てられた。

 7月には第24回扶余薯童蓮祭りが韓国最古の人工池「宮南池」で実施される。池に産品である約60種類の蓮の花が浮ぶ。K―POPなど61のプログラムも行われる。10月3~11日(予定)に開催される百済文化祭は1955年から実施されており、百済文化を表現したパレードも行われる。

 キム局長は「海外からの観光客は増加傾向にあり、大半が日本人。韓国文化の源流といわれる扶余の深い歴史を日本人にも楽しんでもらうため、日本人ガイドを育成している。ぜひお越しください」とアピールした。