日本旅行、Zenith Glocal Academy(韓国)とMOU締結 エンターテインメント探求型コンテンツの開発強化へ

2026年2月12日(木) 配信

ジュン・カン代表(左)と吉田圭吾社長

 日本旅行(吉田圭吾社長、東京都中央区)はこのほど、韓国を拠点とするZenith Glocal Academy(ジュン・カン代表、韓国・仁川)と日韓両国の交流拡大を目的としたMOUを締結した。これにより、両者は教育・観光・地域活性化の分野で協働し、日韓の若者や地域コミュニティに新たな価値を提供する取り組みを進める考えだ。

 日本旅行はこれまでも教育事業において、日本から韓国への修学旅行や研修旅行などで韓国との交流はあったが、今回の締結により、エンターテインメント探求型コンテンツ開発の強化に取り組む。

 日韓両国で開催されるイベントやフェスティバルの共同企画や運営、文化交流イベントの実施によって、「観光や地域を活性化させ、人的交流の拡大や、エンターテインメント市場での新たなビジネスチャンスを創出していく」と意欲をみせる。

中部国際空港セントレア、案内所や免税店など 現場スタッフ制服を一新

2026年2月12日(木)配信

多様なバリエーションを用意し、好みのスタイルを組み合わせられる

 中部国際空港セントレアの案内所や免税店、土産店などの接客業務を担う中部国際空港旅客サービス(橋野悦男社長、愛知県常滑市)は、制服のデザインをリニューアルし、開港記念日の2月17日(火)から着用を始める。

 2025年の開港20周年を迎えたことを機に、従業員全員がデザイン選定や試着会などを行い、現場で業務に従事する従業員が空港の「顔」となり、新たなスタートを踏み出す新制服を決めた。制服のリニューアルは15年以来、約11年ぶり。

 新制服は、大手百貨店やエアラインの制服をデザインした実績のあるデザイナー・岡義英氏が手掛けた。中部地域の国際空港であり、地域に支えられて成長してきたセントレアをイメージして、「つながる」「ひろがる」「つづく」という3つのコンセプトを軸に考案。業務場所により異なっていた制服を統一し、「従業員同士の仲間のつながりや、支えてくれているお客様や地域とのつながりを表現している」という。

 信頼感と親しみのあるミッドネイビーを基調とし、セントレアのロゴなどにも用いられる「セントレアブルー」をアクセントラインに使用。統一されたセントレアブルーのアクセントラインは、日本の真ん中(中部地域)から世界中の人々を「つなぐ」、「結ぶ」ことをイメージする。人と人、地域と世界、想いと想いを結ぶ象徴として、日本の水引や糸、結び目をモチーフにしたディテールを各アイテムに繊細に取り入れている。

新作業服のジャケット(左)とポロシャツ

 制服のリニューアルに合わせて、店舗在庫の管理などを行うロジスティックス部門や自動販売機の管理などを行うサービス部門の作業服もリニューアルを行った。制服と共通のコンセプトのもと、男女で統一のデザインで、吸収・速乾性のある素材やポロシャツにはマルチポケットがあるものを採用し、機能性・快適性を向上させた。

「観光人文学への遡航(68)」 外交における観光②パラオから学ぶ(その2)

2026年2月11日(水) 配信

 もともとパラオはダイビングやスポーツフィッシングでは知られたデスティネーションであった。ただ1980年当時、観光客は年間たった5201人にとどまっていた。

 ツアー内容はダイビングとスポーツフィッシングに加えて、慰霊団、遺骨収集といった訪問が中心であり、日本人が53%、米国人が40%を占め、その他の国からの来訪者はほとんど見られなかった。

 この当時の入国は、グアムからコンチネンタルミクロネシア航空でコロール空港に入るしかなかった。

 これが1985年には入込客数が1万1844人とほぼ2倍となる。それまではパラオには高級リゾート・ホテルは存在しなかったが、この時期に東急系のパラオパシフィックリゾートがオープンする。

 89年から台湾と韓国マーケットに門戸が開かれ、入込客数も2万1433人を数えた。このときの比率は日本52%、米国25%、ヨーロッパ5%、台湾2%、韓国1・6%となった。 

 その後、94年に米国から独立を果たし、主要産業として観光振興に大きく舵を切ることとなった。

 2000年代になると、前回紹介した日本航空のチャーターも定着した。近隣諸国が01年の3・11世界同時多発テロ、02年のSARSなどで苦しむなか、パラオは順調に入込客数を伸ばしていたが、09年にリーマンショックの影響を受けて、初めて前年を大きく割り込むこととなる。

 ただ、その影響も軽微に終わり、翌年からはまた増加に転じることとなった。

 12年には初めて10万人を突破し、このまま順調に伸ばしていくと思われた。

 ここで予期せぬ出来事に見舞われることとなる。12年に導入したボーイング787型機がバッテリーのトラブルで運航停止を余儀なくされた。日本航空は、B787で運航を予定していた路線に対して、既存の中型機B767や中・大型機のB777を投入せざるを得なくなり、チャーターに機材を注ぐ余力がなくなってしまった。そのため13年からは日本航空のチャーターが大幅に減少することとなってしまった。

 当時の日本航空は経営破綻して再建の途上であり、旧型機を一斉に売却したこともあり、この時期の機材繰りには大変厳しいものがあった。

 ここでパラオチャーターに対して大幅な減便をしたが、B787問題が解決しても、破綻後の経営政策において採算にかなり厳格になった日本航空としては、単価の安いリゾート路線よりも、ビジネスクラスを中心に販売できるビジネス路線に対して注力するようになったため、パラオのチャーター路便数はかなり少ないままとなってしまった。

 そのようななかで、15年、渡りに船となったのが、中国からのチャーター便就航の話である。パラオは中国からの観光客に頼ることとなる。

 

 

島川 崇 氏

神奈川大学国際日本学部・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授を経て、神奈川大学国際日本学部教授。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。

2月12日、名駅に「豊臣家ゆかりの地」案内所を設置 あいちの歴史観光推進協議会

2026年2月10日(火) 配信

「豊臣家ゆかりの地 インフォメーションセンター」

 愛知県と県内の自治体、観光関係団体などで組織する「あいちの歴史観光推進協議会」は2月12日(木)から、JR名古屋駅中央コンコースイベントスペースに「豊臣家ゆかりの地 インフォメーションセンター」を設置する。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送を契機に一層の観光振興をはかろうと、玄関口の名古屋駅で豊臣家ゆかりの地や歴史観光スポット情報を発信する。

 インフォメーションセンターでは、常駐スタッフによる案内カウンターでの観光・アクセス情報の提供や、自治体などのパンフレット設置、壁面装飾による「豊臣ミュージアム」紹介などを行う。

 センターの開設は3月31日(火)までで、期間中は無休。各日午前10時~午後8時まで開く。

 また、1月24日~3月15日まで開催している「愛知・滋賀・奈良 秀長・秀吉 夢の軌跡スタンプラリー」は、各県5カ所、計15カ所の豊臣家ゆかりの地をスポットに設定したスタンプラリーで、集めたスタンプ数に応じて、特産品などの賞品が当たる抽選に応募できる。2月22日(日)にはインフォメーションセンターで3県知事によるPRイベントを予定する。

令和トラベル、サービス開始4周年感謝祭 最大5万円分のポイントをプレゼント中

2026年2月10日(火) 配信

感謝祭のイメージ

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)は3月28(土)まで、サービス開始から4周年を記念し、最大5万円分のポイントが当たる「たびガチャ」や、海外ツアーを1万9800円から販売する「おトクさ、ダントツ!! 4周年NEWT感謝祭」を開催している。

 昨今の物価高や為替変動などの影響で海外旅行の価格が値上がりするなか、同社は改めて原点である「海外旅行の楽しさを妥協なく、圧倒的な低価格おトクな価格で届ける」を体現しようと、「おトクさ、ダントツ!! 4周年NEWT感謝祭」の実施を決定した。

 このうち、たびガチャについては、国内・海外旅行の予約に利用できるポイントを最大5万円分プレゼントする。総額7億円分のポイントが用意されている。また、成田空港を発着する韓国・ソウルへのツアーを1室2人利用時、1人1万9800円(諸税・燃油サーチャージ込)で発売する。関西空港発着のアメリカ・ハワイへのツアーは1室2人利用時、大人11万9800円(諸税別・燃油サーチャージ込)から用意している。

東京・丸の内の「JNTOツーリスト・インフォメーション・センター」3月末で終了 4月からコールセンターで対応

2026年2月10日(火) 配信

 日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)が運営する「JNTOツーリスト・インフォメーション・センター」(JNTO TIC)は今年3月末をもって、東京都千代田区丸の内に設置している訪日外国人旅行者に観光情報を提供するカウンターを終了し、翌4月から運営形態をコールセンターによる対応に移行する。

 新たなコールセンターの詳細は3月に案内するという。

 全国に現在、約1500カ所のJNTO認定外国人観光案内所があり、JNTOは直営の対面カウンターでの観光案内所を終了し、「今後は各案内所の機能向上促進に注力していく」方針だ。

 旅行者の情報収集手段の多様化を踏まえ、JNTOが運営する「日本観光情報ウェブサイト(グローバル版)」での生成AIを活用したチャットボットによる観光情報の提供(13言語対応)や、SNS、ウェブサイトにおける安全・安心情報の発信にも力を入れる構え。

名鉄観光、65周年の感謝込めて 早期予約で6500円引きに

2026年2月10日(火) 配信 

名鉄観光サービス4月に創立65周年を迎える

 名鉄観光サービス(岩切道郎社長、愛知県名古屋市)は、今年4月に創立65周年を迎えることを記念し、国内添乗員同行ツアーの早期予約割引キャンペーンを実施する。出発日の90日前までに予約・入金したお客を対象に、旅行代金から1人当たり一律6500円を割り引く。

 対象旅行は「早期割90」記載の国内添乗員同行ツアーで、旅行代金が1人当たり7万9800円以上のコース。対象期間は6月1日(月)~2027年3月31日(水)出発分。

 対象商品の一例は、経験豊富な添乗員が案内する国内旅行冊子「my旅セレクト5号」から確認でき、同社ホームページで公開している。

クラブツーリズムなど、環境省と官民連携 「KANTO Sustainable Business Network」始動

2026年2月10日(火) 配信

サステナビジネスの共創の場を目指す

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)はこのほど、環境省関東地方環境事務所(庄子真憲所長、埼玉県さいたま市)と連携各社とともに、サステナビリティ領域でビジネス創出の可能性を探究する新たな官民ビジネスコミュニティ「KANTO Sustainable Business Network」を立ち上げた。

 同コミュニティは、環境省関東地方環境事務所とともに、クラブツーリズム、ハーチ(加藤佑CEO、東京都港区)、フューチャーセッションズ(有福英幸社長、東京都渋谷区)の3社が参画。サステナブル領域でのビジネス開発に挑戦している人や探究中の人たちなど、同じ課題意識をもった行政・団体を一堂に集め、サステナビジネスの共創の場を創ることを目指している。

 初回となるミートアップイベントを、3月11日(水)に虎ノ門ヒルズビジネスタワー(東京都港区)内「ARCH Toranomon Hills」で開く。

 実践事例として、①Jリーグクラブが取り組むソーラーシェアリングを活用したGXプロジェクト(フットボールクラブ水戸ホーリーホック)②海洋プラごみ解決を目指すビーチクリーン器具の開発(ヤマハ発動機)③有料の登山道整備ツアー?新たなサステナブル観光と地域活性(クラブツーリズム)――の3つを紹介する。このほか、サステナビジネスフューチャーセッション、参加者交流会も行う。

 開催時間は午後5時30分~8時予定(5時受付開始)。参加は無料、定員は60人(1団体最大2人まで)。申し込みは参加登録フォーム(https://forms.gle/YXUVz1wWskQAHFLm6)から。

平安神宮の桜夜間イベント鑑賞券付ツアーを発売 ビッグホリデー

2026年2月10日(火) 配信

「平安神宮 桜音夜2026(平安神宮御鎮座百三十記念)」

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)はこのほど、京都・平安神宮で4月に開かれる「平安神宮 桜音夜2026(平安神宮御鎮座百三十記念)」のコンサート鑑賞チケット付きツアーを売り出した。新幹線と京都市内の宿泊、チケットがセットになった商品で、チケットは事前に原券が届くため、発券の手間なく楽しめる。

 「平安神宮 桜音夜」は4月1~5日に開催する夜間イベントで、応天門や南神苑、東神苑などを特別ライトアップする。ライトアップされた東神苑を散策しながらアーティストによる生演奏が楽しめるのも魅力。コンサートは客席を設けないスタイルで、日によって出演アーティストが異なる。

 ツアーは4月1~5日首都圏発の設定で、鑑賞したいコンサートの日が出発日となる。販売は3月22日(日)まで、同社Webサイトで行っている。

長崎空港ビルディングなど、空港バックヤードツアー開催 船から離発着機も見学

2026年2月10日(火) 配信 

ツアーのチラシ

 長崎空港ビルディング(衛藤勇社長、長崎県大村市)と長崎空港トラベルサービス(同)は3月14日(土)、空港の制限区域内にあるバックヤードと船上で離発着機をガイド付きで見学するツアー「長崎空港 行ってみゅーで!空と海のバックヤードツアー」を行う。

 同ツアーでは始めに、全日本空輸のチェックインカウンターと手荷物仕分け場を見学。飛行機が到着して出発するまでの作業も見ることができる。

 その後、船で海上空港である長崎空港を周遊。船上で出発機と到着機をガイド付きで見学する。同社は「飛行機の迫力ある場面を間近で体感できる」とアピールしている。

 料金は大人9000円、小学生6000円。対象は小学生以上となっている。定員は30人で、最少催行人数は15人。応募多数の場合は抽選を行う。応募は2月23日(月)まで受け付けている。