2025年7月7日(月) 配信

香川県・小豆島観光協会は、瀬戸内海の島々を舞台にしたアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」の夏・秋会期にあわせ、小豆島のアート作品と人気観光地を1日で巡る日帰りバスツアーを販売している。
ツアーでは、山に囲まれた肥土山・中山と内海湾に臨む草壁地区、風光明媚な三都半島を訪れ、計8つのアート作品を鑑賞するほか、オリーブ公園や中山千枚田散策、農村歌舞伎舞台外部見学など、島の人気観光スポットも訪ねる。
夏会期に4回(8月7、14、23、28日)、秋会期に5回(10月11、19、23、11月2、6日)実施する。旅行代金は大人・子供同額で1万4300円(昼食付き)。募集人数は各回24人で、最少催行人数は15人。
ツアーの詳細は、高松港から高速艇などが発着する土庄港(土庄町)近くの観光センターに午前9時15分に集合。午前は肥土山・中山エリアのアート作品を鑑賞。豊福亮氏の「黄金の海に消えた船」や、空き家を舞台に農具や民具を用いた装置で音楽を奏でるインスタレーション作品「Reverberations 残響」などを巡る。
昼食は、小豆島の旬の食材を生かした「創作郷土料理 曆」または、新オープンの「カルチバ」で味わう。どちらも島の暮らしや文化を感じさせる食体験が魅力だ。
午後は、オリーブの歴史と文化を体感できる道の駅小豆島オリーブ公園を訪ねるほか、風光明媚な三都半島で4つのアート作品を見学する。
ツアーには、同協会認定の島民バスガイドが同行し、アート作品の背景や地域の魅力を丁寧に解説する。
ツアーの申し込みは同協会ホームページで受け付けている。