東武トップツアーズ、「江戸遊び屋形船ナイトクルーズ」発売

2025年9月9日(火) 配信 

屋形船で津軽三味線と唄、東京の景色を楽しめる

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は9月21日(日)、10月26日(日)、11月29日(土)の3日間、「江戸遊び屋形船ナイトクルーズ」日帰りツアーを実施する。お台場と東京スカイツリーを間近で見られる人気の高いコースを屋形船で周遊し、津軽三味線と唄に、船から見える東京の景色を楽しめるツアーを販売している。

 同ツアーは、観光庁の「観光地域魅力向上事業」として採択された和文化継承委員会まほろばが主体となる事業の一環として、屋形船と和文化体験を組み合わせ、水運で栄えた江戸文化を現代に伝えることを目的に実施する。屋形船ならではの優雅なひと時と、江戸の粋を感じられるお座敷遊びや三味線の演奏と唄・踊りを堪能できる。

晴海屋の屋形船で座敷遊びや三味線の演奏を楽しめる

 Aコースは、出発日が9月21日(日)で午後4時に吾妻橋乗船場集合。芸妓によるお座敷遊び疑似体験として、浅草見番から芸妓3人が乗船し、江戸の粋と所作を間近で味わい、三味線の演奏と踊りを楽しめる。

 Bコースは、出発日が10月26日(日)で午後4時30分に吾妻橋乗船場集合。津軽三味線奏者・須田真由氏の三味線の演奏と唱・踊りを楽しめる。

 Cコースは、出発日が11月29日(土)で午後4時30分に吾妻橋乗船場集合。津軽三味線奏者・佐藤史織氏の三味線の演奏と唱を楽しめる。

 乗船前のオプショナルツアーとして、9月と11月は落語家とめぐる「浅草街歩きと浅草切子体験」を、10月は「千住の街歩きと和菓子体験」を用意。今年で開宿400年となる千住の地、または歴史ドラマの舞台で沸く浅草地域を歩きながら、落語家ならではの独自の見解で、江戸時代の庶民の食文化などを紹介する。

 料金は各コース2万2000円。船内で揚げたて天ぷらをはじめとする会席料理と飲み放題付き。

アパホテル相模原橋本駅東、フランチャイズで9月8日に開業

2025年9月9日(火) 配信

ホテル外観

 アパホテル(元谷芙美子社長、東京都港区)はこのほどアオキ(藤井雅博社長、東京都大田区)とフランチャイズ契約を結び、9月8日(月)に神奈川県相模原市に「アパホテル〈相模原橋本駅東〉」を開業した。神奈川県内では8棟目、相模原市では3棟目のアパホテル。

 アオキによるアパホテルのフランチャイズは、運営中の町田や蒲田などの店舗に次ぐ4棟目となる。

 新ホテルはJR横浜線、相模線・京王相模原線「橋本駅」北口のペデストリアンデッキから徒歩5分の立地。同駅は新宿から約30分、横浜から約40分、新横浜から約30分で乗換なしでアクセスできる。また、リニア中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」の計画エリアのため、ターミナル都市としての利便性が高まるとみて、今後はビジネス、レジャー需要がさらに高まることを期待する。

 施設は「新都市型ホテル」の標準仕様として、改装を実施。全客室に50型液晶テレビ、枕元には充電に便利なコンセントの設置、BBCワールドニュース、VOD無料視聴などを導入したほか、フロントには1秒チェックイン機を設置し、利便性を高めている。客室数は117室で大浴場・サウナ付き。

秋田の食文化を発信 ラゾーナ川崎で9月19、20日に「あきた産直市」

2025年9月9日(火) 配信

多彩な食が集結

 秋田県秋田市は9月19日(金)・20日(土)の2日間、秋田の食文化を届けようと神奈川県川崎市の商業施設、ラゾーナ川崎で「あきた産直市」を開く。秋田ならではの新鮮な農作物や発酵食品、伝統菓子や現代のスイーツ、地酒など多彩な味覚が集結する。

 具体的な販売商品は、秋田無添加天狗味噌やいぶりがっこ、ダリア、比内地鶏カレー、りんごタルト、ババヘラアイスバラ盛りカップなどで、試食販売もある。2000円以上の買い物でオリジナルエコバッグをプレゼントするほか、来場者には「えだまめキャンディー」を配布する。

 会場では、国重要無形民俗文化財「秋田竿燈まつり」やユネスコ無形文化遺産「男鹿のなまはげ」など、秋田を代表する文化や観光情報の紹介コーナーも併設し、秋田の魅力を発信する。

【第50回旅館100選】山形県・かみのやま温泉 「日本の宿 古窯」

2025年9月9日(火) 配信

「古窯スイートツイン」リビングルームから蔵王連峰とかみのやまの街並みを望む夜景

山形の風味・風土・風景を伝える料理と伝統が薫るおもてなしの宿

 蔵王連峰が一望できる緑豊かな高台に佇む、127室の客室を持つ老舗旅館。日本古来の歳時記や山形の里山の季節感を大切に、心を込めたおもてなしを提供している。みちのく最上級の「旨い」が揃うと評判の料理は、山形の素材を知り尽くした料理人が仕立てており、リニューアルした朝食ビュッフェも好評だ。

「日本の宿古窯」外観

 2024年12月には、山形の文化が髄所に散りばめられたコンセプトスイートルーム「古窯スイート」ツイン・和洋室の2部屋が誕生。8階建ての最上階から眺める蔵王連峰はまさに絶景。客室風呂・半露天風呂には源泉を利用し、三大美人泉質の優しいかみのやまの湯をそのまま愉しむことができる。

「古窯スイートツイン」リビングルーム
「古窯スイートツイン」半露天風呂

 インテリアは、シックな黒を基調に落ち着きと洗練さを兼ね備えた和モダン空間。地元素材にこだわり、山形の自然・文化が随所に表現され、かみのやまの自然との共生を感じられる部屋となっている。

「古窯スイート和洋室」サウナ室

山形名物 芋煮を世界へ発信

 朝食ビュッフェをリニューアル。会場のメインシンボルとして直径80㎝の特大芋煮鍋を用意し、山形の秋の風物詩として地元の人々に愛される「芋煮会」を365 日体験できる。また、フレンチトーストでは、トッピングとして県産の「滴り落ちる巣枠蜂蜜」を用意、その場で生蜂蜜を削ぎ取り召し上がれる疑似収穫体験が可能だ。

 

交通:《車》山形自動車道 山形蔵王ICから国道13号を上山方面へ15km、P325台(無料)
   《電車》JR山形新幹線 かみのやま温泉駅からタクシーで5分
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》宴会場、料亭、レストラン形式、部屋食 《朝食》コンベンションホール
部屋:全127室
風呂:展望大浴場「蔵王」、大浴場「紅花風呂」(男女入替有、各サウナ付)、展望露天風呂、
   貸切露天風呂1、露天風呂付客室8
泉質:弱食塩石膏泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉)
料金:2万2,000円~10万円

〒999-3292 山形県上山市葉山5-20
☎0570(00)5454 FAX023(672)5459
https://www.koyoga.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・韓・中・台

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

「温泉文化」知事の会が28年登録に向け議論 平井会長「新政権ともいい関係を」

2025年9月8日(月) 配信

(左から)山本一太事務局長、平井伸治会長

 「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」は9月8日、東京・平河町の群馬県東京事務所で会合を開いた。会場からは会長の平井伸治鳥取県知事と事務局長を務める山本一太群馬県知事が出席し、そのほかの都道府県知事はオンラインで参加した。2028年の最短での登録に向けた今後の取り組みとして、石破茂首相が退陣を表明したことを受け、平井会長は「新しい政権ともいい関係性を築いていきたい」と述べた。

 平井会長は「日本の心も体も癒す温泉文化は、世界中の人に受け入れられるのではないか。温泉文化の素晴らしさを継承しなければならない」と無形文化遺産登録を目指す意義を改めて語った。

 山本事務局長は、6月30日に国への要望書を提出したことや、7月29日に保全団体となる「『温泉文化』国民会議」(青柳正規会長)が設立され、同日には日本温泉協会(多田計介会長)が設置する「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会」が提言を発表するなど、スピード感を持った取り組みが官民一体で行われていることを報告した。文化庁では8月19日に第1回目の文化審議会無形文化遺産部会の会合が開かれており、12月ごろ「国内候補」が決定すると見込まれる。

 こうした取り組みにより平井知事は「ハードルは高いが手応えを感じている」とし、「そえろえるべきものはそろえて、テーブルに料理は並べた。これをどう評価していただけるか。政権の枠組みは変わるが、これは地域活性化など国のためになること。旅館や観光関係団体とともに取り組んでいく」と意気込んだ。

 山本事務局長は現在の感触について「ライバルと同じ土俵で発射台には乗せた。準備はすべて整っている」とし、約3カ月のラストスパートに向け「一生懸命頑張りたい」とした。

名鉄観光、ANA利用の国内DPをタイムセール(9月11日まで)

2025年9月8日(月) 配信

ANA利用のダイナミックパッケージ商品を特別価格で提供

 名鉄観光サービス(岩切道郎社長、愛知県名古屋市)は9月5日(金)、8月29日(金)から開催している名鉄観光感謝祭に、全日本空輸(ANA)利用のダイナミックパッケージ商品を追加した「ANAタイムセール×名鉄観光感謝祭」を開催している。販売期間は9月5日(金)~11日(木)の午後5時まで。

 雪景色の北海道(札幌)、温暖な沖縄(那覇)など定番の人気エリアに加え、ANAならではの就航地へもお得に行けるツアーや、多彩なプランを用意する。

 旅行対象期間は10月26日(日)~2026年2月28日(土)帰着分まで。

沖縄「勝連城スカイランタン宵祭り2025」、10月チケット販売

2025年9月8日(月) 配信

勝連城スカイランタン宵祭り(イメージ)

 近畿日本ツーリスト沖縄(三田周作社長、沖縄県那覇市)は11月2日(日)、8日(土)、15日(土)、23日(日)の4日間、うるま市にある勝連城跡のユネスコ世界文化遺産登録25周年を記念して、「勝連城スカイランタン宵祭り2025」を開催する。各回200枚のスカイランタン打ち上げチケットを用意し、10月1日(水)に先着順で売り出す。

 同イベントは、今年が勝連城跡の世界文化遺産登録25周年と、うるま市市制20周年の節目の年にあわせ、城跡の価値を改めて国内外へ発信すべく開催する。地元の伝統芸能と連携し、うるま市の歴史文化とスカイランタンの点灯が一体となった演出を行う。各回約200個のランタンが夜空に舞い上がり、勝連城跡と沖縄の夜空を背景に幻想的な風景を生み出すことを想定している。

 縁日をイメージした会場内では、夕涼みや会場内に設置された撮影スポットを楽しめる。使用するランタンはLED仕様で、安全性と環境への配慮を両立。自由にメッセージを書き込んだスカイランタンを夜空に放つ。

 最終日の23日(日)は、沖縄各地の獅子舞が集う「第37回全島獅子舞フェスティバル」が同時開催。イベントの集大成として、獅子舞と勝連城跡の幻想的な雰囲気の中で、スカイランタンが夜空に放たれる演出を楽しめる。

 午後6時から開場で8時終了。23日(日)のみ4時30分から開場し、5時開演(スカイランタン受付は6時から)となる。

 チケットの料金は大人2000円(税込)で、イベント会場への入場は無料。販売は「勝連城スカイランタン宵祭り2025」の特設サイトから。

長崎空港、イオン大村と周年コラボイベント ANAチーム羽田オーケストラのコンサートなど実施

2025年9月8日(月) 配信

イベントのポスター

 長崎空港ビルディング(衛藤勇社長、長崎県大村市)は9月13日(土)~15日(月)、イオン大村ショッピングセンター(長崎県大村市)と連携し、同ショッピングセンター1階の中央催事場で周年コラボイベントを開く。長﨑空港開港50周年とイオン大村ショッピングセンターの開店30周年を記念し、地域社会への感謝を込めて行う。

 イベント初日は長崎県で初めて、ANAチーム羽田オーケストラによるスペシャルコンサートを開催する。14日(日)には、全日本空輸(ANA)による飛行機のプッシュバックや制服着用の体験が行われる。15日(月)には、日本航空(JAL)が折り紙ヒコーキ教室を、オリエンタルエアブリッジ(ORC)はオリジナルグッズが当たるガチャを実施する。

「ミカド珈琲」とコラボのご当地菓子を開発 タカチホ、軽井沢周辺地域で販売

2025年9月8日(月) 配信

「軽井沢 ミカド珈琲ラング・ド・シャ」

 観光土産品の製造などを行う、タカチホ(久保田一臣社長、長野県長野市)は9月9日(火)から、軽井沢周辺の高速道路サービスエリアや道の駅などで、“軽井沢らしさ”にこだわった、ご当地土産焼菓子を売りだす。老舗コーヒーロースターの「ミカド珈琲」とコラボレーションし、「ラング・ド・シャ」と「レーズンサンド」を開発した。

 ミカド珈琲は1948年に東京・日本橋で創業し、52年に軽井沢に出店した。70年以上、観光客や地元住民に愛されてきた存在で、とくにモカソフトが有名。

 今回は2種類とも、このミカド珈琲の売上ナンバーワンという「MAJO リキッドコーヒー」を生地に練り込んだ。タカチホは「軽井沢らしさを大切にしたお菓子づくりを実現するものとなっている」と今回のオリジナル商品へ自信を見せた。

 「軽井沢 ミカド珈琲ラング・ド・シャ」は6枚入り700円、「軽井沢 ミカド珈琲レーズンサンド」は5枚入り900円。 

9月14日から特定日でオフロードバギーなどが登場 たざわ湖スキー場

2025年9月8日(月) 配信

大型エア遊具の「ふわふわ陸上アスレチック」も

 田沢湖高原リフト(草彅作博、秋田県仙北市)は9月14日(日)から、たざわ湖スキー場(秋田県仙北市)でオフロードバギー体験とキッズ向けの「ふわふわ陸上アスレチック」エリアを開業する。10月26日(日)までの土・日・祝日の16日間の期間限定となる。

 同スキー場はグリーンシーズンにも注力しており、アクティビティが楽しめる高原リゾートを目指している。今回、導入したバギーは周囲の自然の地形を生かし、特設オフロードコースを整備。緑に囲まれた林間の未舗装路を駆け抜けるスリル体験ができる。所要時間は30分で1人乗りは11歳以上からで1台3000円。2人乗りは1台4000円で、保護者同伴のもと5歳以上であれば乗車できる。

 約25メートル×60メートルという日本最大級のスケールとなる子供向けの「ふわふわ陸上アスレチック」は、飛んだり跳ねたり、思い切り身体を動かせる大型エア遊具。大人も一緒に楽しめる設計という。45分間で大人(13歳以上)は1500円、小学生1200円、親子ペア(4~6歳の子供と保護者)は2000円。