日本旅行、「貸切団体臨時列車で行く うま博&新潟・庄内」を売り出す

2019年8月27日(火) 配信

「新潟うまさぎっしり博2019」に参加する「貸切団体臨時列車で行く うま博&新潟・庄内」を売り出した

 日本旅行(堀坂明弘社長)はこのほど、10月1日(火)から12月31日(火)にかけて行われる「新潟県・庄内エリア デスティネーションキャンペーン」に連動し、10月12日(木)に開かれる新潟うまさぎっしり博2019」に参加する「貸切団体臨時列車で行く、うま博&新潟・庄内」を売り出した。同ツアーは観光庁の「山形・新潟応援キャンペーン」の支援制度を受け、旅行代金には1人3千円の補助を反映している。

 「新潟うまさぎっしり博2019」とは、「日本海グルメの競演」をテーマに、新潟と山形のグルメが一堂に会する食の祭典となっている。DCテーマである「食を通じて地域を知る」を体現し、日本海と雄大な山に育まれた新潟県と庄内エリアの豊かな食文化に触れ合えるイベントだ。

 同ツアーには、6月18日(火)に発生した山形県沖地震の風評被害を払拭し、自然・文化・食などの豊富な観光資源の魅力を伝え、体験と滞在を楽しむ目的で、観光庁実施の「山形・新潟応援キャンペーン」を活用している。

ツアー概要

ツアー名称:貸切団体臨時列車で行く うま博&新潟・庄内
旅行日程:2019年10月12日(土)~13日(日)
出発地:東京駅・上野駅・大宮駅・高崎駅
商品形態:① フリープラン往復新幹線+宿泊1泊、② 添乗員同行プラン 全4コース佐渡・寺泊/湯野浜温泉/あつみ温泉/新潟市内・庄内
旅行代金:1万9800円~
募集人員:350人

ツアースケジュール(フリープラン)

10月12日(土)
上越新幹線 貸切団体臨時列車 <普通車・指定席>
東京駅(午前8:32)上野駅(8:38)大宮駅(8:58)高崎駅(9:25)---新潟駅 (10:54)
到着後、送迎専用シャトルバスにて、JRA新潟競馬場うま博会場へ ・・・ 各自にて宿泊施設へ(泊)
10月13日(日)
各宿泊施設 ・・・ フリータイム ・・・ 各自にて新潟駅へ
上越新幹線 とき・Maxとき <普通車・指定席> 新潟午後2:13~6:12発の10列車から選択
新潟駅・燕三条駅・長岡駅---高崎駅・大宮駅・上野駅・東京駅

ツアーのPOINT

① 新潟うまさぎっしり博で使える利用券1千円分付(100円×10枚綴り)大人・子供(6~11歳)・幼児(3~5才)共通
② 往路貸切団体列車の車内にて新潟ならではのお菓子や飲物などを詰め合わせたお楽しみ袋を用意
③ 新潟駅到着時に歓迎横断幕による出迎え
④ 新潟の特産品が当たる大抽選会を実施
⑤ 新潟駅から新潟うまさぎっしり博2019会場までの本ツアー専用送迎シャトルバスを運行
⑥ フリープランで申し込みの人を対象に、10月13日(日)出発限定のオプショナルプランにて、日帰りバスツアー、観光タクシープランを用意

添乗員同行プランについて

 新潟県うまさぎっしり博(うま博)への参加だけではなく、新潟・庄内の魅力に触れる観光ツアーを設定している。
● うま博&佐渡・寺泊   佐渡泊    史跡佐渡金山や産業遺産・北沢浮遊選鉱場跡
● うま博&庄内 Aコース 湯野浜温泉泊 名勝天然記念物・笹川流れ遊覧船や羽黒山五重塔特別拝観
● うま博&庄内 Bコース あつみ温泉泊 羽黒山五重塔特別拝観や新観光列車「海里」乗車
● うま博&庄内 Cコース 新潟市内泊  新観光列車「海里」乗車や最上川芭蕉ライン舟下り

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クルーズプラネット 南極をグジュアリー船「L’AUSTRAL(ロストラル)」で巡る商品を売り出す

2019年8月27日(火) 配信

利用する「L’AUSTRAL(ロストラル)」

 クルーズプラネット(小林敦社長、東京都千代田区)はこのほど、阪急交通社と2社共同で南極クルーズチャーターを行う新商品「南極紀行16日間」を売り出した。利用する客船はフランス船籍のスモール・ラグジュアリー・シップ「L’AUSTRAL(ロストラル)」。出発は2021年2月で募集人数は190人となる。

 今回初めて阪急交通社との共同チャーターとなる。昨今の秘境人気を受けて、同社はクルーズ専門旅行社としてクルーズファンをはじめ、幅広い人へ新たな探検クルーズを提供する。

 同船は「極地へ冒険旅行に行けるラグジュアリー船」のコンセプトで生まれたフランスが誇るポナン社製のもの。洗練されたインテリアと美食を誇る客船でのフランス料理、毎食焼きたてのパン、アルコールを含む飲み物も料金に含まれている。全室オーシャンビューとして、南極の絶景を寛ぎながら眺めることができる。

 同社は20年以上にわたり極地探検クルーズで培ったノウハウがあり、10泊11日の船内では南極各分野の専門家による南極講座がある。同チャータークルーズは日本人エクスペディペティションリーダーとして伊知地亮氏が乗船し、南極勉強会などを日本語で行うことで、利用客の知的好奇心にも応える。クルーズ専門旅行会社としての添乗員も同行しクルーズリピーターに対して、より快適なクルーズチャーターを目指す。

L’AUSTRAL(ロストラル)概要

乗船定員:264人(2人1室利用時)
乗組員数:140人
総トン数:1万700トン
全長:142m
全幅:18m
巡航速度:16ノット
就航年:2011年

商品概要

ツアータイトル:大自然感動体験 南極紀行16日間
旅行期間:2月20日(土)~3月7日(日)
発着地:成田または羽田発着 ※各地から追加代金で参加可能
旅行代金:149万円~300万円(2人1室利用、1人あたり、燃油、諸税別)
特典:12月27日(金)までに申し込みの場合、早期申し込み特典で10万円を値引きする

標高600㍍の欅平で星空観賞 トロッコツアー参加者の募集を開始

2019年8月27日(火) 配信

宇奈月駅周辺の星空

 黒部峡谷鉄道が運営する黒部峡谷トロッコ電車(富山県黒部市)はこのほど、「星空トロッコ」ツアーの募集を開始した。

 ツアー参加者は、星空トロッコ専用ヘッドマークが取り付けてある機関車で、宇奈月駅から欅平駅まで移動。同駅屋上展望台で、星空解説員のガイドを聞きながら星座を観察する。 また展望台には、ゆったりと寝そべって星空を眺めるスペースも用意する。

 同社関係者は「標高600㍍の欅平は、市街地からも離れているため、星空観測には最適な場所。夏の大三角で有名な“はくちょう座”や“こと座”、わし座”を中心に、黒部峡谷を写したかのように輝く天の川が夜空に広がり、時には流れ星が横切ります」と魅力をPRする。

星空トロッコ 概要

開催期間:9月27日(金)・28日(土)・29日(日)の午後5:00~午後9:00まで

※9月28日(土)開催分は、定員に達したため、受付を終了した。

スケジュール:

宇奈月駅受付開始(午後4:20)=宇奈月駅改札集合(午後4:50)= 宇奈月駅出発(午後5:01)= 欅平駅到着(午後6:24)=星空観測(約50分) 星空解説付き=欅平駅出発(7:52)=宇奈月駅到着(午後9:06)

※荒天時(トロッコ電車が運休の場合)は、イベントを中止する場合がある。雨天時など星空が見えないときは、レストイン欅で映像機器を使った星空教室を実施。

 募集人員:開催日定員70人(最少催行人員各10人)

※先着順

募集締切:各開催日の11日前。

※各回定員に達し次第、受付終了。

販売価格:大人5700円、子供4千円(6歳以下も含む)

※参加料に含まれるもの(往復乗車券、軽食、飲料、記念品、保険付)。参加料は事前振込に限る。

イベント詳細│黒部峡谷鉄道トロッコ電車
https://www.kurotetu.co.jp/event-detail/?post=13
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全旅連、地方観光の受け皿を 支援制度創設へ要望書

2019年8月27日(火) 配信

研修会のようす

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(多田計介会長)は8月26日、全旅連常務理事・理事合同研修会を開いた。会員のうち7割以上を占める中小施設の総合的な支援制度の創設を要望する「要望書」を採択。訪日客が地方部に訪れ、消費して経済循環を生む「地方観光」が重要とし、この受け皿となる中小施設の支援制度化を進めていきたい考えだ。

多田計介会長

 同日、中小宿泊施設観光総合対策委員会(井上善博委員長)が制度概要などを会の場で発表した。同委員会は2019年6月11日に設立。中小施設は部屋数が50室以内の施設だと定義づけた。全旅連会員1万5296施設のうち、中小施設は1万1232施設で全体の73%と大半を占める。

 同委員会が中小施設を対象に行ったアンケートによると、8割が自館が老朽化していると答えた一方、7割が改装の予定なしだった。資金調達が急務となっている。

 ただ、バブル時の投資とその後の長期不況は、中小施設事業者の経営を圧迫した。このため投資を受けられないことがあり、資金調達が困難となっている状況だ。

 同委員会の竹村奉文(関東学園大学経営学部経営学科教授)アドバイザーは「(東京五輪後)店をたたむところも多いのではないか」と危惧する。

 これらを踏まえ、同委員会では中小施設が多い地方部での「地方観光」の総合対策を進める。

 9月中に5地区程度のモデル地区を選び、「観光総合対策計画(仮称)」を策定。自治体と観光庁、全旅連(同委員会)などで委員会を設立し、モデル効果検証後、対策事業の支援制度化をはかる。

 財源予算は国などに要望していく考え。1億円規模の事業にしていきたいという。

◇◇◇

 同日は観光庁を招いた講演会も開いた。観光産業課の多田浩人課長は「宿泊業の現状及び今後の課題」について講演した。

 17年に、宿泊業の就業者は60歳以上の高齢者が3割を占めた。多田課長は今後、「この層の退職による大幅な就業者数の減少が見込まれている」と指摘。外国人材を含む人材補填の取り組みが急務だとした。

グラフ

 一方で、高齢化社会は日本だけで進んでいるわけではない。

 外国人旅行者数上位国の高齢者(65歳以上)の人口推移は、2020~30年で中国が40%増、韓国が52%増、米国が23%増、タイは50%増と推計されている。20年以降は世界的に高齢化が進むことが分かる。

 訪日客をみれば、全体のうち65歳以上は約168万人(18年)だったが、13年からの5年間で約100万人増えている。

 「これからは日本人の高齢者だけでなく、外国人旅行者の高齢者をいかに受け入れていくかという視点も必要になる」(同氏)と理事長らに呼び掛けた。

 このほか、観光地域振興部の村田茂樹部長は「観光先進国を目指して」をテーマに講演。現状報告から今後の観光政策の方向性などを話した。

JR東日本×handy  インバウンド向けサービスで連携 快適な移動環境を

2019年8月27日(火) 配信

JR-EAST traininfoイメージ

 宿泊施設客室備え付けスマートフォン「handy※1」を展開するhi Japanはこのほど、東日本旅客鉄道(JR東日本)と連携し、handyを活用した「JR-EAST Train Info※2」アプリの利用促進トライアルを行うと発表した。国内のホテルにあるすべてのhandyにアプリを事前にインストールし、鉄道の乗換案内や運行情報を手に入れやすくすることで、快適な移動環境の実現をはかる。

  トライアル期間は2019年9月1日~2020年3月31日まで。観光庁によるアンケートでは、外国人旅行者の約76%が在来線(新幹線以外の鉄道)を利用する一方、うち約23%がルート検索やきっぷ・ICカード購入時などに不便さを感じていたという。今回の取り組みでアプリを活用してもらい、乗り換え方法の分かり辛さや、運休・遅延といったリアルタイムの運行情報の入手の難しさといった課題解決も目指す。

  一方、トライアルに併せ、「Welcome Suica※3」の認知度向上と利用促進を目的に、Suicaのペンギンオリジナルグッズをプレゼントするhandyユーザー限定のキャンペーンも実施する。

Welcomesuicaイメージ

 対象ホテルの宿泊者がJR EAST Travel Service Centerなどで「Welcome              Suica」(※3)を購入し、handy上から同CPにエントリーすれば、Suicaのペンギンオリジナルグッズがもらえる。

 期間は2019年9月1日からで、プレゼントが無くなり次第終了する。対象ホテルは、東京ステーションホテルと、ホテルメトロポリタン、JR東日本ホテルメッツ 渋谷。

※1「handy」:宿泊施設客室備え付けスマートフォン、国内ホテル約1,400施設、約15万室に展開(2019年7月現在)

※2「JR-EAST Train Info」:訪日外国人旅行者等に向けて、列車の運行情報や、シームレスなルート案内を提供するアプリ。英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)に対応

※3 預り金(デポジット)なしで28日間使用できる訪日外国人旅行者向けICカード。鉄道・バスなどのほか、電子マネーとして利用可能

東急電鉄所有の観光列車「THE ROYAL EXPRESS 」、北海道周遊コースの概要が決定

2019年8月27日(火) 配信

「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」列車デザインイメージ

 北海道旅客鉄道(JR北海道、島田修社長)と東京急行電鉄(東急電鉄、髙橋和夫社長)は8月22日(木)、東急電鉄所有の観光列車で北海道内をめぐる「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」のコース概要を発表した。道央や道東エリアを列車とバスでめぐる3泊4日の周遊プランで、2020年8月の催行を予定している。北海道胆振東部地震の影響を受けた北海道の観光振興と地域活性化をはかる。

 行程は、1日目に札幌を出発後、石勝線や根室本線などを経由し、道央の池田駅へ。宿泊する十勝エリアまでバスで移動する。2日目は釧路駅から釧網本線で道東の知床斜里駅まで走行し、知床エリアに宿泊。3日目は知床斜里駅から釧網本線と石北本線、一部バスを利用し、旭川駅まで移動する。宿泊は富良野エリアとなる。4日目は旭川駅から函館本線で札幌駅に帰着する。

 運行は4回程度を予定。いずれも札幌を金曜に出発し、月曜に帰着する。発売は20年2月の予定で、発売日や旅行代金は決定次第、発表される。

 列車は、東急電鉄の観光列車「THE ROYAL EXPRESS 」と電源車をJR北海道所有の機関車がけん引する。機関車は「北海道の力強く明るく元気な太陽の色・収穫の色」をイメージした「橙・オレンジ」にすることを決定した。

 電源車は「『THE ROYAL EXPRESS 』のロイヤルブルーとオレンジを粋につなぐ色」として、「白・ホワイト」をメインカラーにする。一部の駅は旅を彩る演出として装飾を施す予定。列車と駅の装飾は「THE ROYAL EXPRESS 」を手がけた水戸岡鋭治氏がデザインを行う。

駅装飾イメージ©ドーンデザイン研究所

 JR北海道と東急電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、日本貨物鉄道(JR貨物)の4社が19年2月、観光列車の走行プロジェクトを立ち上げた。鉄道事業者が連携し、観光列車を魅力ある旅行商品に作り出すことで、北海道の観光資源を発信していく。JR東日本は電源車を東急電鉄に譲渡し、JR貨物は「THE ROYAL EXPRESS 」などの車両を北海道まで回送運搬する。

 「THE ROYAL EXPRESS 」は普段、横浜―伊豆急下田間を走行する伊豆観光列車で、定員は国内最大級の約100人となっている。客車のほか食堂車やキッチンカー、結婚式などが行えるマルチカーの8両編成で、車両ごとにデザインが異なる。先端技術と職人技を組み合わせた豪華絢爛な空間を提供し、これまでに約9千人弱が利用している。

トラベルコ、7月の海外ツアー検索人気ランキングを発表

2019年8月27日(火)配信

サイパンのビーチ(写真はイメージ)

 700以上の旅行サイトが多彩な旅行プランを掲載するサイト「トラベルコ」を運営するオープンドア(関根大介社長、東京都港区)は、同サイトでの2019年7月の海外ツアー検索人気ランキングTOP20と人気急上昇の旅行先を発表した。

トラベルコ海外ツアー 検索人気ランキングTOP20

[ 1位] ソウル (韓国)
[ 2位] 台北 (台湾)
[ 3位] グアム (グアム)
[ 4位] ホノルル (ハワイ)
[ 5位] バンコク (タイ)
[ 6位] バリ島 (インドネシア)
[ 7位] 香港 (香港)
[ 8位] セブ (フィリピン)
[ 9位] シンガポール (シンガポール)
[10位] 上海 (中国)
[11位] 釜山 (韓国)
[12位] ダナン (ベトナム)
[13位] プーケット (タイ)
[14位] ニューヨーク (アメリカ)
[15位] パリ (フランス)
[16位] ホーチミン (ベトナム)
[17位] ケアンズ (オーストラリア)
[18位] サイパン (サイパン)
[19位] 済州 (韓国)
[20位] バルセロナ (スペイン)

 ※2019年7月1~31日にトラベルコ海外ツアーの行き先として検索された回数を基に集計

[トラベルコの見解]

 台北が4月以来、3か月ぶりにグアムから2位の座を奪還。香港はデモが大規模化して警官隊との衝突が報じられた7月下旬から検索数が低下し、前月5位から7位となった。サイパンは18年9月以来10か月ぶりのTOP20ランクインした。

 スカイマークが8・9月の夏休み期間中に成田―サイパン直行便をチャーター便として運航することを6月下旬に発表したが、そのことが7月に放送された人気がある経済ドキュメンタリー番組でサイパンの魅力とともに取り上げられたことで検索数が急増し、久しぶりのTOP20入りにつながったとみている。

トラベルコ海外ツアー 人気急上昇の旅行先

 18年7月の海外ツアー検索人気ランキングと比較した人気急上昇の旅行先は、下の通り。

[ 46位 → 34位] ウラジオストク (ロシア)
[ 85位 → 58位] パース (オーストラリア)
[ 93位 → 60位] ボラカイ島 (フィリピン)
[111位 → 80位] 仁川 (韓国)
[ 92位 → 82位] カッパドキア (トルコ)
[104位 → 83位] 西安 (中国)
[115位 → 90位] ナポリ (イタリア)
[108位 → 94位] モスクワ (ロシア)
[116位 → 95位] パレルモ[シチリア島] (イタリア)

 ※2018年・2019年7月のトラベルコ海外ツアー検索人気ランキングを比較し、前年より10以上順位が上がり、100位以内にランクインしている都市

[トラベルコの見解]

 前年同月46位から34位となったウラジオストクは、7月終盤にJAL・ANAが相次いで20年3月の成田—ウラジオストク路線の就航を発表したことによるもの。前年同月108位から95位へと21ランクアップしたパレルモは、人気があるクイズ番組でシチリアが取り上げられ、時代によって文化や宗教の異なるさまざまな国の支配を受け、今なおその影響が見られるシチリア島の魅力が詳しく紹介されたことで検索数が急上昇したとみている。

「トラベルコ」海外ツアーページ

ピーチと鹿児島県、「奄美群島応援団」発足 就航地の利便性向上はかる

2019年8月27日(火) 配信

(左から)美反園訓鹿児島県知事、井上慎一CEO

 ピーチ・アビエーション(井上慎一CEO)はこのほど、鹿児島県と「奄美群島応援団」を立ち上げ、奄美群島の「観光資源開発」と「来島促進」、「経済貢献」を3つの柱とした地域活性化と経済発展を目指す取り組みを共同で行うと発表した。就航地での利便性を向上することで、同社の航空需要を喚起をする。

 同取り組みは、鹿児島県の地元企業や自治体の主体的な取り組みを各パートナー企業とそれぞれの専門領域を生かしながら、連携協力してサポートするもの。

 第1弾として、奄美大島信用金庫とスマホ決済サービス「Origami Pay」を提供するorigamiとともにキャッシュレス化の促進をはかる。キャッシュレス決済の浸透不足は、訪日旅客を呼び込む際の大きな障害の1つになっているとの認識から、キャッシュレス化の普及により、観光地としての魅力がより高まることが期待されている。

 同社は今後も国内の潜在需要の喚起と訪日旅客の取り込みによる恒常的かつ安定的な観光客流入と、その消費を促すための環境整備に向けた施策を関係者と進める。

 井上慎一CEOは「就航地を盛り上げることにも尽力してきた。チーム一丸となった取り組みにより、アジアにも奄美群島の魅力が伝わって、奄美群島とアジアとのつながりを広げていきたい」とコメントした。

 

 

 

東京急行電鉄 4カ国語で駅構内・列車内のアナウンス開始

2019年8月26日(月)配信

利用イメージ

 東京急行電鉄はこのほど、2019年8月26日(月)から駅構内・列車内のアナウンスを4カ国語で案内開始すると発表した。世田谷線・こどもの国線を除く東急線全駅と、東急線内の全列車に順次導入していく。

 同取り組みは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどに向けて、今後増加する訪日外国人が安全・安心・快適に東急線を利用してもらうことを目的に、ヤマハが開発した音響通信技術「SoundUD」を用いた音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用したもの。

 「おもてなしガイド」の放送用アプリを、駅係員や乗務員に配布しているタブレット端末にインストールすることで、災害・輸送障害時の計画運休・間引き運転・折返し運転などに関する案内のほか、駆け込み乗車といった注意喚起など、48種類のアナウンスを日・英・中・韓の4言語で放送する。駅構内では駅の放送装置とタブレット端末を接続し構内放送を行い、列車内では車掌マイクを通じてタブレット端末から発せられる音声を放送できる。

「おもてなしガイド」で訪日外国人の案内をさらに強化

 さらに、同社が駅・列車でアナウンス音声とあわせて「おもてなしガイド」アプリに音声トリガーを流す。乗客は、スマートフォンなどにインストールした同アプリで受信することで、放送内容を13言語からアプリ上に表示させることもできる。これにより、訪日外国人がスマートフォンなどを通じて、駅などの放送内容を文字情報で確認できる。

 アプリに対応する13言語は、日本語、英語、中国語(簡/繁)、韓国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、タイ語、タガログ語、ベトナム語、マレー語、インドネシア語。

 同社では、これまで駅の改札窓口などでの1対1の多言語案内強化に取り組んできたが、「おもてなしガイド」を活用することで、とくに災害・輸送障害時に、より多くの訪日外国人に迅速かつきめ細かな情報提供を行っていくとしている。

観光庁、オーバーツーリズム対策へ 日本版「持続可能な観光指標」の初会合開く 

2019年8月26日(月) 配信

検討会のようす。髙科国際観光部長があいさつ

 観光庁は8月23日、オーバーツーリズム(観光公害)に対する日本版の「持続可能な観光指標」に関する初会合を開いた。訪日外国人旅行者数は好調に伸びる一方、一部地域では混雑やマナー違反などの観光公害に頭を抱えている。今回の指標により地域の実態把握し、課題の早期発見や防止策を打てるようにする。

 同庁は昨年6月に「持続可能な観光推進本部」を設置し、今年6月には報告書をとりまとめた。このなかで、国際基準に準拠した「持続可能な観光指標」を開発・普及することとした。今回の検討会で「持続可能な観光指標」を具体化。指標のもと、地方自治体やDMOらは、観光公害対策などを含む観光地経営を進めていく方向だ。

 同庁の髙科淳国際観光部長は「我が国の観光地の特性を反映した日本版の指標、またその普及方策についても議論してもらいたい」とあいさつした。

第1回「持続可能な観光指標に関する検討会」の開催について | 2019年 | 報道発表 ...
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000288.html
2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。