銀座キャピタルホテル萌木でクリスマス期間限定の宿泊プラン 客室内をクリスマス仕様に飾り付け

2020年12月14日 (月)配信

特製クリスマスディナー(イメージ)

 銀座キャピタルホテル萌木(東京都中央区築地)は12月22日(火)~26日(土)、クリスマス期間限定の宿泊プランを展開する。客室内をクリスマス仕様に飾り付け、同ホテルレストランのシェフが特製のディナーを提供する。

 同プランは、4人1室利用限定で、通常7人で利用可能な「アウトサイドコネクトファミリールーム」(コンフォートツインルームとデラックスツインルームの 2 部屋を組み合わせた客室)を1 グループで使用。1部屋はプライベートレストランとして指定の時間に食事がセッティングされ、もう1部屋は寝室として利用する。

 クリスマスディナーディナーは、ローストチキンや、海鮮のパエリア、クラムチャウダーのパイ包み、ハーブ風味のスモークサーモン、フルーツ盛り合わせ、クリスマスケーキ(銀座千疋屋)、ロゼ シャンパン フルボトルを用意する。

 関係者は、「GoToトラベル事業を利用することで、割引価格で宿泊できるほか、付与される地域共通クーポンを使って、徒歩圏内の築地場外市場での朝食などもお楽しみいただけます」とPRする。

神楽坂のまちをめぐる 12月25日(金)から公式チャンネルで配信 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京

2020年12月14日(月) 配信

神楽坂路上界隈〜城端曳山祭〈庵唄〉のようす

 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京(三好勝則代表)と粋なまちづくり倶楽部(山下馨理事長)は12月25日(金)から、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2020」を公式ユーチューブチャンネルで配信する。同イベントに出演してきた4人の伝統芸能の演者が案内役として、4編の映像の中で神楽坂と伝統芸能の魅力を伝える。

 「毘沙門天と赤城神社」編では、同イベントの2大会場の毘沙門天善國寺と赤城神社を巡る。案内役は人間国宝・3代目神田松鯉一門の講談師・神田鯉栄氏が務める。特設ステージ「講釈場」や伝統楽器と異ジャンルのコラボレーション演奏、伝統芸能ライブのようすを紹介する。

 「神楽坂を歩く」編では、フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニ氏が案内をする。神楽坂の名所や旧跡を巡るコースをベテランガイドとともに紹介。

 そのほか、「花街・神楽坂と“流しの芸能”」編、「神楽坂で奏でる」編を配信する。

 日本語版のほか、英語版も21年1月以降の配信を予定している。

 

MaaSは「地域の人とその地域を訪れる人、双方の課題を解決するツール」(KDDI 杉本憲昭氏・山田啓太氏)

2020年12月14日(月) 配信

新たな移動体験 ユーザー視点で

 地域住民や旅行者個々の移動ニーズに合わせ、複数の公共交通や移動サービスを組み合わせて検索・予約・決済などを一括で行う「MaaS」。観光などとの連携により、地域の課題解決につながると期待されている。ユーザー視点でアプリなどを開発し、各地で実証実験を進めるKDDIに話を聞いた。

経営戦略本部ビジネス開発部MaaSグループ課長補佐 杉本憲昭氏(左)、同本部地方創生推進部マネージャー山田啓太氏

 杉本 ・KDDIは、MaaSを「新たな移動体験の提供」と定義し、①自動運転②オンデマンドタクシー③マルチモーダルサービスの3領域で事業を進めています。観光MaaSは、このなかのマルチモーダルサービスの領域にあたります。

 マルチモーダルは、複数の交通モードを1つのIDで予約、検索、決済できるところがベースです。しかし、利便性は高いですが、これだけでは事業の継続は難しいです。そこで我われは、通信領域、非通信領域で出資しているグループと連携し、移動の目的である生活や観光と結び付け、ユーザーが「移動したい」と思えるような仕掛けも考えていきます。

 山田 ・12月31日まで愛媛県南予地域で進めている実証実験では、利便性を向上させ、利用者を増加させることで、同地域が抱える課題「公共交通機関の維持」を解決させようと、MaaSの導入を決めました。

 また愛媛県は、自動改札がなく、Suicaなどの交通系ICカードも使えません。こうした事情から公共交通機関を利用する旅行者は現金が必要になることも課題でした。MaaSならば、この課題も解決できます。

 このように地域の人とその地域を訪れる人、双方の課題を解決するツールが、MaaSです。

 杉本 ・今年の2月4日から3月31日の間、観光型MaaSアプリ「沖縄CLIP トリップ」を使い、沖縄県でも実証実験を行いました。オーバーツーリズムの解決をはかるためです。アプリの制作にあたっては、ユーザーのタビマエからタビナカまで行動を分析し、どこに不満があるのかを検証し、その解消を重視しました。アプリは、ユーザー視点がないと使われ続けないので、ここは非常に重要です。

 山田・ 一方で、MaaSを地方創生の観点から見た場合、コストや環境などさまざまな要因で、地方すべてには行き渡らないのではないかと思っています。地方でMaaSを実装させるには、工夫が必要です。

 南予では、地域事情を勘案し、非アプリ型のMaaSを採用しました。スマートフォンの機能「NFC接続」をオンにしていれば、駅やバスの出入り口に設置したNFCタグやポスターにスマホをかざすだけで、デジタルフリーパスの購入や、事前に購入したチケットが使用できます。この仕組みはアプリ型に比べ低コストで導入でき、煩雑な手続きや事前準備も必要ないので、同じような課題を持つ地域でも導入できるのではと期待しています。また、アプリ型とは違い利用までの過程が短く簡単なので、ユーザーの利便性も上がると思っています。 

 MaaSについていろいろな人と意見交換をしていると「ワーケーションとの親和性もいいね」と言われることがあります。実施場所に遠隔地が多く、移動が課題になっているからです。

 MaaSは、交通の需給バランスの平準化を担っているので、得た知見を生かし、今後はワーケーションとの連携についても模索していきたいです。

(構成=後藤文昭)

KNT×岡崎市、人気ユーチューバー「東海オンエア」聖地巡りプラン販売 専用ルーム宿泊プランも

2020年12月14日(月) 配信

貸切タクシーの装飾

 近畿日本ツーリストと愛知県岡崎市は12月11日(金)、 「岡崎観光伝道師」で人気ユーチューバーの「東海オンエア」聖地巡りプランを売り出した。限定グッズとタクシー貸切が付き、初めて岡崎市を訪れる人も観光しやすいプランに仕上げた。

 プランは日帰りと宿泊があり、Go Toトラベルも活用できる。両プランとも「東海オンエア」の聖地巡礼タクシー4時間貸切や、オリジナルパッケージのお菓子・小枝1箱が付く。さらに、日帰りプランは東海オンエアの土産セットを用意。宿泊プランは、東海オンエアで装飾された専用ルームに宿泊するほか、部屋にセットされるキャラクター入りルームスリッパは、持ち帰ることができる。

宿泊部屋の装飾の一例(持ち帰り不可)

 Go Toトラベル適用後の旅行代金は、日帰りが1人6110円から(参加人数4人の場合)、宿泊は1万2350円(同)から。いずれも1人参加プランもある。

 「東海オンエア」は、愛知県岡崎市を拠点に活動する6人組ユーチューバーで、チャンネル登録者数は560万人を超える。2016年に岡崎観光伝道師に任命されている。

【参加者募集中】親子が楽しむワーケーションとスタディケーション体験ツアー 南紀白浜で初開催

2020年12月14日(月)配信

家族それぞれが過ごす時間を大切にする新しいリゾートツーリズム

 和歌山県・南紀白浜のリゾートホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」は2020年12月26日(土)~27日(日)に「親子が楽しむワーケーションとスタディケーション体験 in 南紀白浜」モニターツアーを初開催する。現在、モニター参加者を募集している。

 観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択された取り組み。最先端のテクノロジー教育事業「TECH PARK(テックパーク)」を展開するグルーヴノーツ(佐々木久美子会長、福岡県福岡市)、インバウンドビジネスを展開するTOUCH GROUPのランドリーム(原田静織社長、東京都品川区)と協働し、取り組む。

 リゾート地ならではの癒しや心の豊かさを体感してもらうとともに、家族一人ひとりの「個」を尊重し、親にとっての「ワーケーション」や「大切な自分時間」と、子供にとっての「スタディケーション」や「最新テクノロジーを学びながら遊ぶ楽しさ」を両立させる新たなリゾートライフプログラムだ。Withコロナ・Afterコロナにも対応するツーリズムとして効果検証、改善をはかりながら、白浜町の活性化に貢献していく。

 モニターツアー「親子が楽しむワーケーションとスタディケーション体験 in 南紀白浜」は、12月26日(土)~27日(日)の1泊2日で開催。対象は小学生~中学生のいる家族。子ども向けにはコンピュータと使ったプログラミングが学べるアクティビティコース、親向けには熊野古道パワースポットバスツアーなど3コースを用意している。モニター参加は無料。ただし、SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMOREまでの移動交通費、ツアー日程中の宿泊代・朝夜の食事代は各自負担。 

「吉野町ふるさと納税サイト」を 2020年12月1日(火)にリニューアル

2020年12月14日(月)配信

 奈良県の吉野ビジターズビューロー(東利明代表理事、奈良県吉野町)は、独自で運営する「吉野町ふるさと納税サイト」を2020年12月1日(火)にリニューアルオープンした。

 ふるさと納税の謝礼品をさらに充実させた。吉野産の高級杉・桧の特産品、天然の健康成分たっぷりの食品類、お米、日本酒、柿の葉寿司など、豊富なラインナップがそろう。また、奈良県吉野町の魅力を伝えるWebマガジン「よしのーと!」とも連動し、吉野町内のグルメや工芸品、土産物など、記事の中で紹介されたものを購入することもできる。

中部国際空港、非接触化に向けタッチレスセンサーを実証実験

2020年12月14日(月)配信

画面上部にセンサーを設置するだけで非接触化を実現

 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は12月8日(火)から、第2ターミナルの自動チェックイン機の非接触化に向けて、タッチレスセンサーの実証実験を始めた。日本エアロスペース(蔵前浩社長、東京都港区)の機器「エアクリック」を装着した1台を、2021年1月上旬まで設置する。

 「エアクリック」は、既存タッチパネル式操作画面の上部に装着するだけで、画面に指を触れずに操作が可能となる機器。既存製品を改修せずに設置できるのが特徴で、センサーから発出する赤外線が指を感知してタッチレス操作を実現している。対応画面サイズ(縦横)は115~346ミリで、検知範囲は自由に設定もできる。

 自動チェックイン画面の非接触化は、セントレアが掲げる「新しい空港利用の11のポイント」の一環。セントレアでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、空港での取り組みや空港利用者へのお願いの発信に力を入れている。

日本修学旅行協会、修旅の実態公表 19年度中学は約84%実施

2020年12月14日(月) 配信

中学校の具体的な行先で最も多い場所は奈良公園になった。画像は奈良公園の鹿

 日本修学旅行協会(竹内秀一理事長)が12月1日(火)に発行した、2020年度版教育旅行年報「データブック」によると、19年度の中学校における国内修学旅行の実施率は89・5%だった。調査は、国内旅行の調査では中学校の963校と高等学校の1149校から、海外旅行は中学と高等学校の2112校から回答を得た。訪日は原則として、日本の学校間交流を実施した学校の状況を調べ、中学の44校と高等学校の163校をリサーチした。海外からの訪問件数は313件。

 中学校において国内旅行を実施しない理由は、海外修学旅行の実施が41・6%で最も多かった。次いで、新型コロナウイルス感染防止のためが38・6%。

 不参加生徒がいる学校は73・2%。なしは26・8%。理由は学校不適応が72・9%と最も多く、続いて健康上の理由が15・6%。

 生徒1人当たりの費用は6万4683円。年度別推移は17年が6万6216円、18年が6万4450円。

 旅行先は京都が(22・7%)トップ。以降は奈良(19・8%)、東京(11・9%)、大阪(9・1%)、千葉(7・4%)と続いた。具体的な見学先は奈良公園(奈良県奈良市)が396件で1位。次いで、法隆寺(奈良県・斑鳩町)が187件、清水寺(京都府京都市)は182件、金閣寺が(同)170件、東京ディズニーリゾートは(千葉県浦安市)166件となった。

 利用宿泊施設の内訳はホテルが前年度比1・5%減の55・6%、旅館が同1・3増の35・7%。

 高等学校の修学旅行実施率は91・8%だった。国内で実施しない理由は海外実施が64・5%で最も多く、次は新型コロナウイルス感染予防が24・9%。

 不参加生徒がいる学校は75・2%。最も多い理由は健康上が26・1。2位以降は経済的な事情が25・2%、部活が20・4%、学校不適応は19・0%と続いた。

 生徒1人当たりの費用は10万2737円。費用の年度別推移は17年が10万1473円、18年は10万2683円。

 最も多かった旅行先は沖縄(11・5%)。続いて大阪(9・6%)、京都(9・5%)、東京(9・3%)、奈良(6・4%)。具体的な見学先はひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館(沖縄県糸満市)が224件でトップ。続いて、海洋博公園・美ら海水族館(沖縄県・本部町)が214件、沖縄平和祈念公園・平和祈念館が180件、国際通り(沖縄県那覇市)は169件、浅草・浅草寺(東京都台東区)とスカイツリー(東京都墨田区)の合計146件。

 利用宿泊施設はホテルが前年度比2・9%増の76・7%、旅館は同3・4%減の14・7%。

 中学校と高等学校で行先を海外に選んだ学校は537校で、全体の25・4%。行先は台湾が104件で最多。シンガポール(56件)とマレーシア(43件)、オーストラリア(39件)が上位となった。

海外修学旅行における生徒1人当たりの費用と平均宿泊日数は台湾が12万4650円で3・4泊。シンガポールが17万5624円で、3・9泊。

 訪日旅行の国別の件数は台湾(66件)、中国(56件)、韓国(22件)が多くを占めた。

 平均滞在日数は台湾が前年度比1・2日減の5・9泊、中国が同0・9日減の6・1泊、韓国が同0・9日増の5・4日になった。

「津田令子のにっぽん風土記(68)」街が好き、旅が好き。街歩きに夢中~ 街歩き編 ~

2020年12月13日(日) 配信

街歩きを楽しむ斎藤さん
NPO法人ふるさとオンリーワンのまち 会員 斎藤 順子さん

 3歳の時に父親の仕事の関係で東京に出て来た小倉(福岡県)生まれの斎藤順子さん。「今まで暮らしてきた街、すべてがふるさとなんです」と話す。ご主人も転勤族ということもあって、これまでに暮らした街は12にものぼる。「どの街も『住めば都』で好きでした」と振り返る。

 
 今は、千葉県佐倉市にあるユーカリが丘に居を構える。ユーカリが丘は成長管理型の街づくりを行っている街としてグッドデザイン賞や日本都市計画学会賞計画設計賞など数々の賞を受賞する誰もが憧れる街の1つだ。

 
 「街」を歩き「街」を見て「街」を知ることがライフワークの1つになったと斎藤さん。その延長線上に「旅」があるとおっしゃる。先日も、3密を避け夏季だけお孫さんたちが山遊びをするために借りている群馬の片品村に数日滞在し、家族そろってコロナ禍を意識しつつアクティブで楽しい旅を満喫された。

 
 「日本国内は安全で清潔ですね。どの観光地も進化と自然の共生が上手くいっているように感じます」。日本ならではの文化と歴史と雅な世界観を持ち合わせ、どの季節に訪れても美しい風景に出会える京都は繰り返し訪ねているという。

 
 幼少時から楽しい旅行の思い出がたくさんある斎藤さん。ご主人が毎年企画する「大探検、冒険、夏休み」がビッグイベントで、なかでもカーフェリーで行く北海道は大人気で6年連続で夏を過ごしたほど。「子供が巣立った後は夫婦2人で京都で新年を迎えたり贅沢な大人旅に出たりしていました」。やがてお孫さんが生まれ旅先もディズニーリゾートや、海、スキーへ。寝袋キャンプも初体験。来年はサーフィンに挑戦する計画だという。

 
 「国内で訪ねていないのは長崎県だけ」という斎藤さんは「身近にこそ行ったことがない場所がまだまだある」と気づく。「いつでも行けそうな場所は行かずに終わってしまうかもしれない」。そんな時に見つけたのがカルチャーセンターの街歩きだ。

 
 「講師の先生の案内でプチ旅を愛する方々と住宅地にひっそり佇む小さな美術館で感動したり、歴史を語る建造物や邸宅を訪ねたり。老舗の味を堪能し、新しいお洒落なお店の味を知ることもできます。いつもはいただき物の銘菓を、お店に足を運んで買い求め、地元で愛される品を家族へのお土産にできるのですから」と語る。

 
 「手軽に過ごす至福の時間。私は今、街歩きに夢中なんです」。満面の笑みと青いコートが印象に残る。

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

 

【旅行新聞バイク部】ほうとうを食べに、山梨県・山中湖へ 寒いけど楽しい冬のツーリング

2020年12月12日(土) 配信

山中湖のほとりで

 旅行新聞バイク部の増田剛と木下裕斗は12月某日、ほうとうを食べに、山梨県の山中湖に向かった。

 凍てつく寒さのなか、午前9時30分、宮ヶ瀬湖(神奈川県)を一望できる鳥居原ふれあいの館に集合。今年5月のバイク部発足式以来、2回目の部活動(ツーリング)となる。

 お互いのマシーンをあらゆる言葉で褒め合ったあと、エンジンに火をつけ、快調にスタート。

道志村産のじゃがいもで作ったコロッケ

 「道の駅 どうし」で最初の休憩をした。道志村産のじゃがいもで作ったコロッケ(1個150円)は熱くて、香ばしく、冷えた体にとても美味しく感じた。

 太陽が現れた戸外のベンチに座り、紙コップのホットコーヒーを飲みながら、2人の部員は「人生とは何か」について語り合った。

 再び走り始めると、朝、目が覚めたとき曇っていたために、期待していなかった富士山が姿を見せた。バイクを停め、かじかんだ指でシャッターを切った。

山梨クリスタルポークの豚肉ほうとう

 山中湖のほとりにある浅間茶屋で、この日の目的であった「山梨クリスタルポークの豚肉ほうとう」を食べた。

甲州名物の鳥もつ煮

 「甲州名物鳥もつ煮」も注文した。満たされた気分に浸りながら、「来年は、どこに行こうか」など話した。

冬のツーリングは寒いけど、楽しい

 冬のツーリングは、透明な冷たい空気を切り裂く感じが、忘れられない。いい旅だった。