tripla、宿泊顧客管理ツール 台湾の宿泊施設にも販売

2023年7月28日(金)配信 

台湾の宿泊施設の顧客サービスと利益の向上に貢献する

 宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO)は7月28日(金)、国内で展開してきた「tripla Connect」を台湾でも提供すると発表した。宿泊業界に特化したCRM・マーケティングオートメーションツールで、台湾の宿泊施設での顧客サービスと利益の向上に貢献し、サービス拡大を目指す。

 「tripla Connect」は、宿泊施設が必要とする顧客分析のテンプレートを標準装備したシステムで、宿泊施設がリピート顧客や潜在顧客である宿泊予定者のロイヤリティを高められるもの。同社が提供する予約エンジン「tripla Book」や、多言語AIチャットボット「tripla Bot」とも連携したマーケティング施策が実施できる。行動履歴や特性で分けた自社公式サイト利用者に対し、メール配信やバナー表示など、顧客ごとの志向に合わせた最適な情報を提供できるようになる。

 同社によると「宿泊施設にとって自社公式サイトからの予約を増やすことは、手数料のコスト削減やリピート率増加につなげるための重要手段であり、世界共通の課題。とくに台湾では、宿泊客がコロナ禍以前の水準に回復しておらず、収益最大化の必要性が高まっている」と、提供開始に至る背景を明かした。

Loco Partners、新社長に鷲野宏治氏 村上氏は退任

2023年7月28日(金) 配信

鷲野宏治新社長

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を運営するLoco Partners(村上文彦社長、東京都港区)はこのほど、定時株主総会ならびに取締役会を開き、7月1日付で鷲野宏治非常勤取締役を社長に就任する人事を発表した。なお、代表取締役社長の村上文彦氏は退任した。

 鷲野 宏治(わしの・こうじ)氏 1977年生まれ。2007年12月KDDIに入社。auかんたん決済などのプラットフォームビジネスに従事したのち、旅行事業領域を担当。2021年10月Loco Partners社外取締役などを歴任。

秋田臨海鉄道が特別清算へ 負債は約3億4000万円(帝国データバンク調べ)

2023年7月28日(金) 配信

 秋田臨海鉄道(代表清算人=佐渡嗣氏、秋田県秋田市)は7月6日(木)、秋田地裁から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、負債は約3億4000万円。

 同社は1970(昭和45)年4月に第三セクターとして設立された鉄道貨物輸送業者。国鉄や秋田県などが主体となって、秋田湾臨海工業地帯に進出した各企業の貨物輸送を手掛けていた。

 2つの路線を保有し、ディーゼル機関車による貨物鉄道輸送や、日本貨物鉄道から受託した貨車入れ替え業務、貨車のメンテナンスも行い、2001年3月期の年間収入高は約4億200万円を計上していた。

 しかし、物流の変化によって、鉄道運輸の需要は減少傾向を辿り、21年3月期の年間収入高は約1億7800万円に落ち込んでいた。

 このため、同年3月末をもって鉄道貨物事業を終了し、翌22年4月から敷設していた線路や踏切などの撤去工事を行い、今年4月末に撤去を完了。5月22日に開催した株主総会の決議により、解散していた。

「韓国絶品グルメ30選商品コンテスト」9~11月出発のツアー対象(JATA×韓国観光公社)

2023年7月28日(金) 配信

韓国絶品グルメ30選ロゴマーク

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は韓国観光公社と共同で、9月1日(金)~11月30日(木)出発までの商品コンテストを行う。同コンテストでは、16社22団体が参加。商品魅力度、商品告知方法、最終集客人数などのチェック項目で優れた4商品を表彰する。ツアー商品には専用ロゴが付けられる。表彰は12月中旬を予定。

 このコンテストは、アウトバウンド促進協議会(JOTC)・東アジア部会における部会活動の一環。2019年にJOTCが制定した「韓国絶品グルメ30選」の各社の商品化が、コロナの影響で停滞していたことを受け、再度各社に使ってもらうことで魅力ある韓国の食をアピールする。ソウル一極集中緩和と、高付加価値を提供するのが目的。

 東アジア部会韓国ワーキング座長の上大信康氏(日本旅行ツーリズム事業本部海外旅行推進部部長)は、「日本からの送客は66万人。対して、韓国からの送客は258万人で、約4倍の開きがある。双方向交流のアンバランスさを少しでも是正したい」とした。

 コンテストについて、「実際に地方へ行っていただき、その土地の歴史や文化を合わせて知っていただきながら、本場の味を楽しんでもらいたい」と期待を述べた。

 韓国絶品グルメ30選のうち、全羅北道では全州マッコリ定食、慶尚北道では安東チムタク、釜山広域市ではテゲ(ズワイガニ)が楽しめるなど、韓国人にも人気のあるメニューを楽しめる。

 韓国観光公社の日本地域センター長兼東京支社長の金観美氏は、「日本のニーズに合わせた観光コンテンツや、地方ならではの新しい魅力をPRし、韓国全土へと足を運んでもらうためのさまざまな事業を行っている。エントリー各社へ最大限販売支援を行う。日本の旅行者に、海外旅行の楽しさを思い出していただければ」と話した。

左から姜煕珠氏、金観美氏、上大信康氏(日本旅行)、伊藤清香氏

京都丹後鉄道、タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン運行

2023年7月28日(金) 配信

2011年まで定期運行していたタンゴ・エクスプローラー

 京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS(飯島徹社長、京都府宮津市)は、8月11日(金・祝)から「TANGO EXPLORERオマージュトレイン」を運行する。1990~2011年に定期運行していたタンゴ・エクスプローラーを、現存するKTR800形車両で再現。約2年程度、運行区間の西舞鶴―豊岡駅間を乗車区間の運賃のみで乗車できる。

 タンゴ・エクスプローラーは、運行終了後も鉄道ファンや沿線地域の人からの人気が衰えることなく、現車両の保存を望む声や、また乗りたいなどといった声を多く寄せられていたという。そこで同社はこのような声に応え、感謝の気持ちを伝えたいという思いから「オマージュトレイン」の運行を実現させた。

オマージュトレインの車両ラッピング全体

 オマージュトレインは、外装がタンゴ・エクスプローラーと同じライトベージュメタリックのカラーで、ボディーラインは宮福線で親しまれた赤と緑を採用。側面には「Revival homage」と記されたタンゴ・エクスプローラーのロゴを配置している。

 内装は、実際に使用していた一部の座席を移設し、すべての座席には運行当時と同様の丹後ちりめんのシートカバーを設置。壁面に運行当時の走行写真を貼り、当時のようすを思い起こしながら乗車できるようにした。

 運行ダイヤは、8月8日(火)ごろに京都丹後鉄道Webサイトで公開を予定している。

東京メトロ×岡山県 メトロで巡るゆかりの地スタンプラリー実施

2023年7月28日(金) 配信

 東京地下鉄(東京メトロ)と岡山県は8月4日(金)から、「東京メトロで巡る 岡山県ゆかりの地スタンプラリー」を実施する。小石川後楽園など、沿線にある同県ゆかりの地の最寄り駅にスタンプを設置し、地域のにぎわいづくりに貢献する。

 スタンプは「小石川後楽園」最寄りの後楽園駅と「馬越恭平像(恵比寿ガーデンプレイス)」の恵比寿駅、「二松学舎大学」がある九段下の3カ所に設置する。小石川後楽園の外堀に使用されている石は、岡山藩主を組頭とする石垣方四組に属していた備中成羽藩主・山崎甲斐守らの「刻印」が刻まれている。また、同県井原市出身の馬越恭平氏は日本初のビヤホール「恵比寿ビヤホール」を開設。二松学舎大学前身の漢学塾二松学舎は、同県倉敷市出身の三島中洲氏が設立している。

 各駅に設置の専用台紙に3つのスタンプを集めて、岡山県アンテナショップのとっとりお・おかやま新橋館(東京都・新橋)へ持参すると先着で2000人に達成賞「大原美術館ポストカード」をプレゼントする。実施は8月27日(日)まで。なお、達成賞はなくなり次第終了する。

ご当地ドリンクをアピール、高知県などが周遊企画

2023年7月28日(金) 配信

県内各地でご当地ドリンクが楽しめる

 高知県県内市町村、民間企業組織連続テレビ小説博覧会推進協議会」722日(土)、県内77当地ドリンクアピール企画「福(こうふく)土佐御朱飲”り」

 端麗辛口土佐伝統的く、お茶、柑橘使ったドリンク、県内ブドウ醸造ワインクラフトビール多種多彩飲み物がそろ。い高知自然環境生み出で、飲料高知魅力再発見という。

 参加店舗対象飲料購入と、「御朱ステッカらえる。ドリンクごとに77種類ステッカがそろう。

 購入デジタルスタンプラリ参加スタンプ特産品プレゼント応募る。

吉田栄作さん記念ミニライブ、10月1日川崎・東急REIホテルで

2023年7月28日(金) 配信

今年俳優デビュー35周年を迎える吉田栄作さん

 神奈川県川崎市川崎キングスカイフロント東急REIホテル(岡部久子総支配人)101日(日)、俳優歌手吉田栄作俳優デビュ35周年記念イベント

 今年開業5周年を迎えたホテルとのコラボイベント。館内1にあカフェ「The WAREHOUSE BUSINESS LOUNGE&CAFEで、アコースティックギタミニライブライブチェキ会(写真撮影会)やCD即売会実施る。

 コーヒーな吉田さん考案オリジナルカクテルコーヒ当日限定販売る。

 午後132公演。所要1時間。料金席(前方3500円、席(後方2500円。い1ドリンク

 ホテルはコラボレーション企画として、吉田さんのサイン入りホテル5周年トートバッグやライブ鑑賞チケットなどが付いた宿泊プランと、ランチブッフェ付きのプランを販売する。

ホテルメトロポリタン 鎌倉が企画 8月1日から「朝涼みの鎌倉さんぽ」ツアースタート 

2023年7月27日(木) 配信

人通りの少ない鎌倉を楽しんで

 ホテルメトロポリタン 鎌倉(神奈川県鎌倉市)は8月1日(火)から、「朝涼みの鎌倉さんぽ」ツアーを期間限定で実施する。

 人力車でおなじみのえびす屋鎌倉の俥夫が、人力車を曳きながら話す鎌倉の魅力や各スポットのうんちくなどを歩きながら紹介する企画。

 コースは日替わりだが、各コース共通で鎌倉農協連即売場(レンバイ)での解散となる。散策ルートは鶴岡八幡宮や本覚寺、妙本寺など同ホテル近隣の寺社や、小町大路などの裏路地を両社の担当者が実際に歩き組み立てた。

 担当者は、「宿泊の醍醐味のひとつは、早朝のとても静かでゆったりとした時間が過ごせること。人通りの少ない鎌倉をぜひお楽しみください」とPRする。

 「朝涼みの鎌倉さんぽ」ツアーは、8月31日(木)までの実施で、同ホテルの宿泊客が対象。料金は無料で、チェックイン時に先着で受け付ける。出発時間は朝8時で、所要時間は40~50分程度。

「天王洲キャナルフェス2023夏」7月28(金)~30日(日)開催 天王洲を「文化観光の体験都市」へ

2023年7月27日(木) 配信

天王洲キャナルフェス夏2023(7月28~30日開催)

 天王洲・キャナルサイド活性化協会(三宅康之代表理事、東京都品川区)は7月28(金)~30日(日)の3日間、アイルしながわ(旧東品川清掃作業所)、天王洲オーシャンスクエア、天王洲キャナルイーストを会場に「TENNOZ CANAL FES 2023-SUMMER-」(天王洲キャナルフェス2023夏)を開催する。

 目玉企画は、今年で4回目となる跡見学園女子大学の篠原ゼミ(篠原靖准教授)の学生と、協会会員のパナソニックグループとの産学連携として、「令和の日本の夏まつり」をテーマに、学生のアイデアと、パナソニックの先進技術が融合した体験型コンテンツを多数出展する。

 昨秋から実証実験を重ねているクラウド型街巡りガイドサービス「Smart Town Walker®」や、遠隔コミュニケーションシステム「AttendStation®」をバージョンアップして、観光DX商品開発に向けたサービスも提供する。

 「体験観光型・令和のヨーヨー釣り」では、日本の夏まつりを代表する縁日コンテンツであるヨーヨー釣りを、映像プロジェクションと極微細ミストのテクノロジーで演出を行う。

 このほか、天王洲地区に点在するアートを近距離モビリティ(電動車いす・電動キックボード)に乗り、自ら操縦して巡る体験型ツアーなど、さまざまな体験を用意している。

 官民学が連携して、天王洲の街の活性化に取り組んでいる、天王洲・キャナルサイド活性化協会の三宅代表理事は、「今回は、パナソニックの先進技術と、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部篠原ゼミの学生とのコラボレーションにより、次世代のおもてなしや、感性を織り込む観光DX商品の開発にチャレンジしている」と紹介。

 さらに、「この産学連携による実証実験を重ねることで、天王洲が『文化観光の体験都市』として、街のコンバージョン(転換や変化)を目指したい」と語る。