【国土交通省】人事異動(8月12日付)

2026年8月10日(月) 配信

 国土交通省は8月12日付の人事異動を発令した。

 港湾局付・即日辞職(大臣官房技術審議官航空局担当)魚谷憲

 大臣官房技術審議官航空局担当(港湾局付)中原正顕

【国土交通省】人事異動(8月10日付)

2026年8月10日(月) 配信

 国土交通省は8月10日付の人事異動を発令した。

 出向 警察庁長官官房付(大臣官房付)高石将也

「トウブ急行」(沼津市)、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年8月10日(月) 配信

 トウブ急行(石田英司代表、静岡県沼津市)は7月15日(水)、静岡地裁沼津支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約1億5000万円。

 同社は1973(昭和48)年8月創業、94(平成6)円12月に法人改組された貸切旅客自動車運送業者。企業の従業員送迎やスクールバス事業のほか、観光バスの運行も行い、ピークとなる2001年3月期には年間収入高約1億4000万円を計上していた。

 しかし、工場の海外移転や県外への集約のほか、少子化の影響も重なって、25年3月期の年間収入高は約4500万円に減少。「過去の設備投資に伴う有利子負債が年商を超える規模に膨らみ、厳しい資金繰りが続いた」(帝国データバンク)ため、26年7月2日に自己破産を申請していた。

巨星墜つ 瀧多賀男水明館会長のお別れの会開く

2026年8月10日(月) 配信

お別れの会の式典会場

 今年6月に90歳で亡くなった故瀧多賀男水明館代表取締役会長のお別れの会が7月29日(水)、岐阜県・下呂温泉の水明館で行われた。

 当日は、政財界や観光業界、企業関係者ら400人を超える人が参列。瀧会長の功績を偲びながら、山川宗玄老太師(臨済宗妙心寺派管長霧隠軒)の導師による読経が行われ、関係者が感謝と敬意を込めて見送った。

 下呂市の山内登市長は「下呂温泉を長きにわたって牽引していただいた」と感謝の意を示し、山幹夫岐阜新聞社最高顧問、友人代表として杉浦匡介氏が「春子夫人と二人三脚で歩んできた」と弔辞を述べた。

多くの関係者が参会した懇談会

 水明館の瀧康洋社長が参会の謝辞を述べ、「これからもスタッフ一同、より一層精進していく」と語った。

 参列者は献花をし、懇談会場には故人の歩みを紹介する思い出の写真や品々が展示され、故人との思い出を語り合っていた。

 【略歴】1936(昭和11)年11月1日生まれ。1980年5月社長就任。2014年5月会長。94月2月岐阜県温泉協会会長、同年5月下呂温泉旅館協同組合理事長、95年5月下呂温泉観光協会会長 03年6月日本温泉協会会長に就任。

【下呂温泉】夏の最大イベント 第78回「温泉感謝祭」開く

2026年8月10日(月) 配信

温泉感謝祭のようす

 岐阜県・下呂温泉は8月3日(月)、下呂温泉の繁栄と発展を祈願して、温泉寺で瀧康洋温泉感謝祭実行委員長(水明館社長)をはじめ、組合員が出席して祭事がおごそかに行われた。今年で78回を迎えた。

 瀧委員長は「先人たちが守ってきた下呂温泉を、未来に向かってつないでいきたい」とあいさつした。

 温泉感謝祭(8月1~4日)は“下呂温泉祭り”のなかの行事で、毎年観光客も多く集まる。

 3日は、温泉の感謝と下呂温泉の発展を祈願するため、組合員をはじめ、芸妓衆などが白鷺橋から温泉寺まで「参進行列」を行った。

 夜には飛騨川河川敷で、1万発を超える打ち上げ花火や仕掛け花火のライブショー“花火ミュージカル夏公演”が夜空を彩り、大勢の観客を魅了した。

京急電鉄とSANU、横須賀・観音崎に共同拠点 2027年夏開業へ

2026年8月10日(月) 配信

セカンドホーム・ツーリズムで分散観光を

 京浜急行電鉄(川俣幸宏社長、神奈川県横浜市)とシェア別荘サービスを展開するSANU(福島弦社長、東京都新宿区)はこのほど、共同拠点開発に向けて提携した。両社は2027年夏、神奈川県横須賀市の観音崎公園隣接エリアに、「SANU 2nd Home 観音崎(仮称)」を開業する予定だ。

 横須賀市の年間観光客数は1000万人を超える一方、多くは日帰りにとどまるという。両社は、市の「観光立市推進基本計画(第2次)」などを踏まえ、一度きりの消費型観光ではなく、何度も同地に通う関係人口創出をはかる「セカンドホーム・ツーリズム」をコンセプトに据える。滞在型観光への転換と観光資源のエリア分散化を目指していく。

 同施設は、会員制セカンドホームを基本に、1泊からの一般宿泊にも対応する。客室は7室で、カフェを併設する計画。1階のカフェは宿泊者に加え、近隣の横須賀美術館や観音崎公園を訪れる観光客、地域住民も利用できる場所として計画している。電車とバスで東京・品川から約60分で通える拠点となり、SANUが展開する全国37拠点・241室の1つに加わる。

 京急電鉄の川俣社長は、移動をきっかけに地域との継続的な関係を生む取り組みと位置付ける。また、SANUの福島社長は「都心に住む人々にとって、何度も繰り返し通いながら、その地域や自然を好きになっていく、大切なもう一つの家。セカンドホームという新しいライフスタイルの風が、ここ観音崎で緩やかに流れることを楽しみにしている」とコメントしている。

広栄交通バスとジェイアールバス関東、所沢・川越から伊香保・草津結ぶ高速バス 直行路線の開設で需要創出へ

2026年8月10日(月) 配信 

使用する車両

 バス事業や旅行業を展開する広栄交通バス(若野廣義社長、埼玉県坂戸市)とジェイアールバス関東(小塙隆一社長、東京都墨田区)は8月20日(木)から、2025年2月に締結したアライアンス契約の第2弾として、埼玉県南西部の所沢市と川越市を起点に、群馬県・伊香保温泉と草津温泉を結ぶ高速バス「ゆめぐり所沢・川越号」を運行する。

 これまで鉄道やほかの交通機関を乗り継ぐ必要があった埼玉県南西部と伊香保温泉、草津温泉へ直行できるバス路線を開設し、観光需要の創出をはかる。

 アライアンス契約により、広栄交通バスがジェイアールバス関東カラーの車両を運行。ジェイアールバス関東は販売企画などを担い、乗車券はJRバス各社の高速バス予約サイト「高速バスネット」で販売される。

 運賃は所沢駅・川越駅~伊香保温泉が2200~3000円。両駅~草津温泉は3000~4000円となっている。運行本数は1日1便。下り便は所沢駅を午前8時40分、川越駅を9時50分に出発し、伊香保温泉に11:55分、草津温泉に午後1時30分に到着。上り便は、草津温泉を2時15分、伊香保温泉を3時40分に出発する。川越駅に5時40分、所沢駅に6時40分に着く。

 同高速バスは、定員38人乗り4列シートの車両で運行。車内にはトイレ・電源コンセントを設けている。

観音温泉・鈴木和江会長の誕生会 盛大に開く

2026年8月10日(月) 配信

鈴木和江会長(右)の誕生会のようす

 伊豆・奥下田(静岡県)の「観音温泉」の鈴木和江会長は8月2日(日)、79歳の誕生会を開いた。多数の関係者を招いて日ごろの感謝と、親睦を深めた。

 毎年スタッフが心を込めて企画しており、今年も親交のあるオリンピック金メダルリストの三宅義信氏や、歌手でタレントの堀ちえみさんもお祝いに駆け付けた。

 美味しい料理を囲み、女将と思い出を語りながら楽しい時間を過ごし、ビンゴゲームなどで盛り上がった。

 観音温泉は飲泉、自家源泉かけ流しの秘湯として人気を博している。

 毎週木曜日、午前5時25分からニッポン放送「観音温泉るんるんタイム」で、鈴木女将と上柳昌彦アナウンサーが一緒にゆかりの人と観音温泉の魅力を放送している。

「観光ルネサンスの現場から~時代を先駆ける観光地づくり~(259)」地域資源をどう見抜くか(香川県さぬき市)

2026年8月9日(日)配信

1万人収容のイベント拠点「テアトロン」

 香川県東部のさぬき市が、新たな観光ビジョンを策定するというので、7月初旬、4日間にわたるフィールドワークに参加させていただいた。さぬき市と言えば、皆さんは何を思い浮かべるであろうか。東京など首都圏から見ると、なかなかイメージしにくい地域である。

 四国霊場八十八ヶ所に興味のある方は、弘法大師・空海が修行した四国遍路の結願寺(結びの地)といわれる88番大窪寺や87番長尾寺、86番志度寺などを思い浮かべられるであろう。また、昨年の大河ドラマ「べらぼう」に登場した江戸の奇才、平賀源内の生誕地であることをご存じの方も少なくないであろう。さらに、この地域の海は瀬戸内海国立公園にあり、とくに「津田の松原」(3千本の松原と渚百選)はよく知られている。

 私事ながら、中・高の6年間を高松市で過ごした関係で、多少とも土地勘はあった。ただ、2002年に周辺5町村が合併して誕生した市であり、全体を貫くような共通の地域イメージと言われると自信はない。

 今回のフィールド調査では、古墳時代中期、5世紀前半ごろの墳丘長139㍍の四国最大の古墳・富田茶臼山古墳(国史跡)や、奈良時代の高僧・行基が、病気平癒のために造ったと伝わる「古代サウナ」の塚原からふろなど、律令国家として栄えた讃岐國を象徴する第1級の資源の数々に驚いた。

 自身、馴染みの薄い地域を訪ねるときは、その地域の地理・地勢(X軸)とともに、歴史の積み重ね(Y軸)を意識したリサーチを心掛けている。この地域は、そもそも何者か、未来に向けてどんなポテンシャルを秘めているのかを探るには不可欠の作業である。

 同時に、資源調査で重視しているのが、地域の人々の力、つまり地域づくりを担う人的資本である。

 瀬戸内海に突き出した大串半島は、瀬戸内海を一望できる絶景の地である。かつて京都の寺院や石仏の基壇などに用いられていたという石切場もある。その半島の突先に、ギリシャ神殿を彷彿とさせる1万人収容のライブ・イベント施設、テアトロンが設置された。2年前には、岬を流れるゆったりとした時の流れを、「自らの過去・現在・未来をそっとしまっておける」場所というコンセプトの「時の納屋(オーベルジュ風レストラン)」も開館した。香川大学農学部が育成した「香大農R―1」などの品種を用いたさぬきワイナリーなどもあり、この地を感じる新しい拠点になっている。

古民家再生の拠点「うみの図書館」

 衰退した海岸部では、地域の若者たちによる古民家再生など新たな町づくりも盛んだ。津田にある「うみの図書館(泊まれる図書館)」もその一つである。ここをフロントとして周辺の空き屋再生宿とのネットワークもできつつある。

 地域の未来を描く観光ビジョンは、こうした地域を担う人々を発見し育てるプロジェクトでもある。ビジョンの今後に期待したい。

(観光未来プランナー 丁野 朗)

「台湾百Ways」―多様な魅力を発信 訪れるたびに新しい発見がある台湾!

2026年8月8日(土) 配信

 台湾観光庁(交通部観光署)は、「台湾百Ways」をテーマに、広域観光の促進に加え、多様なニーズに応える観光コンテンツや文化体験の充実をはかっている。より深い旅のスタイルを提案し、“訪れるたびに新しい発見がある台湾”を目指す。また、台湾高速鉄道版および台湾鉄道版の周遊パスは、都市交通やシャトルバスなどの特典を組み合わせ、個人旅行者にとってより利便性の高い旅行パスへとリニューアルした。さまざまな取り組みを通して、多様化する訪台旅行者のニーズに応え、「温かみのあるライフスタイル」を体感できる台湾の魅力を発信していく。

台湾観光庁の海外PR戦略

 台湾と日本の間には、これまでも深く、温かい交流がある。世界の観光競争が激しく変化するなか、台湾観光庁は単なる量の拡大ではなく、「質の向上」へと施策の重点を移行しつつある。

 「単純な観光地のPRに留まらず、台湾ならではの『温かみのあるライフスタイル』を伝えていきたい」(同庁)と考えている。

 最重要視する日本市場に対しては、現在ターゲットごとの戦略的なPRを進めている。

 初めて台湾を訪れる層には、著名人やインフルエンサー、人気ドラマ・映画などを活用して「台湾へ行ってみたい」という気持ちを高めていく。

 一方、リピーター層にはタピオカミルクティーやグルメだけではない、「台湾の新たな魅力」を発信している。

 例えば、山岳トレッキングや文化体験など、より深い旅のスタイルを提案し、“訪れるたびに新しい発見がある台湾”を目指している。

 2026年は台湾観光にとって重要な転換点となる。台湾観光庁は「観光双輪駆動プロジェクト」をスタートさせた。

 具体的には、国際リピーターやMICE、インセンティブ旅行への支援を強化する。合わせて、国際コンサートなど大型イベントを通じて、台湾の活気を体感してもらう考えだ。

 30年に向けては、台湾を持続可能な観光のモデル国家として発展させる長期ビジョンも進めていく方針だ。「台湾観光2030プラン」では、「サステナビリティ」と「デジタルイノベーション」を軸に、国際競争力を持つスマート観光国家を目指していく。

台日の相互往来 過去最高の824万人

 2025年の海外からの訪台旅客数は857万人を数え、日本や香港・マカオ、韓国はいずれも100万人を突破した。なかでも日本市場は全体の17%を占め、引き続き「最大の市場」を維持している。

 このようななか、25年の台湾と日本の相互往来人数は過去最高の824万人を記録した。

 依然として台湾側のアウトバウンド超過という課題はあるものの、日台間を就航している航空便数は既にコロナ禍前の19年を超える水準まで回復している。

中南部への広域周遊へ

「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれる台中の高美湿地

 台湾観光庁は「日本各地からの高雄線、台中線など地方直行便も増加しており、北部だけでなく、中南部への周遊観光促進にもつながっている」と見ている。

 そのうえで、①各国市場に合わせた精密なマーケティング②日本市場における教育旅行、インセンティブ旅行、クルーズ観光などテーマ型旅行の強化③世界24カ所の海外拠点を活用したグローバルネットワークの整備――の3つの重点施策を掲げて、台湾観光の国際競争力向上に取り組む構えだ。

直行便増加で人気急上昇。南部最大の都市「高雄」

「若い女性層」と修学旅行の回復

 日本市場は、大きく2つの傾向が見られる。

 一つは、「消費意欲の高い若い女性層」。台湾のライフスタイルに魅力を感じ、台湾各地を積極的に旅行しており、地方観光にも大きな経済効果をもたらしている。

 これまで人気の中心だった台北に加え、台中や高雄も日本人旅行者から高い注目を集めている。

 もう一つは、修学旅行市場の本格的な回復がある。とくに12歳から19歳の学生層が大きく戻ってきており、26年の最新分析では、「日本人旅行者のニーズが『My Taiwan Style』、つまりカスタマイズ型の深度旅行へと大きく変化している」ことに着目している。

 具体的には、団体旅行から「ローカル体験型旅行」へ、有名店中心から「路地裏グルメやデザインホテル」へ、台北中心から「中南部への広域周遊」へ、定番土産から「台湾らしいセレクト雑貨」へ――といった変化が見られるのが特徴だ。

 さらに、旅行情報の取得や移動手段についても、SNSや鉄道交通への依存度が非常に高くなっている。

 円安の影響は課題ではあるが、台湾観光庁は「これを『チャンス』に変えていきたい」と考えている。

個人旅行(FIT)へ 「深度体験」強化

今年4月にリニューアルした「Taiwan-PASS」

 海外個人旅行(FIT)に向けた利便性向上では、交通面で大きな統合を進めている。

 今年4月にリニューアルした「Taiwan PASS」は、高速鉄道版または台湾鉄道版の3日周遊券に、都市交通MRT1日券や観光施設の入場券、体験、各種特典が選択できる個人旅行にお得なパス。台湾を自由に巡りたい個人旅行者に便利で充実した旅のサポートを強化していく。

 中南部を訪れる外国人旅行者向けには、高鉄の「1枚購入でもう1枚無料」キャンペーンなど、お得な施策も継続している。桃園空港で乗り継ぎの旅行者には、600元分(約3千円)の消費クーポンも提供している。

 9月末の「ツーリズムエキスポ2026」には、約90人規模の台湾観光プロモーション団を派遣予定で、台湾観光庁は「台湾観光の新たな魅力を積極的にPRしていきたい」と準備を進めている。

 

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台湾観光庁の陳長官がJATA訪問 リピーターに最大4万円 再訪促進へ旅行特典

台湾観光庁の陳玉秀長官(左)とJATAの蝦名邦晴理事長

 台湾観光庁の陳玉秀長官は6月16日、日本旅行業協会(JATA)の蝦名邦晴理事長を表敬訪問し、台湾への送客拡大と、双方の観光交流・協力のさらなる深化について意見交換を行った。

 同庁は、台湾を訪れるリピーター向けに旅行特典を用意しており、日本からの台湾旅行客数拡大に期待を寄せている。

 日本のパスポート保有率は現在約18・4%で、コロナ禍前の水準を下回っている。日本政府は7月からパスポート発給手数料を引き下げ、10年有効パスポートの手数料は1万5900円から8900円と大幅に負担が軽減された。

 これに呼応してJATAは6月16日、「もっと!海外へ」キャンペーンの開始を正式に発表した。

 2025年の訪台日本人旅行者数は前年比12%増の約148万人と、コロナ禍前の19年実績の7割強まで回復している。

 「依然として日本市場は台湾にとって重要な市場」であるとの認識から、台湾観光庁は国際旅客者向けの再訪促進インセンティブ制度を計画。

 条件を満たした旅行者に最大8千台湾元相当(約4万円)の旅行特典を提供し、最大の訪台市場である日本からの旅行需要の拡大につなげたい考えだ。

 また、MICE旅行向けの支援策も継続し、リピーター層やビジネス目的の訪台を促進していくほか、富裕層市場にも焦点を当て、体験型やテーマ性の高い旅行商品の開発に取り組んでいく。

 さらに台湾南部や東部、離島へ誘う周遊型商品を通じて、「リピーター層に新たな台湾の魅力を発見してもらえる取り組みも推進していきたい」(台湾観光庁)としている。

 イベント面では、6月27日に新北市で、JATAと台湾観光庁による「野柳石光~ライトアッププレミアナイトイベント」の日本人向け特別観光イベントを開催したところ、約250人での貸し切りイベントとして盛り上がりを見せた。

「野柳石光~ライトアッププレミアナイトイベント」のようす

 同企画は、翌日からの約2週間にわたり開催する台湾の夏を代表する人気観光イベントの前夜祭をイメージして、日本の旅行会社による協賛ツアーを募り、日本限定で開放する特別なイベントとして実現した。

「世界遺産級台湾30選」再開

世界遺産級台湾30選のロゴ

 さらに、JATAは旅行会社や台湾観光庁との連携で選定した「世界遺産級 台湾30選」のプロモーションを再開。日本市場向けの高付加価値旅行商品の造成を推進し、台湾各地の観光資源を活用した旅行商品の開発によって、日本人旅行者の地方への誘客促進と旅行市場の活性化をはかる準備を進めていく。

 

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プレゼント抽選企画8月末まで実施中

台湾パスプレゼントCP

 台湾観光庁は「Taiwan PASS」の周知拡大と、多目的な台湾観光のPRを兼ねて、7―9月までの3カ月間にわたって、毎月200人・計600人に当たる抽選企画「台湾、無限の旅Wayへ!」を展開している。

 

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≪2026年下半期も多彩なイベントや話題が目白押し≫

新ランドマーク「淡江大橋」開通

夕日の名所・淡水に誕生した「淡江大橋」

 今年5月12日、「淡江大橋」が正式開通した。新北市の淡水区と八里区を結ぶ全長920㍍の淡江大橋は、世界最大級の単塔式斜張橋であり、「淡水の夕日」という観光資源の魅力をさらに高める新たなランドマークとなった。

 台湾観光の本質は、新しい建物を増やすことではなく、「“台湾の物語”を語れる人や場所を育てること」も念頭においている。

 淡江大橋はまさにその理念を象徴する存在。世界的建築家ザハ・ハディド氏のチームが設計を手掛け、また、淡水で最も有名な夕景を遮らないため、高度な技術を要する非対称単塔構造を採用し、建築と自然景観の共存を実現した。

 台湾観光庁は、日本の旅行者にも「淡江大橋を通じて、台湾人の土地への愛情や美しさへのこだわりを感じていただきたい」と大きな観光資源として期待をしている。

「森里号」新型車両や集集線が全線開通

阿里山林業鉄道「森里号」(画像:阿里山林業鉄路及文化資産管理處)

 台湾を取り巻く鉄道情報の動きも活発だ。嘉義に位置する阿里山観光列車「福森号」の運行や、阿里山林業鉄道「森里号」の新型車両が導入される予定で、輸送力の向上に期待が寄せられている。

 去る6月には台湾中部を走るローカル鉄道「集集線」が約5年ぶりに全線開通した。沿線にはレトロな街並みが人気の集集老街や、木造駅舎が残る車埕などの観光スポットが点在する。

約5年ぶりに全線開通したローカル鉄道「集集線」

 北部では、新北市の都市交通(MRT)三鶯線が開通し、撮影地としても人気の三峡老街や陶器の街「鶯歌」などを訪れる際の移動がより便利になり、新北市観光の新たな足として注目を集めている。

三峡老街(新北市)

 三鶯線は開通を記念して8月末まで無料乗車イベント実施中だ。

各地でマラソン大会やランタンフェスも

 下半期には、各地で特色あるマラソン大会や温泉イベント、寺廟を舞台にした伝統祭など、台湾ならではの秋冬イベントが続々と開催される。

 年末には台北101のカウントダウン花火をはじめ、各地の年越しイベントも日本の旅行者から注目を集めている。

「台北101」カウントダウン花火

 また、台湾観光庁が地方自治体と連携して毎年開催地を変える「台湾ランタンフェスティバル」は、来年2月20日から3月7日までの17日間、台湾中部・苗栗で開催予定。日本発着の観賞ツアーも販売を開始している。

2026年は嘉義県、27年は苗栗県で開催する「台湾ランタンフェス」