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シニア世代へ新ハワイ旅を訴求 業界横断で「65歳からのハワイ」PJ始動、ハワイ州観光局

2026年4月28日
編集部:飯塚 小牧

2026年4月28日(火) 配信

ハワイの魅力などを語る、PJ応援団長の寺島進さん

 ハワイ州観光局日本支局(寺本竜太代表、東京都千代田区)は4月28日(火)から、シニア世代をターゲットにした新プロジェクト「65歳からのハワイ」を開始した。俳優の寺島進さんを応援団長に迎え、「楽しもう、歳だから。」のメッセージのもと、アクティブシニアを対象にハワイの新しい旅スタイルを提案する。

 同日の“シニアの日”に東京・新宿で発表会を開き、PJの概要や寺島さん出演のキービジュアル、動画などを公開した。応援団長に任命された寺島さん本人も登場し、撮影の際の思い出を終始笑いを交えて紹介したうえで、「今や人生100年時代。65歳はこれからが人生の後半戦。ハワイで太陽を浴びて、パワーチャージして!」とシニア世代へメッセージを送った。

稲田正彦局長

 ハワイ州観光局の稲田正彦局長は「いかにもアクティブシニアである寺島さんを迎えて、観光庁や日本旅行業協会(JATA)に賛同いただき、旅行会社や航空会社、現地施設など各パートナーとの連携のもと実現した」と新プロジェクトは業界横断で進めていくことを強調した。

 現況について、2025年の日本からハワイへの旅行者数は約73万2000人と前年比3.3%増加しており、26年1~2月は日本人の海外旅行者数が前年比3%増のなか、ハワイは6.6%増、2月単月では9.0%増と好調に推移していることを報告。「26年年間の日本人観光客数は75万人を予想している」と述べた。

 客層については、シニアや富裕層が多く、7割がリピーターだ。現在、ハワイを訪れる日本人客の年齢平均は47.1歳と10年前から約5歳上がっており、「シニアが目指すデスティネーションになっている」と分析。日本の人口は現在、約3人に1人が65歳以上となるなか、26年に65歳を迎える世代は1980年代の海外黄金期を若年期に経験し、ハワイへの憧れや親しみを持つ世代であることから、今回のターゲットに据えた。

 稲田局長は「これまでのキャンペーンでは、素材としてのハワイを伝えてきたが、軸足を変えて価値の訴求をしていく。特別な体験など、人生を豊かにするハワイを提案する。シニア世代がフックとなり、さまざまな層を案内してもらいたい」と期待した。

賛同団体や各社の担当者も登壇

 賛同団体の観光庁・旅行振興担当の根来恭子参事官は今年度、官民連携の「日米観光交流促進キャンペーン2026」を展開していることに触れ、「日本からアメリカへの旅行者数はコロナ前の7割にとどまっている。今回のプロジェクトでアメリカへのアウトバウンドを拡大していきたい」と述べた。

 また、JATAの酒井淳副会長は「パスポートの更新が進んでいないシニア世代だが、全体の人口は多く、若いころの海外旅行の思い出を持つ世代。時間やきっと金銭的にも余裕があり、マッチした価値があれば買っていただけると思う。その意味で、今回のPJは待ちに待ったもの。旅行業界も大きく変わる節目になる。JATAとしても全面的に協力していきたい」と力を込めた。

「65歳からのハワイ」プロジェクト

 今回のPJは年齢に捉われることなく、「歳だから楽しむ」価値観を提案し、日本の社会や経済にも新たな活力をもたらすことを目指す。PJには計58社が賛同し、各旅行会社は行程設計から、現地での日本語対応まで自分のスタイルで楽しめる、ハワイツアーの商品造成、環境整備を進める。現地ではシニア世代向けの各種特典も用意する。

 4月28日には公式サイトもオープン。各ツアーやサービス内容など情報を集約している。

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