「ルートインGrand前橋」がオープン 群馬県内では9軒目

2026年3月6日(金) 配信

ホテルルートインGrand前橋

 ルートインジャパン(永山泰樹社長、長野県上田市)は3月6日(金)、群馬県前橋市に「ルートインGrand前橋」(群馬県前橋市大友町1―5―4)を開業した。県内では9店舗目。

 JR上越線・両毛線の「新前橋駅」から車で約3分、関越自動車道前橋ICから車で約5分と観光やビジネスに便利な立地。サウナ付きの大浴場やオープンキッチンのバイキング朝食など、“ワンランク上の快適さ”を標ぼうする、Grandブランドならではの空間やサービスを提供する。

 客室数は全243室、収容人数は307人。駐車場は171台で、料金は無料。

 公式アプリでは、オープンを記念して宿泊代が1000円割引になるクーポンや、先着500人に今治タオルハンカチを配布する。

井笠観光(岡山県)、自己破産申請へ(帝国データバンク調べ)

2026年3月6日(金) 配信

 井笠観光(枝廣直樹代表、岡山県笠岡市、旅行業第2種323号登録)は2月27日(金)までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約1億4000万円。

 同社は2004(平成16)年9月に設立された旅行会社。全国旅行業協会(ANTA)会員。地元の団体客向けの旅行を企画するほか、個人顧客を中心とした自社主催のバスツアーや、大手旅行会社のツアー商品の販売を手掛けていた。

 本店のほか、井原市と広島県福山市の旅行センターを拠点に事業を展開し、18年3月期には年間売上高約3億4000万円を計上していた。

 しかし、その後は新型コロナに伴う外出自粛や旅行需要の低迷が続き、コロナ禍収束後も回復せず、25年3月期の年間売上高は約1億5000万円と低調で、収益性も悪化していた。「コロナ関連融資の元金返済が始まったことで資金繰りが逼迫し、事業継続の見通しが立たなくなった」(帝国データバンク)としている。 

富山県滑川市に3月28日コンテナホテル開業 デベロップ

2026年3月6日(金) 配信

客室(ダブルルーム)

 デベロップ(岡村健史社長CEO、千葉県市川市)は3月28日(土)、富山県滑川市にコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 滑川」(富山県滑川市上小泉355―1)をオープンする。「HOTEL R9 The Yard(ホテルアールナインザヤード)」シリーズとしては全国で130店舗目となる。

 新ホテルは北陸自動車道「滑川IC」から車で約6分、あいの風富山鉄道・富山地方鉄道本線「滑川駅」からタクシーで約5分。ホテルから車で5分圏内に工場が集積、車で約10分の距離に「滑川工業団地」が立地しており、出張などビジネスの宿泊拠点に最適という。また、市内の「ほたるいかミュージアム」や「魚津水族館」「ミラージュランド」などが車で10分圏内のため、観光やレジャーも楽しめる。

 富山県内では、滑川市のほか、隣接する魚津市、上市町、黒部市で「HOTEL R9 The Yard」を運営している。今後も富山県をはじめ、北陸地方でさらに拡大をはかり、地域活性化をはかりたい考え。なお、同社は滑川市と2024年5月に災害協定を結んでおり、有事の際には避難所としての役割を担う。引き続き、地域の防災力向上にも寄与するホテルを目指す。

 ホテルの客室数は40室。ダブルルームは1人6200円~、2人8700円~、ツインルームは1人6200円~、2人9700円~。予約は3月19日(木)の午後3時から受け付ける。

埼玉県旅行業協会、「大宮 清水園」(さいたま市)で業務懇談会開く 浅子会長「物価高騰乗り越える受入と旅行会社の関係強化を」

2026年3月6日(金) 配信

業務談会のようす

 埼玉県旅行業協会(浅子和世会長)は3月5日(木)、「大宮 清水園」(さいたま市)で業務懇談会を開いた。埼旅協協定会員連盟や埼旅協特別協定会員連盟の会員も参加した。これまで地方で開催していたなか、今回は多くの会員に参加してもらおうと、県内で実施した。

 浅子会長は「ホルムズ海峡の閉鎖で、既にガソリン・灯油の値段は上がっている。今後、生活に欠かせない多くの商品の値も上昇していくだろう。さらに、貸切バスの運賃の値上げに加え、関東ではバスガイドの料金の増額も検討され、団体旅行は厳しい状況が続いている。多くの人が旅行に出掛けられるよう、(受入施設で構成する)埼旅協協定会員の皆様には、協力関係を特別に強化してほしい」と語った。そのうえで、「今日は天赦日、一粒万倍日、寅の日、大安が重なる、1年で最も縁起の良い日。セールス会では積極的に商談してほしい」と呼び掛けた。

浅子和世会長

 埼旅協協定会員連盟の森田繁会長は「AIは旅行業と宿泊業に大きな影響を与えており、人だからこそできる価値が問われている。こうしたなか、旅を知り尽くし、きめ細かい提案まで行う埼玉県旅行業協会は欠かせない存在だ。連携を強化し、前に進んでいきたい」と語った。

森田繁会長

 案内所やホールセラーなどで組織する埼旅協特別協定会員連盟の酒井禎一会長は埼旅協と埼旅協協定会員連盟の会員に日ごろの利用に対し謝辞を述べ、「これからも皆様へのサポートを一生懸命に取り組んでいく。今後も色々な指導をしてほしい」と話した。

酒井禎一会長

 全体会議では、結婚式場兼レストランとして営業する「大宮 清水園」の清水志摩子社長が「観光と飲食業の関わり」と題し、講演を行った。

 清水社長は「地元の名産料理で温かくもてなすことは、お客様に『旅がよかった』と思われることにつながる」として、食事を通じた旅行のさらなる活性化を求めた。

清水志摩子社長

 その後、懇親会も行われ、盛会裡に終了した。

大河ドラマ館オープン 秀長ゆかりの地をPR 奈良県大和郡山市

2026年3月6日(金) 配信

秀長の命日にあたる2027年1月22日まで開設(大河ドラマ館)

 今年1月から放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公、豊臣秀長ゆかりの地である奈良県大和郡山市に、秀長の生誕日とされる3月2日(月)、「豊臣兄弟! 大和郡山 大河ドラマ館」がオープンした。撮影衣装や小道具などを展示するほか、郡山市の歴史を紹介するコーナーも設置。ドラマはもちろん、大和郡山市の魅力も発信するスポットとなる。開催期間は、秀長の命日にあたる来年1月22日まで。

 大河ドラマ館は、秀長が城主として過ごした郡山城の近くにある「DMG MORI やまと郡山城ホール」1階展示室に開設。館内では、秀長を演じる仲野太賀さんのウェルカムメッセージ映像を上映するほか、撮影で使用した衣装や小道具、キャストの想いを記した人物紹介パネルなどを展示。主要キャストの全身パネルと記念撮影できるフォトスポットや、歴史専門家が秀長の「スゴさ」を解説する特集パネルなども設置する。

 館内奥に設けた4Kシアターでは、キャスト・スタッフへの独自インタビューやメイキング映像を収めた同館限定の特別映像や、秀長にまつわる市内の史跡紹介映像を上映。郡山歴史展示ゾーンでは、郡山城跡からの出土品を展示する。

 1階エントランスホール内では、秀長関連のグッズをはじめ、大和郡山市や奈良県ゆかりの土産物なども販売する。

 開館時間は午前10時から午後5時まで(最終入場4時30分)。12月28日から来年1月4日までは休館。入館料は大人600円、小中学生300円。団体割引あり。

 大和郡山市では、ドラマ放送を機に「秀長さんプロジェクト」を展開。郡山城跡をはじめとする秀長ゆかりの地を広く発信するなど、歴史資源を生かした観光振興とブランド価値の向上に取り組んでいる。

阪急交通社と青森県が包括連携協定結ぶ 地域活性化と県民サービス向上を

2026年3月6日(金) 配信

酒井淳社長(左)と宮下宗一郎知事

 阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)は2月27日(金)、青森県(宮下宗一郎知事)と包括連携協定を結んだ。相互連携を強化し、県内の地域社会の活性化、県民サービスの向上をはかることが目的。

 青森県は世界遺産・白神山地をはじめとする美しい自然や、豊かな農林水産物、伝統工芸など多種多様な観光資源を有する。こうした魅力を最大限に引き出すため、同社は全国的な販売ネットワークを活用した旅行商品の開発を通じ、誘客推進をはかる。

 また観光分野に関わらず、県産品の販路拡大や危機管理、環境保全など多岐にわたる分野で包括的な協力関係を築くことで、県全体の存在価値を一層高め、持続可能な地域づくりに寄与していく。

 連携事項は①観光の振興に関すること②県産農林水産物、県産食品及び工芸品などの振興に関すること③危機管理に関すること④環境保全やエネルギー政策の推進に関すること⑤関係人口の創出に関すること⑥その他県民サービスの向上・地域社会の活性化に関すること――の6つ。

じゃらん調べ、穴場な「しだれ桜・八重桜」名所ランキング 1位は「日中線しだれ桜並木」

2026年3月6日(金) 配信 

1位の「日中線しだれ桜並木」(福島県喜多方市)

 リクルートが運営する旅行情報サイト「じゃらんニュース」はこのほど、「穴場なしだれ桜・八重桜の名所」に関するアンケート調査を基にした「じゃらん 穴場なしだれ桜・八重桜名所ランキング」を発表した。1位は福島県喜多方市の「日中線しだれ桜並木」が輝き、2位が滋賀県甲賀市の「MIHO MUSEUM」、3位に福島県白河市の「楽翁桜」が選ばれた。

 同社によると、今回のトップ9には約100本から1万本規模まで、ロケーションごとに異なる桜が咲き誇り、趣が異なる美しさを楽しめる多彩なスポットがランクインした。

 1位の「日中線しだれ桜並木」は、約1000本のしだれ桜が約3km続き、SLとの共演も楽しめる絶景の桜トンネルが魅力。2位の「MIHO MUSEUM」は、しだれ桜並木とトンネルが織りなす幻想的な景観が絵画のような美しさを放っている。続いて、3位の「楽翁桜」は、樹齢約200年を誇る気品ある紅しだれ桜で、松平定信(楽翁)が植えたと伝わる歴史の重みを感じさせる存在だ。

 ランキングの上位9つは次の通り。

 ▽1位=日中線しだれ桜並木(福島県喜多方市)

 ▽2位=MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市)

 ▽3位=楽翁桜(福島県白河市)

 ▽4位=角館武家屋敷通りのシダレザクラ(秋田県仙北市)

 ▽4位=ゆうかの里(徳島県神山町)

 ▽6位=たけべの森公園(岡山県岡山市)

 ▽7位=長瀞通り抜けの桜(埼玉県・長瀞町)

 ▽8位=オニウシ公園(北海道・森町)

 ▽8位=有栖川宮記念公園(東京都港区)

 調査は2025年12月24日(水)~26年1月5日(月)まで、全国20~50代を対象にインターネットで実施した。有効回答数は1054人。

沖縄JTB、恩納村と包括連携 持続可能な観光地域づくりで

2026年3月5日(木)配信

恩納村の長浜善巳村長(左)と、沖縄JTBの桂原耕一社長

 沖縄JTB(桂原耕一社長、沖縄県那覇市)は2月26日(木)、沖縄県・恩納村(長浜善巳村長)と持続可能な観光地域づくりの実現に向け、双方が有する人的・物的資源を有効に活用した包括連携協定を結んだ。今回の協定により、官民共創による持続可能な観光推進体制を構築し、恩納村の観光振興と地域活性化に取り組む。

 同協定に基づき、持続可能な観光(サステナブルツーリズム)の推進、 受入環境の利便性向上と地域資源を生かした高付加価値観光の創出や、人材派遣・人材交流を軸とした官民共創の観光推進体制を構築。このほか、協定の趣旨・目的達成のために、両者が協議し合意したことを相互に連携・協力する方針だ。

 両者は今回の協定のもと、官民一体となって観光の「量から質」への転換を推進し、環境・暮らし・経済が調和する持続可能な観光地域モデルの構築に取り組んでいく。

「未来社会デザイン機構」設立、産官学で社会還元へ

2026年3月5日(木)配信

脇坂克也代表理事

 未来社会デザイン機構(FSDi、代表理事=脇坂克也・東武トップツアーズ副社長)は2月27日(金)、東京都港区の東武トップツアーズ内イノベーションオアシスで設立総会を開いた。東武トップツアーズが主体となり、産官学の連携による共創で、ウェルビーイングな社会と持続可能な地域モデルの実現を目指す。

 代表理事に就任した脇坂氏は「これまで旅行ビジネスは会社とお客様の一対一で解決できたことが多かったが、それでは解決できないことがたくさん出てきた」。共創プラットフォームの構築によって「各会員が持ち寄る知見や資産をつなぐことで、社会に大きな課題解決や未来社会のデザインとして還元していきたい」と、設立の意義と方向性を明確に示した。

 同機構は、東武トップツアーズと契約関係にある宿泊や運輸、観光事業者によるパートナー会員のほか、法人や自治体、共創(スタートアップ企業)、学生・サポーターの各会員が連携。同社が取り組んできた「自治体DX」の推進や地域課題解決を通じて得た知見と、旅行業で培った「つなぐ力」を融合させることで、実効性の高い社会実装プロジェクトを継続的に創出していく狙い。

 今後、会員間の最適なマッチングを行う「課題ピッチイベント」や「観光DX展示商談会」のほか、学生のキャリア形成支援や視点を取り入れた「地域課題解決アイデアソン・ハッカソン」などの実施を計画している。

設立総会後の出席役員らの記念撮影

 理事には、元観光庁長官の久保成人氏、SBI地銀ホールディングス社長の長谷川靖氏、東京大学公共政策大学院特任准教授の三重野真代氏、SkyDrive執行役員事業開発本部長の村井宏行氏らが参画。顧問には、金谷ホテル観光社長の金谷譲児氏、平泉レストセンター社長の小野寺仁氏をはじめ、米国を拠点にグローバルに投資活動を展開するペガサス・テック・ベンチャーズ代表のアニス・ウッザマン氏らが就任した。

 会費は無料。法人会員と共創会員は2027年2月から有料とする。目標会員数について、脇坂氏は「自治体会員は東武トップツアーズが500~600と既につながりがあるので上回りたい。共創会員については100会員をまずは目指していきたい」考えを述べた。

観光庁の長﨑部長とロコ・ソラーレ本橋氏が講演

(左から)脇坂代表理事、ロコ・ソラーレの本橋代表理事、観光庁の長﨑観光地域振興部長

 当日は未来社会デザイン機構の説明が行われたほか、観光庁観光地域振興部長の長﨑敏志氏による基調講演「観光が真の成長産業になるために~新たな視点、新たな方策、新たな担い手~」を行った。観光業界の動向や観光庁の支援について話し、同機構の理念に共感したうえで「これからの観光を支え、伸ばしていきたい」と総括した。

 後半は脇坂氏と長﨑氏に加え、ロコ・ソラーレ代表理事の本橋麻里氏を招き、「ローカルから世界へ挑戦を支えるコミュニティの力~Well-beingな社会をデザインする~」と題するクロストークを実施。地域の熱い支援を受けてカーリングチームを運営する本橋氏を交え、持続可能な地域モデルのあり方を探った。

「おもてなしセミナー特別編」 西川丈次氏「良いサービスを“感じる力”育てよう」 Casitaオーナー高橋滋氏「お客様に真剣になることが大切」 

2026年3月5日(木) 配信

高橋滋氏

 おもてなし経営研究所所長、観光ビジネスコンサルタンツ代表の西川丈次氏は2月26日(木)、東京都渋谷区のレストラン「Casita青山本店」で、「おもてなしセミナー特別編」を開いた。

 「伝説の接客を体験し、“また来たい”と思われる接客サービスを明日から実践できる習得セミナー」と銘打つ今回の講師には、Casitaオーナーの高橋滋氏が登壇。高橋氏は自ら経験した事例を紹介しながら、「お客様に真剣になることが大切」と力説し、新たなチャレンジにつながるさまざまなヒントを提供した。

西川丈次氏

 第2部講師の西川氏は、「雨の日にキャリーケースが濡れていると、ビジネスホテルのスタッフがカウンターから出てきて真っ白いタオルで拭いてくれた」体験などを紹介しながら、「自分自身が受けた良いサービスを“感じる力”を掴み取ることが大事。感性は育てることができる」と語った。

 セミナー終了後には、参加者はCasitaの特別ディナーを体感した。