12月4(水)~7日(土)、ヒストリカルダイビングツアー 終戦80年に向け、小笠原諸島に眠る「沈没船」をめぐる

2024年10月22日(火) 配信

小笠原沈船マップ

 OCEAN PLANET(戸村裕行代表)は12月4(火)~7日(土)、小笠原諸島に眠る第2次世界大戦で沈んだ戦没艦船を周知する目的で、歴史を知る「ヒストリカルダイビングツアー」を実施する。

 第2次世界大戦において沈んだ艦船は、軍艦、官・民一般汽船、機帆船、漁船すべてを合わせると8000隻以上といわれている。終戦から現在までの調査で船の場所が特定されているものもあるが、その多くは場所も不明のままである。

 一方で、太平洋島嶼国や東南アジでは、ダイバーがアプローチできる水深にある沈没船は観光資源として広く利用されている。

 日本国内で代表的な例としては、沖縄県・古宇利島沖にある米掃海駆逐艦エモンズがある。

 同ツアーは、終戦から80年を迎える来年に向け、歴史的な遺産である艦船を自らの目で見ることによって歴史を学ぶことができる。

 小笠原諸島には、父島、兄島、母島合わせて10隻以上の船、航空機、特殊潜航艇などが眠っている。同社代表であり水中写真家の戸村氏は、2019年から小笠原に眠る沈没艦船の撮影を現地のダイビングショップなどと協力して行い、「小笠原沈船マップ」を作成し、周知に努めている。

 同社は、「歴史的遺産である艦船が、現在どのような状態になっているのか、保存・保護を考える機会になれば。また、戦没艦船は『海洋墓地』としての意味合いもあるため、敬意をもってご参加ください」としている。

 料金は、ボート乗船料、ダイビング10本分のガイド料、タンク、ウエイト、ドリンク、保険料込みで18万7000円から。

 ツアー参加には、アドバンスオープンウォーター同等資格が必要となる。

Airbnb Japan、非都市部の予約数が前年比32%増 日本各地を旅する機運醸成へ

2024年10月22日(火) 配信

田邉泰之代表

 Airbnb Japan(エアビーアンドビー、田邉泰之代表)は10月17日(木)、国内の旅行傾向を発表した。これによると、1月1日~6月30日の東京や名古屋(愛知県)、大阪以外の非都市部における予約数は前年同期比32%だった。同年上半期に利用客が宿泊した市町村数は1270以上と最高になった。

 オーバーツーリズムが問題となるなか、田邉代表は「需要の分散化に貢献できている。日本のすべての場所に感動があり、何度も(各地を)旅する強い機運を醸成していく」と今後の方針を示した。

 世代別では1997~2012年生まれのGenZ世代が同27%増加。さらに、1946~64年ごろに生まれたベビーブーマー層は、同15%増えた。

 また、2024年11月1日~12月31日における1グループ当たりの平均宿泊人数は3人。具体的には、友人や家族などのグループが週末、非都市部でリビングやダイニングに集まり、実家のように過ごすことができる1棟貸しタイプの物件を利用する需要が高まっているという。

 こうしたこと受け、暮らすように過ごす旅を利用者がより予約しやすいよう、同社は50以上に及ぶ機能のアプグレードを実施した。このうち、ウェルカムガイドは日本で新しいユーザーが増えていることを受けて、実装。スマートフォン内において、アプリの操作方法を動画で説明する。

 リスティングのハイライトは、物件の検索している人に合わせた情報を提供する。具体的には、子供連れに対し、ベビーベッドが設置されていることや、子供と利用した人のレビューを優先的に表示する。

 さらに、同社はプライベート空間を貸し切って、仲間だけの時間を過ごす旅の魅力をより多くの人に発信しようと、映画やテレビ、オンラインストリーミングサービスなどで広告配信を始めた。

 田邉代表は、自身が民泊物件に泊まった経験を紹介し、「実家のようなプライベート空間において気兼ねなく滞在することで、仲間との絆をより深められる。暮らすような旅の魅力を多くの人に知ってほしい」と民泊のさらなる普及に向けた意気込みを語った。

北九州市と下関市の魅力をPR 東京・練馬で「GO TO関門フェア! 2024」開く

2024年10月22日(火) 配信

関門フェアのようす

 福岡県北九州市(武内和久市長)と山口県下関市(前田晋太郎市長)は10月20日(日)、東京都練馬区の光が丘IMA「光の広場」で、関門の魅力を発信する「GO TO関門フェア! 2024」を開いた。好評だった昨年の東京・有楽町に続き、今回が2回目の開催となった。

 会場では、道行く人が足を止め、北九州市と下関市の観光パンフレットを手に取ったり、関門マルシェコーナーでは、ふくのひれ酒や、門司港ビール、焼きカレー、ぬか炊きなど両市の特産品を買い求めたり、多くの人で賑わった。

特産品コーナーも人気を集めた

 ニュースポーツ体験(モルック、サッセン)や、ゆるキャラとの触れ合い、漫画アシスタント体験、くじらや下関の生き物のぬり絵など、さまざまなイベントも実施。家族で楽しみながら、両市のスタッフから、関門エリアにおける観光魅力などの情報を得る場面も多く見られた。

 下関市農林水産振興部の松田圭介担い手支援係長は、「下関市は魚介だけでなく、アスパラガスやトマトなどの栽培、畜産なども盛んな地。新規就農についても興味を持っていただけた」と手応えを感じたようす。

 北九州空港の利用促進をアピールするコーナーも設置。北九州市港湾空港局の尾﨑英一旅客営業担当課長は、「首都圏ではまだまだ北九州空港の知名度は高くない。関門エリアへの観光にはとても便利なことをまずは知っていただきたい」と積極的に声を掛けていた。

航空ダイヤに特化、「JTB時刻表」3商品を発売

2024年10月22日(火) 配信

JTB時刻表3商品の表紙イメージ

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は10月21日(月)、月刊誌「JTB時刻表」の分冊版として、「JTB時刻表 国内航空ダイヤ」「JTB時刻表 国際航空ダイヤ」「JTB時刻表 国内・国際航空ダイヤ」を売り出した。

 創刊99年の歴史を誇る月刊誌「JTB時刻表」は、2025年4月号をもって100年目を迎える。以前より顧客から「飛行機での旅行・出張に役立つ時刻表」の要望があり、月刊誌として新たに国内線、国際線、そして両方の内容を1つにまとめた完全版のそれぞれ3商品を発行した。

 3商品には航空路線ダイヤのほか、利用の際に役立つさまざまな情報を盛り込む。「国内航空ダイヤ」には空港と各地を結ぶ連絡バスと乗合タクシーの情報や、航空各社の運賃などを掲載。「国際航空ダイヤ」では、航空会社コードと都市空港コードを掲載しているほか、ダイヤは時差やコードシェア、経由地にも対応する。「国内・国際航空ダイヤ」は、両方を網羅した1冊となる。

 第1弾となる2024年11月号では、国内航空路線は10月27日(日)~25年1月6日(月)の最新ダイヤを、国際航空路線は10月27日(日)~25年3月29日(土)の最新冬季ダイヤを掲載。いずれも路線ごとに就航便(LCCを含む)を一覧できる誌面にしたという。次号以降は、月刊誌「JTB時刻表」の発売日にあわせて毎月発行予定。

 定価は「国内航空ダイヤ」「国際航空ダイヤ」が税込605円、「国内・国際航空ダイヤ」が税込990円。Amazonなどプリントオンデマンドで販売する。

岐阜県・下呂温泉 飛騨牛豪快焼きと秋の味覚を満喫 恒例の「謝肉祭」を開催

2024年10月22日(火) 配信

270キロ、2500人分の飛騨牛を振舞った

 岐阜県・下呂温泉で2024年10月20日(日)に、秋の味覚を満喫する「下呂温泉謝肉祭」が開かれ、多くの来場者でにぎわった。

 下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長)の主催。地域ブランドの1つ、飛騨牛に感謝しつつ、その味を多くの人に味わってもらおうと、2006年から始めた催しだ。今回で17回目の開催。

 目玉は飛騨牛焼肉と飛騨産こしひかりご飯、きのこ汁のセット。270キロ、2500人分を、500円の破格値で販売した。当日は天候にも恵まれ、長蛇の列ができるなど大盛況だった。

 会場では50人が一度に浸かることのできる特設足湯を設置したほか、地元食材の販売や、ジャズビッグバンドのライブ、芸妓衆による「下呂音頭」も披露。岐阜県立益田清風高校も参加し、食べ歩きフードの試食などを通じ「下呂市萩原町の魅力発信プロジェクト」の取り組みを紹介した。催しの最後には、下呂温泉ペア宿泊券などが当たる「せんごまき」(飛騨地方の餅まき)も行われ、来場者は温泉街の秋のひと時を満喫した。

阪急交通社、12月7日(土)に謝恩イベント開催 高尾山ハイキングに1500人招待

2024年10月21日(月) 配信

2023年謝恩イベントのようす

 阪急交通社(酒井淳社長)は12月7日(土)、お客様謝恩イベントとして高尾山ハイキングに1500人を招待する。

 同企画は、同社社員がコースの要所に立って声掛けをするなど、お客と社員との交流を深める無料イベントの1つ。2017年12月の神奈川県秦野市の権現山で初めて実施して以来、6回目の開催となる。

 高尾山は「関東の富士見百景」に選ばれており、東京近郊の日帰りハイキングコースとしても親しまれている。イベント時はオーバーツーリズムに配慮し、紅葉のピーク時期を避けた12月上旬に開催する。

 高尾山口駅から近い高尾599ミュージアムを起点に、尾根道の稲荷山コースを登り、一般的な表参道コースを下山する初心者でも楽しめるルートを選定した。

 参加者全員には「トラピックス・オリジナルタオル」「記念バッジ」などを進呈。さらに、ゴール地点で旅行券や地元名産品が当たる抽選会を開く。

 実施日は12月7日(土)。参加費無料。事前予約制で、先着1500人を募集する。

静岡県伊東市で「温州みかん狩り」 市内10農園で1月31日(金)まで開催

2024年10月21日(月) 配信 

イメージ

 静岡県伊東市(小野達也市長)は2025年1月31日(金)まで、市内3地区10農園で「温州みかん狩り」を実施している。

 童謡「みかんの咲く丘」のモデル地になったといわれており、歌に描かれている情景を楽しみながらミカン狩りを楽しむことができる。

 食べ放題コースで1人当たり600円。食べ放題+お土産付コースは1人1100円。各種ミカンの地方発送もでき、各農園に連絡することで、遠方のため気軽に訪れることができない人も、伊東のミカンを楽しめる。

 ミカン狩りの前後には、海の幸を堪能でき、伊東名産のお土産を買うことができる道の駅伊東マリンタウンや、秋には紅葉が楽しめる一碧湖、城ケ崎海岸などの観光スポットへ立ち寄ることも可能。

11月10日開催の”奇祭”が参加者募集中 伊東温泉尻つみ祭り

2024年10月21日(月) 配信

尻つみ祭りのようす

 静岡県伊東市(小野達也市長)は11月10日(日)に、音無神社で「伊東温泉尻つみ祭り」を開催するのに伴い、11月9日(土)まで参加者を募集している。

 毎年11月10日の夜に行われ“天下の奇祭”と呼ばれる、尻つみ祭りは真っ暗な社殿のなかでお神酒を回す際に、隣人のお尻をつねって合図するという祭事から始まった。現在の尻つみ祭りはお囃子のリズムに合わせてお尻をぶつけ合うユニークな尻相撲大会となっている。

 会場の音無神社は、樹齢1000年といわれる市の天然記念物タブと椎の木があり、源頼朝と八重姫(伊東祐親の娘)が恋の逢瀬を楽しんだともいわれている。頼朝と八重姫、山の神を祀った石碑もあるという。

 祭りは午後6時から受付開始。尻相撲大会は午後7時から。参加資格は子供の部が小学生、大人の部が中学生以上。団体の部は大人のみで、1チーム4人1組となる。専用申込書・誓約書に記入のうえ、伊東駅構内の伊東市観光案内所へ持ち込むかFAXで申し込む。メールは不可。

るるぶ、人気漫画とコラボ 「るるぶ焼いてるふたり」発売

2024年10月21日(月) 配信

表紙イメージ ©ハナツカシオリ/講談社

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は10月21日(月)、講談社「モーニング」で連載中の漫画「焼いてるふたり」と旅行情報誌「るるぶ」がコラボしたガイド「るるぶ焼いてるふたり」を売り出した。

 漫画「焼いてるふたり」は、2020年から週刊漫画雑誌「モーニング」で連載中のハナツカシオリ氏の作品。静岡県浜松市を舞台に、交際ゼロ日婚をした主人公のふたりが、おうちBBQでじっくり仲を深めていく話であり、24年7月には実写ドラマ化した。

 コラボガイドでは、「焼いてるふたり」の舞台となる浜松市の「見る・食べる・買う」情報と、おうちBBQのテクニックを徹底紹介。物語の世界観を体験できる情報として、主人公のふたりがデートで訪れた有名観光地をはじめ、作中に登場する場所や有名店など、浜松のディープな情報をるるぶ編集部が独自の調査で紹介する。

 誌面の「おうちBBQ編」では、主人公・健太愛用アイテムや肉講座、火加減の極意に加え、作中メニューを再現したレシピを掲載。アウトドアコーディネーター・小雀陣二氏によるアドバイスも盛り込んでいる。

 巻頭に作者・ハナツカシオリ氏へのスペシャルインタビューを掲載、表紙イラストはオリジナルの描き下ろしとなった。

付録の「肉の部位ポスター」

 付録は作中に登場した「肉の部位ポスター」。漫画カットに描かれていた牛のほか、豚、羊、鶏もプラスした。裏面はおでかけに便利な浜松全域マップ。本誌にはGoogleマイマップ付き。

定価は税込1650円。AB版、本誌96ページ。全国の書店、ネット書店で販売する。

東武トップツアーズ、西川町で第2回目 デジタル住民票NFTを販売

2024年10月21日(月) 配信

購入申し込みは11月1日(金)~15日(金)まで

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は11月1日(金)、山形県・西川町とメディアエクイティ(椛島誠一郎社長、東京都品川区)と連携し、全国初となる第2回目のデジタル住民票NFT(非代替性トークン)を抽選販売する。

 西川町は、メディアエクイティが運営するNFTマーケット「HEXA(ヘキサ)」において、同町の地方創生事業を協働する東武トップツアーズと連携。2023年4月に発行したデジタル住民票NFTの効果により、現実で町に約1915人(24年9月末時点)を呼び込んだという。また、デジタル住民票NFTを持って町外から町を訪れ、温泉を利用した人数も着実に増加を続け、当初の目的に沿った町への誘客に成功し、「地方創生2.0」を実現に導いていくとみている。

 こうした経過を踏まえ、同町では町制施行70周年を記念し、さらなる関係人口の創出を目的として、第2回目のデジタル住民票NFTの抽選販売を行うに至った。

 新たな特典として、町外から訪れる人々と町民が交流できる場として24年6月にオープンした「にしかわイノベーションTRAS」のコワーキングスペースの無料利用を付与する。デジタル住民の人々と町民がリアルにつながる機会を生み出し、引き続き交流人口の拡大を目指す。

 販売価格は1個3000円。購入申し込みは11月1日(金)午前10時~11月15日(金)午後5時まで、「HEXA」で実施する。