ピンクと黄色の競演 3月10日まで南伊豆町でみなみの桜と菜の花まつり

2025年2月20日(木) 配信

みなみの桜と菜の花

 静岡県・南伊豆町では、3月10日(月)まで「みなみの桜と菜の花まつり」を開催している。

 同町の下賀茂温泉に近い、青野川沿いには約2キロに渡り、約800本の桜が咲き、同時に川の土手には3㌶の菜の花のじゅうたんが出現し、ピンクと黄色の鮮やかな競演が楽しめる。

 夜にはライトアップ(毎日午後6~9時まで)も行われ、太陽の下とは一味違った、暗闇に映る花を見ることができる。

 また、道の駅下賀茂温泉湯の花と銀の湯橋付近では「みなみの夜桜と竹灯り」が毎夜6時から9時まで行われているほか、下賀茂商店街「ミロー」駐車場では2月23日に「伊勢海老みそ汁サービス」(午前11時、午後1時)も行なわれ、各先着200人に振る舞われる。

 なお、期間中の駐車場は道の駅に設けられている。環境保全料(協力金)としてバス1台2500円、普通車1台500円が係る。

JTB「るるぶトラベル」、海外ホテル予約も 約10万施設の取扱開始

2025年2月19日(水)配信

海外ホテルの予約サービスを開始

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は2月18日(火)、国内ホテルや旅館の宿泊予約サイト「るるぶトラベル」で、新たに海外ホテルの予約サービスを始めた。海外のリゾートホテルからシティホテルまでの約10万施設が検索可能となり、割引クーポンや割引商品の提供も展開する。

 サイト内に新たに海外の検索機能を追加することで、海外のホテル予約も目的や予算に合わせて宿泊予約できる。同サービスにより、国内外の宿泊施設を一元的に検索・予約できるようにしたことで、利用客の旅行計画の効率化とストレス軽減をはかり、より快適なユーザー体験を提供する狙いだ。今後、海外ホテルのラインアップをさらに拡充し、より多くの選択肢を提供していく。

25年1月の訪日外客数40%増の378万人 「単月では過去最高を記録」(JNTO推計値)

2025年2月19日(水) 配信

 日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年1月の訪日外客数(推計値)によると、前年同月比40・6%増の378万1200人と、単月として過去最高を記録した。

 前年は2月だった旧正月(春節)が今年は1月となり、「アジアの多くの市場で旧正月に合わせた旅行需要の高まりがみられた」(JNTO)ほか、ウインタースポーツ需要などにより、豪州や米国などの旅行者の増加が主な要因。

 重点23市場のうち、韓国、台湾、豪州は単月過去最高を更新、中国、香港、シンガポールなど17市場で1月として過去最高を記録した。

 一方、出国日本人数は、同8・8%増の91万2300人と前年を上回った。

「滝味の宿 豊年万作」運営の滝川館(茨城県・大子町) 自己破産申請へ(帝国データバンク調べ)

2025年2月19日(水) 配信

 滝川館(阿久津博史代表、茨城県・大子町)は2月10日(月)までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約3億円。

 同社は、1960(昭和35)年12月に設立、旅館「滝味の宿 豊年万作」を運営していた。

 袋田の滝入口で、天然温泉を引いていたこともあり、県内外から多くの観光客が宿泊し、97年3月期には年間収入高約4億8500万円を計上していた。

 しかし、建物など設備投資の借入金負担が重荷となっていたなか、新型コロナの影響で宿泊客が激減。「収束後は客足が戻りつつあったものの、コロナ禍前には及ばず」(帝国データバンク)、2024年3月期の年間収入高は約1億6000万円に落ち込んでいた。

【石川県加賀市】都内で開いた感謝の集いに250人 PR会議は山代・山中・片山津の話題紹介

2025年2月19日(水)配信 

感謝の集いであいさつする宮元市長

 石川県加賀市は2月18日(火)、旅行会社やマスコミ関係者らを招き加賀温泉郷PR会議を開いた。夕刻からの感謝の集いには約250人が参加するなか、宮元陸市長も駆けつけ、観光はもとより「市の施策をサポートいただいているたくさんの方々への感謝」を伝えた。

レディー・カガによるタップダンス披露

 感謝の集いの冒頭、加賀温泉郷の情報発信を担う「レディー・カガ」が着物姿でタップダンスを披露し、来場者を迎えた。あいさつに立った宮元市長は、昨年1月の能登半島地震から1年が経過するなか「(山代、山中、片山津の)3温泉地が献身的に2400人もの2次避難者を迎え、昨年12月には最後の1人が次の場所に移られた」と、復旧・復興が進むようすを報告した。
 
 PR会議では北陸新幹線・加賀温泉駅に開業した観光案内所や飲食店などが入った施設「ゆのまち加賀」や「加賀市版ライドシェア」サービス開始などの話題を紹介。人気のご当地グルメ「加賀カニごはん」が4月1日(月)にリニューアルするほか、地産地消を意識し3時のおやつとして開発した「加賀パフェ」も、提供店舗が4店舗に増えた。

 各温泉地も旬の話題をプレゼンした。開湯1300年を迎えた山代温泉に今秋、「やましろ・あいうえおの杜(仮称)」がオープンするほか、山中温泉では3月20日(木)~同23日(日)までの4日間、芸術祭「新・山中温泉文化絵巻」を開催。片山津温泉恒例の「納涼花火まつり(8月)」が今年45回節目を迎えるなどの話題を紹介した。

水明館(岐阜県・下呂温泉)約40人招き、恒例の茶会「初釜」開く

2025年2月19日(水) 配信

お点前を披露する滝景子女将

 岐阜県・下呂温泉の水明館(瀧康洋社長)は2月16日(日)、新年を祝う茶会「初釜」を同館「青嵐荘」で開き、滝景子女将が裏千家の作法でお点前を披露した。

 毎年の恒例行事で、山内登下呂市長ら政財界から40人が招かれ、茶席を楽しみながら交流を深めた。

 重要無形文化財「志野」の保持者で人間国宝の鈴木藏氏や、多治見市の陶芸家・七代加藤幸兵衛氏が手掛けた茶碗、「輪島塗」の茶器が用意され、昨春入社した社員らがお茶やお菓子を招待者に運ぶもてなし役を務めた。

 懇親会では、同館自慢の飛騨料理に舌鼓を打ちながら、江戸時代から地域に伝わる「地歌舞伎」(有形民俗文化財指定)を鑑賞した。

 瀧社長は、「ヨーロッパのお客様に茶会を体験していただき、大変喜ばれた」と紹介し、「今後は茶の湯文化を世界に広めていきたい」と述べた。

H.I.S.ホテルHD、ソラシドエアルーム販売中 機内で使用されたカートやライフベストなど置く

2025年2月19日(水) 配信 

客室となりきり体験のイメージ

 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)は2月14日(金)から、運営する変なホテル東京 羽田(東京都大田区)と変なホテル鹿児島天文館(鹿児島県鹿児島市)で、ソラシドエア(髙橋宏輔社長、宮崎県宮崎市)とコラボレーションした「ソラシドエアコラボルーム」を発売している。

 同客室は、ソラシドエアの機内をイメージして、壁やカーテン、ベッドカバーをデザイン。また、実際に機内で使用されているサービスカートやライフベスト、シートベルト、酸素マスク、安全のしおりのセーフティーデモンストレーションキット、ブランケットなどを置いている。

 客室乗務員の制服のスカーフと、機内サービス時に着用するサービスエプロンも用意しているため、キャビンアテンダントなりきり体験を楽しめる。お土産として非売品のポストカードやボールペン、ソラシドスマイルクラブのステッカーなどをプレゼントする。

 1泊1部屋当たりの料金は朝食付きの場合、2万1300円から。素泊まりは1万9800円からとなっている。

朝日酒造主催「あさひ日本酒塾プレミアム」 3月29日に開催

2025年2月18日(火) 配信

あさひ日本酒塾プレミアム

 朝日酒造(細田康社長、新潟県長岡市)は、日本酒の魅力をより深く楽しんでもらうための特別イベント「あさひ日本酒塾プレミアム」を3月29日(土)、109シネマズプレミアム新宿(東京都新宿区)で開催する。本イベントは、日本酒の製造工程を学びながら、「久保田」のプレミアム銘柄を味わうことができる特別なセミナー。

 あさひ日本酒塾は、一般消費者を対象に日本酒の知識を楽しく学び、日本酒に親しんでもらうことを目的に2000年から開講している。

会場は「109シネマズプレミアム新宿」

 今回の会場は全席プレミアムシートが完備されている「109シネマズプレミアム新宿」。朝日酒造の代表銘柄「久保田」は1985年に発売して以来、今年で40周年を迎える。本イベントでは「久保田」の歩みを紹介するほか、「久保田」のプレミアム銘柄を含めたラインナップをゆっくりと堪能できる。

 また、日本酒が生まれるまでの製造工程を紹介するショートムービーを大スクリーンで上映し、杜氏がその過程を詳しく解説する。日本酒造りの奥深さやこだわりを臨場感あふれる映像とともに学べる。

 セミナー後は、東急歌舞伎町タワー内で、パーティーを実施。日本酒に加えて、朝日酒造が次の100年を見据えて挑戦した蒸留酒事業の新商品「KUBOTA GIN」も特別に提供する。

 参加定員は20歳以上の80人(抽選)。参加費1人7700円(税込)。応募締切は3月5日まで。 応募フォームは、https://cloud-pass.jp/project/7JhFEp8YX4

箱根ロープウェイが窓のないゴンドラを運行 65周年の特別企画

2025年2月18日(火) 配信

オープンエアー型ゴンドラ「ROPESTER」(イメージ)

 小田急箱根(水上秀博社長、神奈川県小田原市)が運行する箱根ロープウェイは3月10日(日)~14日(金)まで、窓のないオープンエアー型ゴンドラ「ROPESTER(ロープスター)」を運行する。今年の9月、箱根ロープウェイが全線開通65周年を迎えることを記念して特別運行する。

 ロープスターは窓ガラスを取り外したゴンドラ。自然と一体化することで非日常感が味わえる。運行区間は桃源台駅から大涌谷駅間の片道限定。4~9月までに約50日運行する予定で、4月以降の運行日は箱根ナビで順次発信する。

 乗車は12歳以上のみ可能で、1回につき最大8人の事前予約制となっている。予約は2月20日(木)から箱根ナビ内の特設ページで開始する。料金は1人5000円。

「結びの宿 愛隣館」(岩手県・花巻温泉郷)、「加賀屋」(石川県・和倉温泉)のスタッフ2人を受入れ

2025年2月18日(火) 配信

 岩手県・花巻温泉郷新鉛温泉「結びの宿 愛隣館」(清水隆太郎社長)は2月1日(土)から、能登半島地震で被災した石川県・和倉温泉「加賀屋」(渡辺崇嗣社長)のスタッフ2人を、出向社員として受け入れている。

 2024年2月からは、休館中の加賀屋の商品を愛隣館の売店で販売するなど、両館の間で協力関係が築かれている。

 愛隣館の清水社長は、「この機会に加賀屋のお二人から良いところを学び、社員それぞれのさらなるステップアップにつなげていければ」と話している。