マリオットとJALが戦略的提携 会員特典の拡充で旅行体験の向上を

2026年7月16日(木) 配信

JAL SKY MUSEUMで開かれた発表会見

 マリオット・インターナショナル(アンソニー・カプアーノ社長兼最高経営者、米国メリーランド州)と日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)は7月14日(火)、戦略的パートナーシップを結んだ。会員向けの特典連携を拡充し、宿泊と航空の双方で利用しやすい仕組みを整えることで、旅行体験の向上をはかる。

 Marriott Bonvoy(マリオットボンベイ)とJALマイレージバンク(JMB)の両方に登録している会員は、双方の特典を利用できる。マリオット会員はJALのFLY ONポイントを獲得でき、JMB会員はマリオットのロイヤルティプログラムに参加しやすくなる。

 マリオット会員はアカウントを連携することでFLY ONポイントを獲得できる。会員ステイタスに応じて年間2000ポイントから4万ポイントまでのFLY ONポイントが付与される。チタンエリート会員およびアンバサダーエリート会員には、すでに持っているFLY ONポイント数に応じてJALクリスタル会員以上のステイタスが自動的に付与される。

 JMB会員向けには、6カ月以内に4~6泊することでマリオットボンベイのシルバーエリート会員獲得の機会がある。JMBサファイア会員以上には、それぞれに対応するマリオットボンベイのエリート資格が自動的に付与される。

 同日に開いた会見で、マリオット・インターナショナルアジア太平洋地区チーフ・コマーシャル・オフィサーのジョン・トゥーミー氏は、「JALとの画期的な提携は、マリオットが推進する『ハイパーローカル戦略』をさらに前進させるもの」とし、「シームレスで充実した旅の体験と最大の特典を提供する、新たなロイヤリティの基準を打ち立てる画期的な取り組みだと考えている」と述べた。

 JAL執行役員の西田真吾マイレージ・ライフスタイル事業本部長は、マイル事業を拡大するなかで、日本では一定の基盤を築けている一方、インバウンド客との接点が少ないことが課題と認識する。今回、世界的な顧客基盤を持つマリオットとのパートナーシップにより、「これまでにない規模のグローバル戦略が実現できるのではないか」と期待した。

ピンク・フロイド「箱根アフロディーテ」来日55周年記念 強羅花扇が10日間のイベント開催

2026年7月16日(木) 配信

思い出の地・箱根の音楽旅館「強羅花扇」で開催される10日間のスペシャルイベント

 神奈川県の箱根町・強羅にある音楽旅館「強羅花扇」では、7月28日(火)~8月6日(木)の10日間、ピンク・フロイドの音楽とアートを堪能できる特別イベント「Memories of Pink Floyd」を開催する。

 2026年は、ピンク・フロイドが1971年に初来日を果たしてから55周年にあたる。1971年8月6・7日の2日間、箱根で開催された伝説の野外フェスティバル「箱根アフロディーテ」に出演したピンク・フロイドは、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了。その衝撃は日本のロック史に深く刻まれ、半世紀を経た今なお伝説として語り継がれている。

 今回の「MEMORIES of Pink Floyd」は、海外のファンの間でも”HAKONE”の名で語られる歴史的な公演に思いを馳せながら開催される特別企画。ピンク・フロイドの15年ぶりのベスト・アルバム「極致~8-トラックス」のリリースを記念し、「ONGAKU RYOKANプロジェクト」を展開する「強羅花扇」を舞台に、10日間にわたってSPECIAL AUDIO LIVE & TALKを開く。同館のロビーラウンジでピンク・フロイド関連の展示を行い、宿全体を包み込むように彼らの世界観を体感できる空間を創出する。

 館内では、ピンク・フロイドの全オリジナル・アルバムをはじめ、メンバーのソロ作品まで幅広く楽しめる。展示では2001年に世界初のヒプノシス展「EYE OF THE STORM」をプロデュースした立川直樹氏の協力のもと、ヒプノシス創設メンバーであり、ピンク・フロイド作品のヴィジュアルの大半を手掛けたストーム・トーガソン氏がデザインしたスチール・ポスターをはじめ、貴重なポスターやレコード・ジャケットを展示。さらに、世界的和紙アーティスト・堀木エリ子さんが手掛けた光と和が調和する「強羅花扇」の空間と融合し、この場所ならではの特別な演出を実現する。

 期間中は、ピンク・フロイドを愛するさまざまなゲストを迎え、SPECIAL AUDIO LIVE & TALKを開催。総額1000万円を超えるテクニクスの最高級オーディオシステムが再現するピンク・フロイドの壮大な音楽世界とともに、貴重なトークを楽しめる。

 箱根アフロディーテの記憶と現在が響き合う、ファン必見の10日間となる。

■宿泊客限定 SPECIAL AUDIO LIVE&TALK

 下記日程で夕食を午後6時より開始し、夕食後の午後9時から約1時間、スペシャルゲストによるSPECIAL AUDIO LIVE&TALKを開催。7月28日(火)白木哲也氏(ソニー・ミュージックレーベルズ/ピンク・フロイド ディレクター)▼8月5日(水)高橋由美子氏(女優)▼8月6日(木)SUGIZO氏(LUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS)

■一般観覧について(宿泊客以外の利用可)

 Pink Floyd Memorial Event期間中、強羅花扇ラウンジにて、ピンク・フロイドの名曲をゆったりと楽しみながら、関連展示をご覧いただける特別な空間を用意。開催期間は7月28日~8月6日、一般観覧時間は午前10時~午後5時。観覧料1人3000円(ワンドリンク付)。

※SPECIAL AUDIO LIVE&TALKは宿泊客限定のイベントのため、一般観覧のみの利用客は、夜間に開催されるSPECIAL AUDIO LIVE&TALKには参加できない。

  * * *

 強羅花扇の宿泊プランは、全客室に自家源泉かけ流しの露天風呂を備え、雄大な箱根連山や夕焼けに染まる明星ヶ岳を眺めながら、贅沢な湯浴みが楽しめる。食事は旬の鮮魚や野菜を生かした京懐石料理と国産牛を用意、夕食・朝食ともに個室タイプの食事処を使用。子供連れでの利用は不可。

 宿泊問い合わせ=強羅花扇 ☎0460(87)7715。

【速報】2026年6月の訪日外客数 6.8%減の314万8600人(JNTO推計値)

2026年7月15日(水)配信 

 日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)が発表した2026年6月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比6.8%減の314万8600人と前年を下回った。

 JNTOは、5月に続いて「多くの市場で訪日需要が落ち着く時期」としながら、マイナス要因として「一部市場で航空便の減便や台風による欠航の影響が見られた」と分析。一方、「祝日やスクールホリデーに合わせた訪日需要の高まりもあった」とみている。

 市場別では、台湾、韓国、米国、インドなど15市場で6月として過去最高を記録した。

 一方、出国日本人数は同3.4%増の109万200人と上回った。

本物のクルーズ船で没入型ホラー、今秋ハロウィンの目玉企画、ハウステンボス

2026年7月15日(水)配信

 ハウステンボス(長崎県佐世保市)は、2026年秋のハロウィンイベントの目玉企画として、本物のクルーズ船を舞台にした期間限定の没入型ホラー体験「ナイトメア・クルーズシップ」を10月23日(金)~11月3日(火・祝)まで開催する。10月27日(火)、28日(水)は除く。

 敷地内のホテルデンハーグ前に、リゾートシップ「マリエラ」を設置。穏やかなナイトクルーズが突如として恐怖の密室へと変貌するというストーリーのもと、逃げ場のない船内で「何者か」に追い詰められる極限の緊張感を演出。約20分間の体験を通じて本格的なホラーエンターテインメントを楽しめる内容となっている。

 対象は12歳以上(小学生以下は参加不可)。ハウステンボスの入場パスポートに加え、別途体験チケット(1000円)が必要。チケットの販売開始日や販売方法は後日発表する。

 今秋のイベント期間は9月18日(金)~11月3日(火・祝)。「ナイトメア・クルーズシップ」のほか、新キャラクターが登場する本格ホラー「ホーンテッド・ハロウィン」や、ミッフィーが初めてハロウィン仮装で登場する新パレードを目玉とした「ミッフィー・ハロウィン」、生歌・生演奏によるナイトショー「シャワー・オブ・ライツ」、九州各地の旬の食材を集めたグルメイベント「テイストオブ九州~秋~」などを展開する。

松江観光協会美保関支部が電動サイクル導入、境港との相互乗り捨てで回遊性向上へ

2026年7月15日(水)配信

電動サイクルで快適に移動(画像は美保関港にある浮島橋と常夜灯)

 島根県松江市の松江観光協会美保関支部は7月1日(水)、glafit(鳴海禎造社長、和歌山県和歌山市)が製造販売する特定小型原動機付自転車の電動サイクル「NFR-01 Lite」を4台導入し、鳥取県・境港市観光案内所との相互乗り捨てサービスを開始した。今年4月に同車両を導入した境港市観光案内所との連携により、広域周遊観光の実現を目指す。

 境港と美保関は境水道を挟んで隣接する港町で、それぞれ水木しげるロードや美保神社、美保関灯台など観光資源を有する。一方で、両地域を結ぶ境水道大橋は勾配が大きく、自転車での往復には体力的な負担があったほか、美保関灯台への公共交通も限られるなど、2次交通の充実が課題となっていた。

 今回導入した「NFR-01 Lite」は、16歳以上であれば運転免許不要で利用できる特定小型原付。アクセル操作のみで走行できるため、起伏のあるルートでも快適な移動が可能で、観光客の回遊性向上が期待できる。

 相互乗り捨てサービスにより、境港で借りて美保関で返却、あるいはその逆の片道利用が可能となり、旅行者は滞在時間や交通手段に合わせた柔軟な旅程を組めるようになる。両地域を結ぶ県道2号境美保関線は、日本海を望む海岸線が続く景観ルートとして知られ、境水道大橋や男女岩などの景勝地を巡るサイクリングコースとしても人気が高い。電動モビリティの導入により、移動そのものを観光コンテンツとして楽しむ新たな旅行スタイルの創出をはかる。

 利用料金は1日3300円(税込)。営業時間は8時30分~17時まで、土・日・祝日は休業となる。

日本酒蔵ツーリズム推進協議会、JR九州社長が講演 総会とシンポジウム開く

2026年7月15日(水)配信 

JR九州社長の古宮氏による基調講演

 日本酒蔵ツーリズム推進協議会(細野助博会長、事務局=日本観光振興協会)は7月9日(木)、東京都内で2026年度総会とシンポジウムを開いた。総会では、25年度事業報告と収支決算、26年度事業計画と収支予算などについて審議し、原案どおり承認された。

 シンポジウムでは、九州旅客鉄道(JR九州)社長の古宮洋二氏が「JR九州における地域と連携した取り組みについて」と題した基調講演が行われた。「ななつ星in九州」や「かんぱち・いちろく」などのD&S(デザイン&ストーリー)列車のほか、「九州駅弁グランプリ」や「駅長対抗ご当地総選挙」などの事例を紹介しながら、鉄道と観光を通じた地域づくりについて講演した。

トークセッションのようす

 続いて、佐賀県鹿島市長の松尾勝利氏、富久千代酒造社長の飯盛直喜氏、鹿島市観光協会代表理事の中村雄一郎氏、日本酒蔵ツーリズム推進協議会常任理事の平出淑恵氏によるトークセッションが行われた。それぞれの取り組みや経験を踏まえながら、酒蔵ツーリズムによる地域活性化や観光振興、日本産酒類のブランド価値向上や地域への誘客促進について意見を交わした。モデレーターは酒サムライ・フリーアナウンサーのあおい有紀氏が務めた。

 シンポジウム終了後、約120人が参加した会場では、酒蔵ツーリズムを通じた地域活性化や日本産酒類の魅力発信、官民連携による観光振興の可能性について活発な意見交換が行われた。

旅行読売出版社、「索道印」企画を始動 ロープウェイ乗車記念に

2026年7月15日(水)配信

索道印(紙・デジタル)イメージ

 旅行読売出版社(堤辰佳社長)は7月16日(木)、中部鋼索交通協会(川井敏行会長)との共同事業として、ロープウェイやリフトの利用促進を目的とした「索道印」企画を始動する。御朱印帳のロープウェイ版であり、各社オリジナルのデザインで紙版とデジタル版が用意され、利用者は乗車の記念として集められる。

 予価は紙版が税込300円から、デジタル版が同550円から。紙版の索道印を貼る「索道印帳」(同2200円)も乗車する索道事業所の売店などで販売する。デジタル版はNFT(ノンファンジブル・トークン)で、Webアプリ「鉄印帳デジタル」に無料登録し、現地に貼り出されているポスターの二次元コードから購入できる。

 第1弾では、静岡や岐阜、三重など中部地方の事業所を中心に、索道印と索道印帳を販売開始。同企画は日本鋼索交通協会(峠重幸会長)の後援もと、順次全国へ拡大していく予定。

 第1弾の索道事業所は次の通り。

 下田ロープウェイ(静岡県)▽日本平ロープウェイ(同)▽かんざんじロープウェイ(同)▽大室山登山リフト(同)▽小室山リッジウォーク“MISORA”(同)▽ぎふ金華山ロープウェー(岐阜県)▽新穂高ロープウェイ(同)▽御在所ロープウエイ(三重県)▽泉ヶ岳スキー場(宮城県)

 第2弾は8月上旬に販売開始予定。索道事業所は次の通り。

 札幌もいわ山ロープウェイ(北海道)▽大倉山ジャンプ競技場リフト(同)▽八甲田ロープウェー(青森県)▽野沢温泉スキー場(長野県)▽高鷲スノーパーク(岐阜県)▽レインボーライン山頂公園(福井県)▽恐羅漢スノーパーク/エコロジーキャンプ場(広島県)

「いちご王国 Berry Lucky トレイン」に先行乗車、日光日帰りツアーを発売(東武トップツアーズ)

2026年7月15日(水)配信

「いちご王国 Berry Lucky トレイン」のロゴと車両イメージ

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、東武鉄道が栃木県、沿線4市1町と連携し運行を始めるラッピングトレイン「いちご王国 Berry Lucky トレイン」の誕生を記念し、営業運転開始前に乗車できる日帰りツアーを売り出した。営業開始前の先行乗車のほか、車内での栃木グルメや到着後の出発式観覧などの特別な体験を提供する企画となっている。

 ツアー名は「『いちご王国 Berry Luckyトレイン』に乗車!新ラッピングお披露目・出発式を観に行こう♪」。出発日は7月26日(日)で、北千住駅を午前11時28分に出発し、東武日光駅には午後1時50分に到着する。

 営業運転開始前の新ラッピングトレインの乗車や、東武日光駅で開かれる出発式を観覧できるほか、車内では、栃木の食材を使用したオリジナル懸け紙付きの特製軽食弁当を提供。同ツアー限定で創作された、鹿沼の洋菓子店によるオリジナルイチゴスイーツを堪能できる。また、ツアー参加者限定のオリジナルノベルティグッズセットも贈呈する。

 旅行代金は税込で大人9500円、子供9000円。

 申し込みは東武トップツアーズ公式サイト内の専用ページ(https://reserve.tobutoptours.jp/Tour/dom-detail/026017/ja-JP?deptDate=2026-07-26&adult_pax=1&child_pax=0&room_cnt=1)から。

話題作「VIVANT」とコラボ商品発売、山陰銘菓「どじょう掬いまんじゅう」が限定仕様に、中浦食品

2026年7月15日(水)配信

ドラマの世界観を表現した特別限定仕様

 安来節に合わせて踊る「どじょう掬い踊り」に登場する、ひょっとこをモチーフにした山陰の銘菓「どじょう掬いまんじゅう」を製造販売する中浦食品(鷦鷯侑社長、島根県松江市)は、7月26日(日)に放送開始予定のTBS系日曜劇場「VIVANT」との公式コラボレーション商品「『VIVANT』×どじょう掬いまんじゅう」を、7月18日(土)から販売する。

 コラボ商品は、ドラマを象徴する漆黒と鮮烈の赤で、その世界観を表現した限定パッケージ仕様。お馴染みのひょっとこも定番の水玉手ぬぐいではなく、「VIVANT」のロゴをあしらった「コラボ限定ほっかむり」姿で登場する。

 12個入りで価格は1750円。饅頭の餡には、ドラマの重要ロケ地となった奥出雲地域の木次乳業(雲南市)の牛乳を使用したミルクキャラメル味を採用した。パッケージではフレーバー表記をあえて控え、ドラマとのタイアップ商品としての特別感を演出している。山陰両県の主要土産店、駅、空港、道の駅のほか、TBSストア(東京駅店など)、中浦食品直営店で販売する。

 「どじょう掬いまんじゅう」は、発売60周年の節目を迎えるロングセラー商品。今回のコラボレーションは、その記念イヤーに合わせて、島根県内で大規模ロケが行われた話題作「VIVANT」との公式企画として実現した。ドラマ放送に先駆けて商品を発売することで話題を喚起するとともに、ロケ地を巡る観光客やドラマファンに向けて山陰の魅力を発信し、ロケツーリズムによる誘客や地域ブランドのさらなる向上につなげたい考えだ。

会員組織を「MITSUI OCEAN CLUB」に一新 新規会員を募集(商船三井クルーズ)

2026年7月15日(水) 配信

三井オーシャンクラブのロゴ

 クルーズブランドMITSUI OCEAN CRUISES を運営する「商船三井クルーズ」(向井恒道社長)は、これまで運営してきた会員組織「ドルフィンズクラブ」の制度を一新、会員組織の名称を「MITSUI OCEAN CLUB(三井オーシャンクラブ)」に改称して、会員が利用できる特典を拡充する。7月3日(金)から新規会員の募集もスタートした。

 「三井オーシャンクラブ」では、会員ステージの判定基準を、従来の乗船回数から累積泊数に変更。また乗船歴がなくても入会が可能な新しい会員ステージを導入した。

 会員への主な特典として、9月18日までに新規入会した会員のなかで、三井オーシャンクルーズのクルーズ船を初めて予約すると、対象のクルーズ代金が40%割引(1回限り有効)など多数の特典を用意している。