若狭湾観光連盟 若狭の魅力紹介 関西で初のミーティング

2026年7月31日(金)配信

大阪で初開催したプレスミーティングのようす

 福井県の若狭湾観光連盟は7月8日、大阪市内でメディア関係者を招き「若狭湾観光連盟プレスミーティングin OSAKA」を開いた。関西での開催は今回が初。会場では若狭エリアの敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、おおい町、高浜町6市町が、それぞれ旬の魅力をアピールした。

 同連盟の松井秀幸専務理事は「北陸新幹線の敦賀開業から2年が経過したが、若狭エリアへの来訪者や宿泊者は順調に伸びている。近年は各地で新規施設が誕生したり、リニューアルして磨き上げを行う施設が増えてきている。今後もぜひ、若狭エリアに注目してほしい」と述べた。

 敦賀市は、地元商店街と連携して4月から実施する「地元ガイドとめぐる氣比神宮門前・老舗まち歩き」をPR。山と湖と海がすぐそばにある美浜町は、人と水の関係を感じるツアーを紹介した。

 若狭町は、鯖街道の熊川宿や、日本最大の漁家民泊群が点在する常神半島をアピール。小浜市は、ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」の舞台となったロケ地や、大学生が作ったユニークな「おばま水族館」をPRした。おおい町は、大阪・関西万博で展示された恐竜VR体験ゾーンがオープンしたこども家族館を紹介。高浜町は、海水浴やSUPなど世界が認めた美しい海を満喫する旅を提案した。

 このほか、福井県嶺南振興局は、JR敦賀駅から若狭高浜駅までを結ぶ全長約126㌔のサイクリングルート「若狭湾サイクリングルート(わかさいくる)」を紹介した。

神姫しらさぎ会 西村会長が再任 「旅の価値発信が重要」

2026年7月31日(金)配信

西村総一郎会長

 神姫観光(兵働忠志社長、兵庫県姫路市)の協定施設で組織する「神姫しらさぎ会」(会長=西村総一郎・西村屋ホテル招月庭社長、207会員)は7月22日、姫路市内のホテルで2026年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で西村会長を再任したほか、26年度事業計画や収支予算など全議案を原案通り承認した。

 西村会長は、3月に国が策定した第5次観光立国推進基本計画に触れ、「30年までに6千万人、旅行消費額15兆円というインバウンドの目標は、達成に向けて楽観視する向きもあったが今年上半期は前年同期比2%減となった」と指摘。一方で、国内旅行消費額30兆円という目標については、「国内旅行市場は今後徐々に縮小していくとの見方もあり、実現は容易ではない。旅に出掛ける価値を改めて伝え、マーケットとどう向き合うかが重要だ」と述べた。

 神姫バスの三谷康生専務は、26年3月期のグループ業績について、売上高555億8千万円(前年比5%増)、営業利益41億9900万円(同21%増)、経常利益44億3400万円(同19%増)、当期純利益31億5800万円(同28%増)と増収増益だったことを報告。「27年8月に神姫バスグループが創立100周年を迎える。中期経営計画の達成に向けても重要な1年となる」と述べた。

 神姫観光の兵働社長は25年度の業績について、「万博などの追い風を取り込み、過去最高益を達成した」と報告した。

 今年度事業では、神姫グループと会員施設の連携を強化し、送客拡大をはかるため、貸切バス1台当たり2万5千円を補助する「集中送客キャンペーン」を引き続き実施する。

【土橋 孝秀】

 

静岡県観光協会がインバウンド向け商談会開催 欧米から注目されるお茶やわさび積極的にPR

2026年7月30日(木)配信

観光情報の発信だけでなく、具体的な商品提案も行った

 静岡県観光協会は7月30日(木)、東京都内で「令和8年度静岡県インバウンド地域旅行商品商談会」を開いた。

 今回参加したのは、欧米豪市場で取り扱い実績のある旅行会社9社。国別に静岡県を訪れる外国人旅行者を見ると、中国からの旅行者が約4割(2025年実績)と、全国と比べて中国偏重の傾向が強いなか、「お茶のコンテンツやわさびなど、とくに欧米から注目されている観光資源」(埜村事業統括ディレクター)を積極的にPRした。

 一方、静岡県側の参加者は約30人。伊豆や静岡、浜名湖、熱海、富士など、エリアごとに観光協会、民間事業者で1つのPRチームをつくり、各地域の観光情報の発信だけでなく、具体的な商品提案も行える体制で臨んだ。

 埜村事業統括ディレクターは「徐々に静岡にも多くの外国人が来るようになってくるなか、本日の縁が新たな出会いや来県のきっかけになれば」と期待を寄せた。

JR4社・JAL、巡礼・精神文化を軸に訪日向け広域観光を開始

2026年7月30日(木) 配信

※画像・イラスト・地図はイメージ

 東日本旅客鉄道(JR東日本)と東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、四国旅客鉄道(JR四国)のJR4社と日本航空はこのほど、インバウンド向けに巡礼・精神文化をつなぐ広域観光の取り組みを始めた。出羽三山、熊野古道、四国遍路を軸に、地方への誘客促進を狙う。

 名所を巡る消費型観光に代わる新しい旅として、各地に受け継がれてきた巡礼・精神文化を軸に、体験性や精神性、地域交流、学びを重視する旅を打ち出す。

 具体策として、特設ページの公開や共通ブランディングの策定、海外メディアへの共同情報発信、デジタルプロモーションを順次進める。出羽三山では、2026年7~9月の土日祝にJR仙台駅と羽黒山頂を結ぶ定期観光バスを運転し、9月7日と14日には関連企画を実施する。

 熊野古道では、和歌山県・新宮駅前の新宮市観光協会で、午前中に預けた手荷物を新宮・那智勝浦・串本の指定宿泊施設へ当日配送するサービス「手ぶらで熊野観光」を開始している。また、四国遍路は8月下旬からジャルパックで「英語ガイド付き 四国・香川のお遍路タクシー2泊3日の旅」を売り出す予定だ。

 JR各社とJALは、旅行者の訪問先が大都市圏に集中する傾向を踏まえ、地方への誘客促進と地域経済への波及効果拡大を課題に挙げる。取り組みは一過性のプロモーションにとどめず、中長期で進める方針だ。

「89まつり」で割引クーポン配布 阪急交通社、8月3日から

2026年7月30日(木) 配信

89(ハンキュー)まつり開催へ

 阪急交通社(山川豊治社長、大阪府大阪市)は8月3日(月)から、国内・海外旅行の全国キャンペーン「89(ハンキュー)まつり」を実施する。同日から「旅行割引クーポン」をWeb限定で配布し、利用総額8900万円になるまで発行する。

 同CPは旅行代金に応じて1000円~2万円までの5種類のクーポンを用意。クーポンは1予約につき、1枚利用できる。適用対象は10月1日~2027年2月28日までに出発する国内・海外のツアー。

 同社は中東情勢に伴う原油高や円安による物価上昇が長引くなか、消費者の節約志向も色濃くなっていると分析し、CPの実施で秋から冬にかけての旅行需要促進に取り組む。

【国土交通省】人事異動(7月31日付)

2026年7月30日(木) 配信

 国土交通省は7月31日付の人事異動を発令した。

 大臣官房付・即日辞職(国土交通政策研究所副所長)大塚弘美

 国土交通政策研究所副所長(自動車技術総合機構理事)長谷知治

 大臣官房付・即日辞職(国土技術政策総合研究所長)佐藤寿延

 国土技術政策総合研究所長(国土技術政策総合研究所研究総務官)星隈順一

 大臣官房付・即日辞職(国土交通大学校副校長)原田昌直

 大臣官房付・即日辞職(中国地方整備局副局長)鎌田秀一

 中国地方整備局副局長(都市局都市安全課長)三浦良平

 大臣官房付・即日辞職(中国地方整備局副局長)吉田敏晴

 中国地方整備局副局長(水管理・国土保全局水資源部水資源計画課長)田中敬也

 大臣官房付・即日辞職(中国運輸局長)金子修久

 中国運輸局長(海技教育機構理事)上田大輔

 大臣官房付・即日辞職(内閣府沖縄総合事務局次長)逢坂謙志

 出向 内閣府沖縄総合事務局次長(大臣官房付)伊藤高

 大臣官房審議官インフラ老朽化対策、国際園芸博覧会担当(大臣官房審議官インフラ老朽化対策、国際園芸博覧会担当〈併〉都市局都市環境課長)藤條聡

 大臣官房審議官都市局担当(大臣官房審議官都市局担当〈併〉都市局総務課長)出口陽一

 大臣官房付(東北地方整備局副局長〈併〉東北地方整備局総務部長)安岡義敏

 東北地方整備局副局長〈併〉東北地方整備局総務部長(大臣官房官庁営繕部管理課長)矢野智義

 水管理・国土保全局次長(水管理・国土保全局次長〈併〉水管理・国土保全局総務課長)中井淳一

 港湾局付・即日辞職(大阪航空局長)塩田昌弘

 大阪航空局長(航空局安全部安全政策課長)梅澤大輔

 辞職(北海道開発局長)遠藤達哉

 北海道開発局長(北海道開発局事業振興部長)岡下淳

 辞職(北海道開発局開発監理部長)梶本洋之

 北海道開発局開発監理部長(住宅金融支援機構審議役)髙山泰

 辞職(北海道開発局建設部長)遠藤平

 北海道開発局建設部長(国立研究開発法人土木研究所統括役)井上勝伸

 辞職(北海道開発局農業水産部長)武井一郎

 北海道開発局農業水産部長(農林水産省関東農政局農村振興部長)西尾利哉

 出向 経済産業省大臣官房付(観光庁国際観光部長)中野岳史

 観光庁国際観光部長(経済産業省大臣官房付)笹路健

【成田国際空港(NAA)】執行役員人事(7月30日、31日付)

2026年7月30日(木) 配信 

 成田国際空港(NAA、藤井直樹社長)は7月30日(木)、執行役員人事を発表した。

【執行役員】(7月31日付)

 経営企画部門副部門長(国土交通省総合政策局政策課長)小熊弘明

【辞任】(7月30日付)

 上席執行役員兼経営企画部門副部門長 片山敏宏

日本観光振興協会、DMO国際組織の年次総会でツーリストシップ紹介

2026年7月30日(木) 配信

テーマ:Touristship in Action: How Destinations Can Champion Responsible Travel

 日本観光振興協会(菰田正信会長、東京都港区)は7月21~23日、米国オレゴン州・ポートランドで開かれたDMOの国際組織「Destinations International」年次総会で、日本発の「ツーリストシップ」を紹介した。旅行者と地域、観光事業者がともに持続可能な観光を実現する考え方を世界に発信した。

 セッションのテーマは「Touristship in Action: How Destinations Can Champion Responsible Travel」。協会の観光地域づくり・人財部長の大須賀信氏が登壇し、ツーリストシップ代表理事の田中千恵子氏、Destination Greater VictoriaのMiranda Ji氏も参加した。

 スポーツマンシップの観光版である、ツーリストシップの理念や実践事例を紹介したほか、参加型プログラム「旅先クイズ会」を○×クイズ形式で再現し、来場者が体験した。Miranda Ji氏は、日本旅行中に京都の市バス車内で見かけたポスターがツーリストシップを知るきっかけだったと述べ、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアでの取り組みも紹介した。

 会場では日本の取り組みに関心が集まり、終了後は質問や意見交換を求める参加者が列をつくった。日観振は今回の総会で得た知見を生かし、ツーリストシップの理念の普及に取り組むとしている。なお、2027年の開催地は米国ミズーリ州・カンザスシティに決まった。

ANA X、ブランドバッグのシェアサービス開始 旅など特別な日を彩る

2026年7月30日(木) 配信

「ANAラグジュアリーバッグ」

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)とラクサス・テクノロジーズ(高橋啓介社長、広島県広島市)は7月28日(火)から、ブランドバッグのシェアリングサービス「ANAラグジュアリーバッグ」を始めた。旅や特別な日向けの利用を想定する。

 同サービスは、月額8900円(税込9790円)で60ブランドのバッグが借りられる。利用者は気分や予定に合わせてバッグを交換できる。1カ月の期間内に2回目以降の交換では、別途荷造り手数料として税込1100円がかかる。毎月の利用で500マイルがたまり、初回入会特典として500マイルも付く。

 同サービスは、モノを所有するより必要な時にシェアする動きが広がる中で始まった。「旅先では憧れのバッグでおしゃれを楽しみたい」「特別な日やビジネスシーンを格上げしたい」という顧客のニーズと捉え、新しい旅のスタンダードを提案する。ANA Xとラクサスは今後も協業を深め、お互いの強みを生かして旅や日常の体験を豊かにする価値創出に取り組むとしている。

NearMe、タクシーサービスを福岡市・北九州市へ拡大

2026年7月30日(木) 配信

 NearMe(ニアミー、髙原幸一郎社長、東京都中央区は7月30日(木)、九州におけるタクシーサービスの展開を拡大し、新たに福岡市や北九州市など福岡県の14市町で運行を始めた。インバウンド需要を中心に、空港アクセスや観光・地域内移動の利便性向上を目指す。

 予約・乗車方法は、①乗車1時間前までに専用サイトから申し込む②乗車時間の5時間前までに配車可否のメール送付(※当日予約の場合は予約後30分以内)③乗車時刻になるとタクシーに乗車する。

 近年、九州はインバウンド需要の拡大が続いている。九州観光機構によると、2026年4月の外国人宿泊者比率は九州全体で26・5%となり、なかでも福岡県は40・3%と過去最高を記録。

 同社は九州において、熊本県でAIを活用したタクシーサービスを展開し、空港アクセスや観光、日常利用など幅広い移動ニーズに対応してきた。

 今回進出した福岡県は、韓国や台湾、香港をはじめ、アジア圏から多くの旅行者が訪れており、九州の玄関口としての重要性はますます高まっている。