第3回サステナブルな旅アワード、大賞商品が決定 富山県「屋敷林の手入れ」に

2026年1月9日(金)配信

大賞に選ばれた「カイニョお手入れツアー」

 観光庁はこのほど、持続可能な観光の推進に貢献する優良な旅行商品や取り組みを表彰する「第3回サステナブルな旅アワード」の受賞商品を決定した。大賞は、富山県西部観光社水と匠(富山県砺波市、南砺市)の「カイニョお手入れツアー~次世代へ紡ぐ、散居村保全と循環型社会の再生~」が選ばれた。

 同ツアーでは、砺波平野の水田に点在する伝統的古民家·アズマダチと“カイニョ”と呼ばれる屋敷林が織りなす、日本最大級の散居村の景観保全と循環型社会の再生をはかる。カイニョ整備の活動参加や、剪定枝のアロマ抽出見学などを通じて、参加者自身と地域の再生にも寄与するもの。

 審査委員長の講評によると、地域に残る文化資源を「稼げる」力に変換していると評価された。

 今回の同アワードは、全国から33件の応募があり、大賞1件、準大賞1件、地域未来賞3件、特別賞5件の計10商品を表彰した。表彰式は1月22日(木)、会場は全日通霞が関ビル(東京都千代田区)で開催する。

 このほか、受賞商品は次の通り。

【準大賞】

 BASE TRES(静岡県・松崎町)「伊豆半島の森と海とを循環させる、リジェネラティブ・ガストロノミーツアー。」

【地域未来賞】

 鮎里ホテル(清流山水花あゆの里、熊本県人吉市)「The Best of Kuma Valley 人吉球磨を巡る特別な旅」

 エルボスケ・鳥取県八頭町(鳥取県・八頭町)「地域と連携、季節毎に里山の自然を探究するシリーズ 春編:希少な野鳥観察、夏編:多様な生物に出会う探求学習、秋編:地域農業生産者と連携したアグリツーリズム」

 Inaka Travel Akita(遊名人、秋田県仙北市)「角館半日ツアー~職人と文化と食を巡る旅~」

【特別賞】

 十日町市観光協会(新潟県十日町市)「十日町縄文ツアーズ」

 NELCrew(三重県・明和町)「祓川ワンダーカヤック:生命あふれる奇跡の祓川で学ぶ時空を超えて自然とつながる旅」

 南信州観光公社(長野県飯田市)「南信州こだわりの旅

 明和観光商社(三重県・明和町)「革新する和紙を使った伝統工芸 伊勢志摩擬革紙クラフト体験」

 明和観光商社(同)「『一日氏子』体験~神様と地域を支える一員になる特別な一日~」

HIS、熱海で低速電動車両による観光プログラム実施 需要喚起と回遊性向上はかる

2026年1月9日(金) 配信

グリーンスローモビリティ

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長、東京都港区)は1月26日(月)から、熱海観光局と観光庁の地域観光魅力向上事業を活用し、環境配慮型の低速電動車両「グリーンスローモビリティ」による新しい観光プログラムを試験的に行う。早春の熱海における観光需要の喚起と文化・芸術拠点への回遊性向上を目指す。

 同社は2024年8月、熱海市とインバウンド観光推進に関する協定を締結。今回は、移動そのものを楽しめる低速電動車両「グリーンスローモビリティ」を活用する。急な坂道が多い熱海エリアで、旬を迎えた日本一早く梅と桜を見られる文化資源が点在するエリアへのアクセス向上もはかる。

 今回は3コースを設定。コース①は2月3日(火)~5日(木)に設定されている。熱海梅園前から熱海市役所を15分でガイド付きで運行する。予約不要で乗車料金は無料。

 コース②は1月29日(木)~30日(金)に訪日客を対象に運行する。ルートは熱海駅から熱海梅園、起雲閣、熱海市役所の順に設定されている。料金は熱海梅園と起雲閣の入場料、ガイド料込みで大人1910円。

 コース③は1月26日(月)と30日(火)に、熱海駅を起点にMOA美術館、来宮神社、熱海梅園、熱海市役所を巡る。MOA美術館と熱海梅園の入場料とガイド料込みの料金は大人3300円。

KNT-CT、上富良野町と連携 サウナ中心に町を元気に

2026年1月9日(金)配信

上富良野の斉藤繁町長(右)と、KNT-CTホールディングスの安岡宗秀執行役員

 KNT-CTホールディングス(小山佳延社長、東京都新宿区)は昨年12月24日(木)、北海道・上富良野町(斉藤繁町長)と包括連携協定を結んだ。観光資源を生かし、地域と継続的につながる人の広がりを目指すとともに、情報共有を通じて地域や旅行者のニーズを捉え、観光振興や地域活性化につなげる。

 KNT-CTでは、グループ各社の強みやノウハウを生かした新規事業として、サウナや宿泊施設、飲食店など、“心地よい空間”を検索できるチル検索サイト「Chill+(チルプラス)」を運営している。上富良野町の「サウナを中心とした町の魅力を発信し、地域を元気にしたい」という想いと「Chill+」の理念が一致したことから、今回の協定を締結した。

オリジナルコラボTシャツ

 今後、サウナ愛好家から“北の聖地”と称される吹上温泉保養センター「白銀荘」と「Chill+」による、Tシャツやタオルなどのオリジナルコラボグッズを制作。デザインは、「サ道」の原作者であり、サウナブームの火付け役として知られるタナカカツキ氏が担当する。2月から白銀荘の売店で売り出す。

 このほか、町と連携した「Chill+」会員イベントの開催も計画する。

観光庁、観光DXの推進へ 第3回Next Tourism Seminar 2025を実施(2月5日)

2026年1月9日(金)配信

観光DXに関心がある参加者を募集している

 観光庁は2月5日(木)、これから観光DXに取り組む地方公共団体やDMO、事業者などを対象に、第3回「Next Tourism Seminar 2025」をオンライン形式で実施する。25年度最後の今回は「オープンデータの活用(DMPの構築)」をテーマに、観光DX事業の趣旨、北海道・東川町、福井県での取り組み事例、日本観光振興協会が提供する日本観光振興デジタルプラットフォームの紹介などを伝える。

 事例紹介に関して、北海道・東川町では、宿泊・体験の予約データなどをDMPにて集約・可視化し、地域通貨の決済データに基づく消費動向を踏まえてマーケティングの検討などに取り組み、旅行者の消費拡大を目指す取り組みを話す。

 続いて、福井県観光DXコンソーシアムでは、宿泊・観光施設の予約データや消費データなどをFTAS(福井県観光データ分析システム)にて集約・可視化。事業者や地域行政、観光協会が協働しながら新たな商品造成や消費拡大施策などを行うことで、エリア全体の収益向上を目指す取り組みについて説明する。

 このほか、旅行者の情報収集手法の動向を踏まえて、旅行者が頻繁に利用するウェブサイトである Google ビジネスプロフィールの登録方法や、効果的な情報発信手法について、Grow with Googleの講師を招く予定。

 開催時間は午後1時~4時。参加無料。申し込みは専用ページ(https://next-tourism-seminar-2025-03.peatix.com)から。

令和トラベル、サッカー選手「三笘薫」氏をアンバサダーに 世界への旅が未来を拓くこと発信

2026年1月9日(金) 配信

三笘薫氏

 令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)はこのほど、サッカー選手「三笘薫」氏をアンバサダーに起用した。世界へ踏み出す一歩が未来を形づくる力になることを、多くの人へ発信していく。

 同社は、利用客が海外旅行などを通じて異なる文化や環境に触れることで視野を広げ、新しい価値観に出会い、これまでとは違う選択肢を増やすなど前向きな変化をもたらす体験を提案してきた。

 三笘氏は、国内外での挑戦を通じて培った高い実力と、常に世界へ挑み続ける姿勢で、多くのファンを魅了。こうした三笘氏の挑戦は、令和トラベルが目指す考えと重なっていることから、起用に至った。

 同社は三笘氏と共に、旅行がもたらす成長や気づきの価値を発信し、より多くの人が、自分自身の可能性に出会うための一歩を踏み出すことをより強く後押ししていく。

 

シンガポール政府観光局、JCBでお得になるプログラム開始

2026年1月9日(金)配信

100店舗以上のキャンペーンや優待の情報をまとめた

 シンガポール政府観光局(STB)とジェーシービー(JCB)は共同で、シンガポール旅行がお得になる「JCBでトクするシンガポール旅プログラム」を、1月8日(木)から開始した。現在、JCBがカード会員向けに提供しているシンガポールでのキャンペーンや優待を分かりやすく紹介し、シンガポール旅行の魅力やお得な旅の楽しみ方を提案することで、シンガポール旅行への関心を高める狙い。

 同プログラムでは、STBとJCBが連携し、シンガポールの観光スポットを中心に、JCBのカード会員限定で展開されている100店舗以上のキャンペーンや優待の情報をまとめた専用ウェブサイトを公開。また、オンライン広告やインフルエンサーを起用したYouTube動画などを通じて、JCBカードで広がるお得な旅体験や特典の活用方法を紹介するという。

 実施中のJCBキャンペーンや優待の一例として、5つの野生動物公園を擁する自然体験型施設「Mandai Wildlife Reserve(マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ)」では、各パークのオンラインチケット(入場チケット)が30%引き、パーク内のレストランやショップでの利用料金が10%引きになる。

 このほか、シンガポール名物チリクラブの発祥店として知られる「Palm Beach(パームビーチ)」や、スターバックス・シンガポールなども対象。最新の情報は専用ウェブサイトの「JCBでトクするシンガポール旅はじめよう!」から。

WILLER EXPRESS、三島羽田シャトル 横浜エリア運賃半額に

2026年1月8日(木)配信

2月1日出発分から運賃改定を、3月19日からダイヤ改正を行う

 WILLER EXPRESSと東海バス、伊豆箱根バスの3社は、静岡県三島エリアと羽田空港を結ぶ高速バス「三島~羽田線(愛称=三島羽田シャトル)」の運賃改定とダイヤ改正を実施する。2月1日(日)出発分から運賃改定を、3月19日(木)から関内駅(横浜市中区)への乗り入れに伴うダイヤ改正を行う。

 三島羽田シャトルは、2023年7月から運行し、横浜や羽田空港第3ターミナルに直結する羽田エアポートガーデンなどに乗り換えなしで到達できる。これまで横浜・東京方面の移動や、国内・海外への旅行を中心に利用されてきた。

 運賃改定により、三島~横浜市内間は従来の基本プランから半額となる片道1200円(改定前2400円)に大幅に引き下げる。また、三島~羽田空港と国際展示場駅間が2600円(同2800円)、三島~東京ディズニーランド間が3000円(同3200円)と、従来の予約割引プランと同額に値下げする。

 なお、運賃改定に合わせて販売方法を変更し、「予約割引プラン」と「基本プラン」を統合。当日予約無しで乗車する場合も安く乗車できる。

 ダイヤ改正では、三島羽田シャトルが関内駅へ乗り入れられ、三島エリアから関内エリアへ乗り換えなしで直行できる快適な移動を提供する。

 関内エリアは、野球スタジアムや大型イベント会場、徒歩圏内に横浜中華街を有し、遠方からの来訪者も非常に多い地域。スポーツ観戦やイベントを最大限に楽しめるように、深夜に関内駅を出発する便も設定する。

 なお、ダイヤ改正は1月8日(木)現在では認可申請中のため、関係当局の認可を前提としている。

 予約受付は予約サイト「WILLER TRAVEL」から。

旅館「扇芳閣」ラッコのコンセプトルーム提供開始 地元の鳥羽水族館とのコラボで

2025年1月8日(木) 配信

rakko greenのイメージ

 三重県鳥羽市の旅館「扇芳閣」(谷口優太社長)は2月26日(木)から、同市にある鳥羽水族館とコラボレーションし、ラッコが暮らす海をテーマにしたコンセプトルームの提供を始める。このほど予約販売をスタートした。

 コンセプトルームは2部屋用意。このうち、rakko green(ラッコ・グリーン)は、柔らかな緑を基調にし、太陽の光や海藻のゆらぎを大切にデザインした。部屋の中心には、ラッコとイロワケイルカを描いた大迫力の壁アートを配置する。テラスには貝殻の形を模した信楽焼の露天風呂を設ける。

 rakko blue(ラッコ・ブルー)は澄んだ青を基調に、海の中をデザインした客室。壁に描かれたラッコやジュゴンと一緒に写真が撮れるフォトスポットや、サンゴ礁をイメージしたヌックスペースを設置する。

 両客室には同水族館のラッコが実際に食べたアサリの貝殻を展示する。

 1泊2食付きの宿泊料金は1室2人利用時、1人2万4000円(税別)から。特典として、同水族館の入館チケット2人分とラッコの大好物であるアワビ(踊り焼き)が用意されている。

【参加者募集中】西川丈次氏「おもてなしセミナー特別編」2月26日(木)、「Casita青山本店」で 「伝説の接客を体験し、“また来たい”と思われる接客サービスを」

2026年1月8日(木) 配信

1月30日午後5時までに申し込むと早割特典も

 おもてなし経営研究所所長、観光ビジネスコンサルタンツ代表の西川丈次氏は2月26日(木)午後2時30分から、東京都渋谷区のレストラン「Casita青山本店」で、「おもてなしセミナー特別編」を開く。

 講師は西川丈次氏と、Casitaオーナーの高橋滋氏。午後6時からはCasitaの特別ディナーを体感する。

 「伝説の接客を体験し、“また来たい”と思われる接客サービスを明日から実践できる習得セミナー」(西川氏)の定員は先着30人限定。受講費用は特別ディナー付きで5万5000円(税別)。なお、1月30日午後5時までに申し込むと、特別早割価格4万5000円(税別)となる。

 主な対象は、ホテル・旅館、飲食、観光など「お客様との接点を持つビジネス」に携わる人。とくに、おもてなしの質を高めたい経営者・支配人・店長・リーダー層を想定している。

 西川氏は「スタッフ教育や顧客満足、リピート率アップ、ブランディングなどに課題を感じている人には最適の内容です」と話し、セミナーの参加を呼び掛けている。

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講師

Casitaオーナー

高橋 滋 氏

Shigeru Takahashi

 

1952年愛知県岡崎市生まれ。
1987年オートバイ輸入販売会社スターズトレーディングを設立。
その後バイク買い付けの為、世界中を飛行。
たくさんのエアライン、ホテルのサービスを受ける中で1991年究極のリゾートと賞賛されるアマンリゾートに出会う。
その質の高いサービスに感銘を受け2001年9月東京六本木にレストランCasitaを開業。
2011年社名を株式会社サニーテーブルに改称。
2022年現在東京都内に飲食店を8店舗展開。
飲食競合の多い東京でCasitaブランドを22年間の想いを持って守り続けています。
近年はコンサル活動、講演活動にも情熱を持って取り組んでいます。

「ガイアの夜明け」(テレビ東京)など多数に出演。

 

セミナー主催者

西川 丈次氏

Joji Nishikawa

西川丈次氏
1961年京都府生まれ。「おもてなし経営研究所®」代表であり、観光・サービス業界専門の(株)観光ビジネスコンサルタンツの代表取締役を務める。旅行会社に8年間勤務後、船井総合研究所に入社。2009年1月に独立起業。

企業理念に「関わる全ての方々の笑顔のために」を掲げ、エネルギッシュに講演・セミナー・企業コンサルタントとして活動中。
おもてなし、ホスピタリティの伝道師として、年間300日以上、全国各地を巡る中で、実体験した感動サービスを『接客・サービスの翻訳者』として伝える研修・講演は人気を博し、全国各地からの研修・講演依頼が届く。
「おもてなし経営研究所®」の所長として主催する「おもてなしセミナー」には、ホテル・旅館、ショップ、飲食、旅行、バス、タクシー、医療クリニックなど接客業の現場で実践できる『西川流おもてなしの極意』を知りたいと、全国からファンが集っている。
人手不足に悩む企業に「おもてなし」をあきらめるな!」と人のチカラを最大化する研修が高い評価を得て、多くの企業スタッフを笑顔にしている。

韓国観光公社、新社長に朴成赫(パク・ソンヒョク)氏 昨年12月31日付で

2026年1月8日(木) 配信

朴成赫新社長

 韓国観光公社は昨年12月31日(水)付で、新社長に朴成赫(パク・ソンヒョク)氏が就任したと発表した。

 同社は新社長の就任に際し、「年間の訪韓観光客数3000万人達成のため、観光客の旅行利便性を高めるAIベースのデジタルプラットフォームの整備、観光業界と関連機関との連携強化などで、さらなる韓国観光の発展に取り組む」としている。

 朴 成赫(パク・ソンヒョク)氏 1968年生まれ。93年韓国外国語大学新聞放送学科を卒業後、2016年中央大学言論学の修士課程を修了。現在、韓国外国語大学メディアコミュニケーション学博士課程に在籍している。同社では13年第一企画グローバル本部長、16年専務兼第一企画ヨーロッパ総括長兼北米総括長、20年副社長兼第一企画グローバル部門長、24年第一企画諮問役などを歴任。