「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」最新情報を集約 専用ページ開設

2023年6月1日(木)配信

 「めぐる」「たべる」「つかる」 3つの視点で地域の宝探し。

 その土地ならではの食を楽しみ、歴史や文化を知る旅、「ガストロノミーツーリズム」。2016年、同ツーリズムに「温泉」を加えた新しい旅のカタチが誕生し、「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」が事務局となり、全国各地でイベントを開催しています。

 今年5月には、新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられ、旅行に対する精神的なハードルも下がり、各地の観光地も多くの人で賑わっています。このたび、同ツーリズムイベントの情報をより多くの人にお届けし、旅行の際の参考にしていただけるよう、関連記事を下に集約しました。

 旬刊 旅行新聞では、全国各地で行われてきたイベントのレポートや開催地の魅力などを月に1度発信していますが、今後は、紙面では掲載しきれていないも情報も含め、各地のイベントの開催告知などの発信を強化します。

 併せて、各地の食や絶景、温泉、イベントなどに精通した人によるコラムも掲載していますので、旅行やお出掛けの参考にご活用ください。

 

渋谷でしか体験できない渋谷型都市ライフの実現を目指す 東急らが渋谷のまちづくり戦略の最新情報を発表

2023年6月1日(木)配信

坂井洋一郎事業部長

 東急と東急不動産は5月30日(火)、渋谷ヒカリエで東京・渋谷のまちづくり戦略の最新情報を発信する発表会を開いた。

 現在渋谷では100年に1度とも言われる再開発が進んでいる。東急渋谷開発事業部の坂井洋一郎事業部長は冒頭、渋谷スクランブルスクエア第1期や渋谷フクラスなどが開業し再開発の第1段階がおおむね完了したことから、「再開発が第2段階に入った」と報告。

 まちづくりの新戦略として「Greater SHIBUYA 2.0」を策定したことに触れ、「渋谷でしか体験できない渋谷型都市ライフの実現を目指す」と宣言した。

 また坂井氏は、東急不動産が整備を進める渋谷サクラステージや渋谷スクランブルスクエア第二期が完成し、駅中心5街区の整備が完成すると東急と東急不動産による85万平方㍍のTODプロジェクトが完成すると説明。

 TODとは車に頼らず、公共交通機関の利用を前提に組み立てられた都市開発のことで坂井氏は「世界でも類を見ないほどの発展を遂げたTODプロジェクトと言える」と力を込めた。

 東急不動産は、広域渋谷圏で進める取り組みを発表した。

 広域渋谷圏(Greater SHIBUYA)とは、東急とともに定義する、渋谷駅から半径2.5㌔のエリアのこと。24年度までに、「フォレスト ゲート代官山」、「渋谷サクラステージ」、「東急プラザ原宿『ハラカド』」、「代々木公園 Park―PFI計画」が順次竣工。開業する予定だ。

2023年度「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」2次募集を開始 

2023年6月1日(木)配信

ロゴマーク

 文化庁はこのほど、2023年度「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」の2次募集を開始した。

 往時のくらしや祭事などの再現による生きた歴史の体験を通して、日本の文化を理解・体感できる訪日外国人をはじめとした国内外の観光客向けのコンテンツの造成を推進することが狙い。

 地方公共団体や民間団体、DMOらによって構成される協議会などが対象で、採択事業者には補助対象経費の1/2を限度として補助金を支給。

 「国指定等文化財を核としたものを対象とする」、「外国人観光客を含む参加者がわかりやすい解説を行う」、「対象となる文化財に、 文献や絵画等の史料や研究資料等に基づいた付加価値を付与すること」などを要件とする。応募書類の提出期限は、6月30日(金)(必着)。

 文化財を核として賑わいを創出し、増えた収益を文化財の修理・整備や新たな企画に再投資し、さらなる賑わいにつながる好循環の創出を目的とするLiving History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」。

 文化財が必ずしも観光客(特に外国人観光客)にとって往時が分かりやすい形で公開されていない現状のなか、「LivingHistory」という欧米ではすでに確立されている歴史の楽しみ方を日本にも普及させ、文化財が観光の一つのテーマとなるよう体験プログラム事業を育て上げ、地域全体の魅力向上につなげたいとの考えを示す文化庁。

 同事業により、観光部局や民間事業者と連携し、文化財の所有者・管理団体等が自律的に文化財の修理・整備を行うモデル作りを支援する。

インバウンド拡大へ、アクションプランまとめる 3分野で約80の施策(観光立国推進閣僚会議)

2023年6月1日(木) 配信

観光立国推進閣僚会議はこのほど「新時代のインバウンド拡大アクションプラン」を決定した

 観光立国推進閣僚会議は5月30日(火)、第20回会合で「新時代のインバウンド拡大アクションプラン」を決定した。これまで外国人観光客を呼び込むという観点からさらに視野を広げ、「インバウンド需要をより大きく効果的に根付かせる」目的で方策を取りまとめた。

 同プランでは、「ビジネス分野」「教育・研究分野」「文化芸術・スポーツ・自然分野」の3つを柱とし、合計約80の施策を用意した。これにより、国際的な人的交流を伴う取り組みを深化・掘り起こしし、インバウンドの着実な拡大をはかる。

 ビジネス分野における目標として、ビジネス目的での訪日外国人旅行消費額を、コロナ前2019年の7200億円から、25年までに8600億円と2割増加させる。

 また、国際会議開催件数において、アジア最大の開催国となることや、アジアナンバーワンの開催国として不動の地位を築くことを目標とする。さらには、30年までに世界5位以内の開催国となることを目指す。

 展示会・見本市への外国人参加者数は、コロナ前の13万9000人から2割増の16万7000人に目標値を設定した。

 教育・研究分野では、海外からの研究者の受け入れ数をコロナ前から2割増の1万6000人にし、科学技術・自然・医療・社会分野などに係る国際会議への外国人参加者数を、同様に2割増の18万6000人まで増加させることを目標とした。

 文化芸術・スポーツ・自然分野における目標として、世界のアート市場における売上額シェアを7位(19年はランク外)まで引き上げることや、スポーツ目的の外客数をコロナ前2割増の270万人まで増加させることを目指す。

 政府は「各府省庁が連携して着実な推進をはかっていくことが重要」として、観光のみならず3分野での人的交流の拡大への取り組みが相乗効果を発揮して、新たな価値を創造・発信していくことを期待する。

 今後、MICE推進関係府省庁連絡会議も活用しながら、各府省庁の取り組みの具体化や、施策の連携、さらなる充実をはかっていく方針だ。

今こそ、タイへ! Klookがタイ国政府観光庁と共同キャンペーン

2023年6月1日(木) 配信

8月31日までCP展開

 旅行予約サイトのKlook(クルック)は6月1日(木)、タイ国政府観光庁と共同で「今こそ、タイヘ。この夏、タイが熱い」キャンペーンを開始した。同キャンペーンは、Klookのタイ旅行商品すべてに使える割引クーポンの配布と、目玉商品のフラッシュセールなどを、月替わりで行う。期間は8月31日(木)まで。
 
 6月は、タイ旅行商品すべてに使える最大2000円オフの特別クーポン配布のほか、30日間毎日挑戦できる最大100%オフクーポンが当たるルーレットなどを開催する。7月は、7月特別クーポン配布のほか、タイ現地で使えるWi-Fiのフラッシュセール、8月は特別クーポン配布と現地ツアーのフラッシュセールを開催予定。
 
 同社おすすめのタイツアー商品例は、Klook独自のデジタル観光周遊パス「Klookパス」のバンコク・パタヤ版。1枚で、マハナコンスカイウォークやサファリワールド、サンクチュアリーオブ トゥルース、チャオプラヤー川 プリンセス号クルーズなど、人気観光スポットやツアーから好きなアクティビティを2〜4つ選んで予約できる。最大45%オフとなり、お得だという。
 
 

成田国際空港第1ターミナルに「ルイ・ヴィトン」がオープン(7月1日)

2023年6月1日(木) 配信

「ⒸLOUIS VUITTON」 7月1日(土)にオープン予定

 成田国際空港第1ターミナル南ウイング3階narita nakamise(出国手続きエリア)に2023年7月1日(土)、ルイ・ヴィトンがオープンする。

 同空港内のブランドブティックとして最大規模となる。自然光が差し込む、明るく開放的な店内には、トラベルラゲージをはじめ、バッグや小物、プレタポルテ、シューズ、ファインジュエリー、フレグランス、書籍など最新アイテムをそろえる予定。

その場で電子マネー当たるSNS抽選キャンペーン実施 ビッグホリデー

2023年6月1日(木) 配信

公式LINEなどでキャンペーン

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は年6月1日(木)午後4:00から6月7日(水)午後11:59まで、抽選でQUOカードPay1万円分または、1000円分がsその場で合計13人に当たるLINE・Instagramルーレットキャンペーンを実施する。
 
 ビッグホリデーLINE公式アカウント(ツアー・スキー&スノボ)の友だち登録か、Instagram公式アカウント「bigholiday_」のフォローおよびいいね、コメント欄へ「たびほり0601」のキーワード入力を行うと、抽選でQUOカードPayが当たるルーレットに参加できる。その場で当選結果が分かり、一度はずれてもLINEとInstagram合わせて最大3回挑戦できるという。
 
 

【北海道】アイヌ文化の2大拠点巡るバスツアー 今年も7月から 札幌観光バスで販売中

2023年6月1日(木)配信

今年のセタプクサ号は「金茶」色

 札幌観光バス(福村泰司社長、札幌市清田区)は2023年7~9月にかけて、札幌駅・新千歳空港発着で、アイヌ文化の2大拠点、平取(びらとり)町の「二風谷(にぶたに)コタン」と白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」を訪れるバスツアーを企画している。

 平取町からの委託を受けて実施する事業。4年目となる今年は、「びらとり温泉ゆから」での昼食や「ウポポイ」の入場料を含んだ、添乗員同行のバス旅行として実施する。自由散策の「二風谷コタン」では、地元有志の「町歩きガイド」が、自身の得意分野(アイヌの歴史や舞踊、アットゥシ織など)を語りながら案内してくれる。

 ツアーで使うバスは4代目「セタプクサ号」。車体カラーは初代のブルーからレッド、グリーンへと変遷し、今年は「金茶(きんちゃ)」色が登場する。毎年テーマを設けているデザインは、今年の「北海道アイヌ伝統工芸展」で最優秀賞・優秀賞を獲得した平取町内の若手クリエーター平村太幹氏、西山涼氏の2人が担当。「大地、受け継ぐ寶(たから)」をテーマに創作した。バスの愛称「セタプクサ」は、アイヌ語で「すずらん」の意味。平取町内に、北海道原種すずらんの日本一の群生地があることにちなんでいる。

 出発日は2023年7月1日(土)~9月10日(日)までの土日祝日および、月曜日を除く夏休み期間を中心とした、計42日設定した。旅行代金は大人・子供(3歳以上)とも6200円(7月9日出発までは全国旅行支援適用有)。ツアーの参加申し込みは、札幌観光バスの公式ホームページから。

T-LIFEホールディングス、「PayPay」決済 旅行予約サイトに追加へ

2023年6月1日(木) 配信 

写真はイメージ

 T-LIFEホールディングス(石川邦大社長、東京都練馬区)は6月1日(木)、自社が運用しているオンライン旅行予約サイト「旅っくす」「トラベルイン」の決済手段に、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を追加した。

 今回、銀行振込やクレジットカード、コンビニ支払いに続いてキャッシュレス決済を導入することで、顧客の決済手段の選択肢が増え、より利便性を高めるのが狙いだ。

 PayPay社が提供する「PayPay」とは、日本全国の大型チェーンや中小規模の店舗でのQRコード決済のサービス。加えて、オンラインサービスでの商品購入や公共料金の請求書払いなど、さまざまなシーンで利用できる決済手段となっている。

 今後、T-LIFEホールディングスでは、PayPay社で行われる各種キャンペーンに参画も予定しているという。

今年はグリーンシーズン11月12日まで営業 滋賀県高島市・びわ湖館山

2023年6月1日(木) 配信

ナイトゴンドライベントでは、トークライブ「星空ナイト」も

 滋賀県高島市のびわ湖館山(箱館山スキー場)はこのほど、グリーンシーズンの営業を開始した。今年は従来より長い11月12日(日)まで営業を行う。週末ごとに開催するナイトゴンドライベントや、新設のジップライン、写真映えするランプが灯るパフェなど場内に多彩な魅力を用意する。

 ゴンドラ山頂は標高約630メートルで、びわ湖が一望できる開放的なロケーション。また、箱館山を代表する「びわ湖の見える丘」までのルートは「風鈴のよし道」として、882個の風鈴が奏でる小道に仕上げた。

 アルプスアドベンチャーは森林に設置された新アクティビティで、滋賀県最長の305メートルのジップラインなどが体験できる。びわ湖に向かって滑り下りるような気分でスリルが味わえるという。

 このほか、子供が楽しめるプレイゾーンも設ける。巨大トランポリンや各種遊具、人工芝でのソリもできる。

 なお、今年からゴンドラ往復券には、山頂でのリフト乗車チケットとプレイゾーンへの入場もセットになっている。価格は大人2500円、子供1200円、ペット700円。