デイビッド・ベッカム氏が来日。日本型IRに向け、ラスベガス・サンズがパネルディスカッション

2017年10月5日(木) 配信

同社の親善大使を務めるベッカム氏

シンガポールのマリーナベイ・サンズなど、統合型リゾート(IR)を開発・運営するラスベガス・サンズ(ロバート・G・ゴールドスティーン社長兼COO)は2017年10月4日(水)にパレスホテル東京で、日本でのIRについてパネルディスカッションなどを行った。

 同社のグローバル大使、元イングランド代表のデイビッド・ベッカム氏も登壇し、トークショーを実施。米国のロックバンド、イーグルスの元ギタリスト、ジョー・ウォルシュ氏も駆け付け、日本でのIRについて想いを語った。ジョン・ボン・ジョヴィやポール・マーカットニーらのマネジメントを担うアーヴィン・エイゾフ氏らを交えたパネルディスカッションを行った。エンターテインメント業界の立役者が、このように日本に集まるのは初めて。

ラスベガス・サンズ代表あいさつと、企業概要

ゴールドスティーン氏があいさつ

 ゴールドスティーン氏は、「日本の統合型リゾート関する取り組みは、10年以上行っている。2003、4年に始まった。これは重要な決定だった。我われはマカオや、シンガポールでIRを運営している。統合型リゾートは、まさに観光や経済の原動力になることができる。導入にはメリットがある。」とあいさつ。

 さらに「世界最高のレジャーとビジネスツーリズムのモデルを生み出しながら、ツーリズム業界に変革をもたらしてきた。私たちはMICEビジネスにおける統合型リゾートのリーダーとしても知られていますが、サンズ・グループでは、スポーツ、音楽、映画などで最高のライブエンターテインメントを提供してきたいという点も、ぜひ知ってもらいたい」と述べた。

 同社は世界最大級のIRを手がける企業。高級ホテルやカジノ、食事、エンターテイメント、MICEのほか、数多くのビジネス・レジャー施設を特徴としている。MICEを中心とするIRを初めて開発し、ビジネス・観光・レジャー旅行業界を牽引してきた。エンターテイメント業界でも強みがあり、米国やマカオ、シンガポールの9カ所の施設で、年間900回ほどショーを実施。

 2010年にオープンしたシンガポールのマリーナベイ・サンズでは、2015年に観光客が1520万人を超え、2009年の970万人から57%増加した。業績も好調。17年第2四半期の連結純収益は18.6%増の31億4千万米㌦(約3529億円)で、純利益は61.9%増の6億3800万米㌦(約717億円)だった。今後は世界展開により力を入れる方向だ。

デイビット・ベッカム氏らによる記念撮影

第1部:パネルディスカッション「統合型リゾート通じて国内のエンターテイメントを世界レベルにする」(各氏発言要旨)

 「日本国内のエンターテインメント施設は不十分。日本は伝統舞踊など、さまざまな文化や歴史がある。日本はIRを通じて、施設の整備を進めれば世界の人が、それらに接することができる。ポップや、ロックだけでなく、文化に触れてもらえる。過去には日本の文化は大事な輸出品だった。将来的にもそうであってはいけない、といったことはないはずだ」(エイブス氏)。

 スポーツエンターテイメントや、アリーナ及びスタジアムの運営に関わってきたOak View GroupのCEOティム・レイウェック氏は「スポーツや音楽を含むライブエンターテインメントは、国内外の幅広い層の観光客を引き寄せる力があり、IRにとって非常に重要な役割を果たす。日本型IRが国際競争力のある施設になるためにも、IR運営で実績のある事業者と国内のエンターテインメント事業者がパートナーシップを組むことが重要だ」と述べた。

 ラスベガス・サンズのグローバル開発マネージング・ディレクターで、マリーナベイ・サンズの社長兼CEOのジョージ・タナシェヴィッチ氏は、「シンガポールで手がけたシンガポールの素晴らしい施設は、すべてを1つにまとめられたということ。新しいエンターテインメントの流れができた。これだけでも旅の動機になる。日本におけるIRは観光の魅力としての日本のエンターテインメントの可能性を掘り起こし、日本のエンターテインメントの海外発信において役割を担っていくはず」と発言。

□第2部:ディビット・ベッカム氏のトークショー

同社の親善大使を務めるベッカム氏

 ベッカム氏は「私はいつも、“ビジネスは何が可能か”だけでなく、“コミュニティー(地域社会)のために何ができるのか”を考えています。ラスベガス・サンズの彼らは、コミュニティーに対して、常に何ができるかを考え、コミュニティーにいかに還元するかを考えている。親善大使として、父親として、そのことが非常に大事。ビジネスも素晴らしい。人生で大変な時期があっても、素晴らしいパオーマンスをみることで、生活が変わる。さらに、慈善活動も行っていて、華やかなものばかりではない」と話した。

ウォルシュ氏、アーティストの視点で

ウォルシュ氏が登壇

 「21世紀となり、デジタルの時代が始まった。ライブの体験も随分変わり、パフォーマンスのヴィジュアルの部分が非常に重要になった。日本の伝統的なライブの施設では、よいパフォーマンスを発揮する条件が揃わなくなってきた。海外アーティストは本当に残念に思いながら、日本を飛ばさざるを得ない状況。だから、現代的なアーティストが演奏できる施設を作ってほしい。そうすれば、海外アーティストツアーのハブに、日本が復活すると思う。アーティストの声として聞いてほしい。素晴らしいパフォーマンス施設ができればいい」と訴えかけた。

大政奉還150周年記念、2017年10月13日(金)~10月22日(日)まで「二条城ライトアップ」開催!

2017年10月5日(木) 配信

幻想的にライトアップされた二条城を見に行こう

 

JTB西日本(光山清秀社長、大阪市中央区)と日商社(谷川隆社長、京都市中京区)は、大政奉還150周年記念プロジェクトとして2017年10月13日(金)~2017年10月22日(日)まで、「二条城ライトアップ」を企画・運営する。

 同イベントは、大政奉還150周年記念プロジェクト京都市運営委員会(事務局:京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課)から、「大政奉還150周年記念事業」の企画・運営業務を受託したもの。大政奉還150周年記念プロジェクトのメイン事業として、初の二の丸御殿内夜間一般公開となる同イベントを実施する。

大政奉還150周年記念 二条城ライトアップ概要

 2017年は、近代国家としての歩みを始めた1867(慶応3)年の「大政奉還」から150年の節目に当たる。京都市では、この機会を捉え、幕末維新にゆかりのある全国の22都市が相互に交流・連携をはかる「大政奉還150周年記念プロジェクト」に取り組んでいる。

開催期間:

2017年10月13日(金)~2017年10月22日(日) 10日間、午後6:00~午後9:00(閉城 午後9:30)

会場:世界遺産 元離宮二条城

1.二の丸御殿内・二の丸庭園・唐門等のライトアップ

庭園や唐門・東大手門のほかに、一般公開としては初の御殿内をライトアップ。絢爛豪華な障壁画や欄間を浮かび上がらせる。また、二の丸御殿内において洛中洛外図屏風(複製)の展示も実施する。協力:大日本印刷株式会社

2.プロジェクションマッピング

幕末をイメージした映像を投影し、ライトアップを彩る。日時:ライトアップ開催時間内随時、場所:二の丸御殿車寄付近、展示・収蔵館前

3.京の老舗物産品展

京都の伝統工芸、菓子、漬物、お酒が揃う「京の老舗名産品展」を開催する。
期間:2017年10月7日(土)~2017年11月26日(日)
営業時間:

日中 午前9:00~午後4:40

夜間 午後6:00~午後9:10(2017年10月13日(金)~2017年10月22日(日))、午後5:00~午後9:30(2017年10月25日(水)~2017年10月26日(木))
場所:展示・収蔵館~大休憩所付近

出展:

(京茶屋)京つけもの 西利、京だんご 藤菜美、京の細うどん 大多安
(京の名産品)なま八ッ橋・夕子 井筒八つ橋本舗、銘茶 福寿園、英勲 齊藤酒造、嵐山上流の蔵 丹山酒造、京のおかき処 かなだや、京佃煮 野村
(京の工芸品)京・清水焼 朝日堂、京扇子とくの、箸工房 おおしたお香・匂袋 山田松香木店、和小物 一布や、北山杉染 工房杉の華染和紙小物 和詩倶楽部、京人形 京都洛齊

4.幕末ゆかりの都市 物産展

参画都市の特産品や地酒の販売を実施。

期間:2017年10月13日(金)~2017年10月15日(日)
営業時間:

日中 午前9:00~午後4:40、夜間 午後6:00~午後9:10

場所:展示・収蔵館~大休憩所付近

内容:※出展日、時間はそれぞれ異なる。
 (会津若松市)会津の物産品販売(赤べえ関連グッズ)鑑評会金賞受賞蔵の日本酒販売、試飲
 (品川区)しながわみやげの品川縣ビールと王将せんべいの販売
 (上田市) 信州上田名産品、グッズの販売
 (静岡市)静岡県産茶葉使用「茶ぁ飯の素(ちゃあはんのもと)」販売、家康公関連事業PR
 (福井市) 福井名物「おろしそば乾麵」など
 (桑名市) 桑名名物焼きはまぐりの実演販売、桑名市の特産品・土産物を集約販売
 (和歌山市)和歌山ジンジャーエールや梅酒などの販売
 (高梁市)高梁市特産(高梁紅茶、干しブドウ、鮎の塩焼き、鮎の甘露煮など)の販売
 (福山市)ペリーやハリス一行にも振る舞われた保命酒、福山オードパルファムなどの販売
 (萩市)“萩にゃん”グッズの抽選と夏みかんジュースの試飲
 (下関市)ちくわ、かまぼこ、瓶詰うに、どら焼き、ふくのあぶり焼き、日本酒など販売
 (宇和島市)宇和島じゃこ天(魚のすり身を揚げたもの)など実演販売
 (高知市)土佐銘菓の試食など
 (熊本市)肥後象がんの実演販売、瑞鷹㈱の清酒、赤酒、焼酎など販売
 (霧島市)本格薩摩芋焼酎、かるかん等のお菓子の試食、販売
 (鹿児島市)桜島特産品の販売(日中のみ)西郷どん大河ドラマ館 前売券販売

5.幕末ゆかりの都市 伝統芸能公演

 参画都市に伝わる踊りや演奏などの伝統芸能公演を実施。

日時:2017年10月21日(土)  午後1:00~午後8:10

場所:二の丸御殿前特設ステージ

内容:
 (福井市) 馬鹿ばやし 午後1:00~午後1:20
 (高梁市) 備中たかはし松山踊り ①午後1:40~午後1:50②午後3:10~午後3:20
 (宇和島市)八ツ鹿踊り 午後2:20~午後2:40
 (福山市)新作能「福山」 午後7:40~午後8:10
 ※各伝統芸能は、雨天中止。小雨の場合は実施可能の公演もあり。

6.ステージイベント

 新撰組ゆかりの島原の太夫による太夫道中や、水墨武人画パフォーマンスなど多彩なステージをお届け。※雨天中止。小雨の場合は実施可能の公演もあり。

期間:ライトアップ開催期間 2017年10月13日(金)~10月22日(日)

場所:二の丸御殿前特設ステージ

・京都国際映画祭×大政奉還 お笑いライブ(出演:ネイビーズアフロ)

2017年10月13(金)午後6:30~午後7:00

・水墨武人画パフォーマンス(出演:武人画師 こうじょう雅之)

2017年10月13(金)、14(土)、15(日)、20日(金) 午後8:00~午後8:20

2017年10月21(土) 午後6:30~午後6:50

2017年10月22(日) 午後7:00~午後7:20

・二胡パフォーマンス(演奏:尾辻 優衣子)

2017年10月17(火)、18(水) 午後7:00~午後7:30

・京炎そでふれ!パフォーマンス(出演:京都学生祭典おどり普及部)

2017年10月18日(水) 午後8:00~午後8:20

・大政奉還150周年記念ライブ(歌:綾乃尾ひびき/協力:ファイブフォックス)

2017年10月19日(木) ①午後6:30~午後7:00 ②午後7:30~午後8:00

・島原の太夫による太夫道中、かしの式、胡弓の演奏、舞の披露 等

2017年10月20日(金) ①午後6:30~午後7:00 ②午後7:30~午後8:00

さらに「維新勤王山国隊の行進」も実施
 戊申戦争の際に山国郷(右京区京北)で結成された「維新勤王山国隊」が二条城内を行進する。

日時:2017年10月21日(土) 午後7:00~午後7:40

場所:二条城内

入城料:一般 600円  小・中高生 300円

※京都市内に在住の70歳以上の人、小中学生、市内の小中学校に通学の人は本人無料。本人確認できるものが必要

※障害者手帳を持参の人(付添いの人1人まで)などは入城料が免除となる。(改札で公的証明を呈示) 

大政奉還150周年記念プロジェクト公式ホームページ

琳派をイメージした新感覚の菓子を提供 千鳥屋総本家、羽田空港に新ブランド「光悦」を展開

2017年10月5日(木) 配信

琳派をイメージした菓子が楽しめる光悦(店舗イメージ)

千鳥屋総本家は2017年10月1日(日)~2018年1月9日(火)の期間限定で、羽田空港第1旅客ターミナルビルの「羽田スタースイーツ」で、新コンセプトブランド「光悦(こうえつ)」の菓子を販売している。 

 ブランド名の「光悦」は、桃山時代から江戸時代初期に活躍した文化人「本阿弥 光悦(ほんあみ こうえつ)」から。「琳派」をイメージし、日本の菓子の起源である果実にこだわった菓子を用意。約390年の歴史を持つ老舗の伝統の製法を活かし、現代の生活にマッチさせた新感覚の商品を提供する。

光悦のお菓子

光悦最中 つめる/tsumeru

光悦の代表作として有名な、蓋を高く山形に盛り上げた形が特徴的な「舟橋硯箱」(東京国立博物館所蔵)。この形を中心に、縁起物をモチーフにした様々な形の最中を、宝箱のように華やかに詰合せた。

光悦饅頭 ねる/neru

「いちじく」

日本古来の果実・いちじくを練り込んだこだわりの餡を、しっとりとした生地で焼き上げた。

「黒炭木苺(くろすみきいちご)」

竹炭を練り込んだ真っ黒な皮と真っ赤な木苺餡のコントラストを楽しめる。

果実餅 つつむ/tsutsumu

果実をこだわりの白餡と柔らかな餅でつつむ。

「きんかん」 蒸気釜で炊き上げた鹿児島県産の金柑入り。

「うめ」 国産の青梅の旨みをシロップ漬にしてつつむ。

「いちご」 厳選した国内産の新鮮ないちごを丸ごと使用。

市田柿のお菓子 はさむ/hasamu

市田柿を丸ごと使って抹茶求肥を挟んだ、見た目も味もそのまま楽しめる菓子。

※今後、「千鳥屋総本家」では、18年に駒込本店・巣鴨店のリニューアルオープンと、それに伴う新商品発売を予定。それに先立ち、2017年10月13日(金)に、「大森とうきゅう店」の店舗を先行でリニューアルオープンし、記念商品を期間・数量限定で販売する予定

InstagramとJNTOが観世能楽堂でイベント 「#UnknownJapan」=「知られざる日本」キャンペーンと、公式アカウントの開設を発表

2017年10月5日(木) 配信

登壇したのは、(左から)JNTOの柏木隆久理事と、観光庁の田村明比古長官、Instagramのケビン・ウェイル最高製品責任者、フェイスブック・ジャパンの長谷川普代表取締役

Instagramは10月2日(月)、「#UnknownJapan」=「知られざる日本」キャンペーンを開始した。目的は、政府が掲げる、訪日外国人旅行者数4千万人の目標達成を後押しすること。当日、CP開始を記念したイベントが、東京・銀座にある観世能楽堂で行なわれた。有名インスタグラマー30人が集まり、能の舞や衣装の撮影に没頭。世界に対し、能楽の魅力を発信した。イベント後には懇親会も行れ、Instagramのケビン・ウェイル最高製品責任者やJNTOの蜷川彰グローバルマーケティング部長らが、来場者と交流を深めた。

 10月3日(火)には、国内での月間利用者数が2千万人を突破したInstagram。自治体や観光協会、旅行会社が集客目的で利用する機会が増えており、影響力は一層高まると予想される。FIT(海外個人旅行)者に直接、地域の観光スポットなどを紹介できるため、富裕層を取り込むキッカケとしても注目を集めている。

JNTOも新しい公式Instagramアカウントを開設

JNTOの、新公式アカウント開設主旨について説明する柏木理事

 日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)も当日、新公式Instagramアカウント「@visitjapanjp」の開設を発表。登壇したJNTOの柏木隆久理事は「SNSの時代に入り、各国でJNTOの事務所が現地目線でSNSを使ったコミュニケーションにより訪日旅行を盛り上げている」と語ったうえで、「旅行の目的地の魅力の表現や、旅のコンテンツを、SNSユーザーとともに作っていく時代に入ったことを踏まえ、SNSユーザーと連携した試みを強化していきたい」と、新アカウントの開設主旨について説明した。

観光庁の田村明比古長官も登壇 集ったインスタグラマーに対しPRのさらなる促進をお願い

集まったインスタグラマーに対し、日本の観光資源のPR促進をお願いする田村長官

 イベントが行なわれた観世能楽堂では、観世流能楽師である観世三郎太氏と坂口貴信氏、木月宣行氏、武田宗典氏、井上裕之真氏が、舞や能衣装の着付けを披露・紹介した。登壇した観光庁の田村明比古長官は、会場に集った30人のインスタグラマーに対し、能面の持つ特徴に触れつつ、観光資源のPR促進をお願い。「1つしか表情を持たない能面が、舞台ではさまざまな感情を表すことができる。それと同じように、インスタグラマーのみなさんがストーリーテラーとして、すでに知られている日本の観光資源に、そのみずみずしい感性で多用な表情とストーリーを与えてほしい。#UnknownJapan として、世界中に届いて行くことを想像すると、観光当局の責任者としては楽しみ」と語った。

衣装の着付けについて説明する能楽師坂口氏(右)。現在能や夢幻能といった演目についての分類のほか、「シテ」(主人公)や「ワキ」といった登場人物の役割についても丁寧に説明してくれた
会場では特別に、舞を間近で撮影できる特別な機会を用意した
厳かな能楽と舞の圧倒的な迫力を前に、思わず感嘆の息をもらしてしまう
インスタグラマーを招待しての懇親会も行なわれた。後ろ右から2人目が、Instagramのケビン・ウェイル最高製品責任者。来場者一人ひとりに声を掛けるなど、フレンドリーな対応で場を和ませた
皆で記念撮影

無料レンタルスマホ「handy」の契約数が10万台を突破。年内に20万台契約目指す

2017年10月4日(水) 配信

10万台契約を達成

handy Japan(勝瀬博則社長)が展開する客室備え付け無料レンタルスマホ「handy」の国内契約数が、2017年9月30日(土)時点で10万台を突破した。

 同社では、宿泊客へさらに魅力的な旅行体験を提供するため、NHKの国際放送「NHK WORLD」コンテンツの配信開始、「大阪観光局」と連携する。2017年中に20万台契約を目標とし、「西日本支店」の開設、宿泊施設向け「1年無償付き2年プラン」の実施により目標達成をはかる。

日本の魅力を提供

今後の事業内容について

 「NHK WORLD」コンテンツの配信を開始する。「NHK WORLD」の持つ日本の情報や文化を伝える外国人向けのコンテンツについて、「handy」を通して提供し、旅行客へ日本の魅力を伝えていく。

 大阪観光局とプロモーションの連携では、同局が提供するOSAKA INFOのコンテンツを、handy上で情報発信する。さらに既存コールセンターとの連携を通して、関西地域での旅行体験のさらなる向上を目指す。

 「1年無償付き2年プラン」は10月2日(火)から、宿泊施設事業者へ通常1端末あたり月額980円から(税別)の利用料で提供を始める。また、事業拡大に伴い、西日本支店を開設する。

「1年無償付き2年プラン詳細」と「西日本支店詳細」

 契約概要:月額980円から(税抜)の2年契約の内、handy導入より1年目の利用料が無償。無償期間中の途中解約における手数料や解約料は発生無し。

適用条件:2017年12月31日(日)までの申し込み、かつ、先着10万台の申し込みとなる宿泊施設

「西日本支店詳細」

名称:handy Japan株式会社 西日本支店

所在地:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-4-9戎橋ビル9階

tel:06-6210-3298

アクセス:大阪市営地下鉄 御堂筋線「なんば」駅 徒歩5分

牡蠣生産量全国1位の広島県が観光新プロジェクト「牡蠣ングダム」発表!広島ならではの新しい食べ歩き「広島はしご牡蠣」を展開

2017年10月4日(水) 配信

牡蠣ングダムロゴ

広島県はこのほど、牡蠣生産量全国1位の県として「牡蠣で旅人をもてなすこと」をモットーに、観光新プロジェクト「牡蠣(カキ)ングダム」を実施すると発表。広島ならではの新しい食べ歩き「広島はしご牡蠣」を展開していく。

 牡蠣生産量全国1位の広島県は、牡蠣の王国であり、人びとの食欲を受け止める豊かな国であることを宣言するため、「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」をスローガンに設定。目玉施策の「広島はしご牡蠣」は、多様な牡蠣料理をつまみながら「はしご酒」のように街のいろいろな名物店をまわる、牡蠣ングダム・広島ならではの新しい食べ歩きのスタイルを提案する。

 現在、先行で「広島はしご牡蠣」を体験できるエリアは、広島駅から山陽本線で5分の横川駅目の前に位置する横川商店街と、広島駅南口から徒歩数分に位置する大須賀町駅西地区の2エリア。料理は、参画店がそれぞれの得意ジャンルでオリジナル牡蠣メニューを提供する。加えて、横川エリア内の一部に机を配置した休憩スペースが設置される。

 このほか、広島電鉄とも連携し、路面電車を使って横川商店街を訪れると、オリジナル手ぬぐいがもらえる「広島はしご牡蠣きっぷ」を販売するなど、プロジェクトを盛り上げていく。

「広島はしご牡蠣」コンセプトムービー

 先行実施エリアの「横川商店街」と「大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)」で撮影した「広島はしご牡蠣」コンセプトムービーを公開中。

「広島はしご牡蠣」実施エリア

 すでに牡蠣のさまざまな料理を提供し始めているお店が多い「横川商店街」と、「大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)」の2エリアで先行的に展開を開始する。「横川はディープな牡蠣体験エリア」、「エキニシは広島駅から徒歩数分という立地を生かした横丁的エリア」と、それぞれ違う楽しみ方ができる。なお、今後広島県内の飲食店で幅広い参画を得ながら、広域的に推進していくことを目指す。

  • 横川商店街
    横川商店街

 広島駅から山陽本線で5分、横川駅の目の前に位置する南北約400㍍ある商店街。さまざまな店舗が軒を連ね、SNSでの情報発信や定期的なイベント開催などを積極的に行っている。

  • 大須賀町駅西地区(通称:エキニシ)
    エキニシ

広島駅南口から徒歩数分に位置するエキニシは、再開発が進む南口でディープな雰囲気を残す隠れ名店スポット。近年は気軽に入れる立ち飲み店なども増え、仕事帰りのサラリーマンや若い女性客などからも愛される、知る人ぞ知るおしゃれな飲食エリアとなっている。

「カンパイ!広島県 牡蠣ングダム」の概要

 広島県は、2013年度は「おしい!広島県」、14年度は「泣ける!広島県」を、15年度からは「カンパイ!広島県」をスローガンに設定し、観光プロモーションを行ってきた。美しい景色、美味しい食べ物、人情あふれる人びとなど、人の心を動かす高いポテンシャルを持ち、こうした多彩な魅力に酔いしれて欲しいという気持ちを「カンパイ!」というメッセージに込めている。

「広島はしご牡蠣きっぷ」とは

 広島電鉄株式会社の広島駅営業センターおよび横川営業センターで販売される路面電車2回券。同きっぷで路面電車を利用し、チラシの手ぬぐい交換券を横川商店街の「駱駝(らくだ)カフェ」、もしくは「広島ゲストハウス縁(えん)」に持参するとオリジナルの「広島はしご牡蠣てぬぐい」がもらえる。

広島はしご牡蠣きっぷ

青函フェリー、マイカー運賃を1万1500円に値下げ お得に青森県内と道南を旅行可能に 

2017年10月4日(水) 配信

青森~函館の旅を安く

青森~函館を結ぶ青函フェリー(共栄運輸・北日本海運)は12月31日(日)まで、「マイカー1万1500円(いいこと)キャンペーン」を行っている。

 今回のキャンペーンではドライバー1人の運賃を含む5㍍未満の自動車運賃を20%安い1万1500円に値下げ青森県内と道南地域が気軽に移動できるように設定した。青森県内と道南の秋の行楽や冬のイベント、温泉地へ、荷物を積み替えずに旅ができるのが魅力。さらに10月8日(日)・11月4日(土)・12月23日(土)は、さらに1千円引きになる。

概要

期間:

10月1日(日)~12月31日(日)

料金:

旅客・・・大人 1280円・小人 640円

乗用車・・ 4㍍未満 9800円・5㍍未満 1万1500円・6㍍未満 1万2,800円

東京の新たな魅力づくりへ、東京都指定ユニークベニューの浜離宮恩賜庭園で第1号イベント「Tokyo Prime Night」2017年10月7日(土)開催

2017年10月4日(水) 配信

夜の浜離宮恩賜庭園をエレガントにライトアップする(写真はイメージ)

ジェイティービー(髙橋広行社長、東京都品川区)は、2017年10月7日(土)に同社グループ主催で、東京都が指定するユニークベニューの1つである浜離宮恩賜庭園で第1号イベント「Tokyo Prime Night」を行う。

 「Tokyo Prime Night」は夜の浜離宮恩賜庭園をエレガントにライトアップし、日本の伝統芸能を華麗に融合。東京の夜のエンターテインメントとして、新たな東京の魅力を創出する。

2020東京五輪に向け、東京の新たな魅力を発信

 東京都指定のユニークベニューを活用したMICEの開催は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた、東京の魅力を国内外に発信する機会・場として極めて有効的なものだ。

 同社は「Tokyo Prime Night」の開催によって、東京都が掲げる「PRIME観光都市・東京(観光プラン)」の目標達成に向けた6つの戦略の1つである、「MICE誘致の新たな展開」を促進。増加が見込まれる訪日外国人観光客に向けた、東京の新たな魅力づくりを目指す。

開催概要

名称:Tokyo Prime Night

主催:株式会社ジェイティービー

日時:2017年10月7日(土)

会場:浜離宮恩師庭園

協賛:東日本旅客鉄道株式会社、日本航空株式会社、全日本空輸株式会社

後援:東京都、公益財団法人東京観光財団

ライトアップ監修:株式会社石井幹子デザイン事務所

来場対象者:事前招待者限定
 今回の開催は今後のユニークベニューでのイベント開催を見据え試験的な開催のため、事前招待者限定での開催となる。
※雨天の場合:小雨決行、荒天時は中止。

湾岸エリアで初運行、水陸両用のスカイダック(日の丸自動車)

2017年10月4日(水) 配信

オープニングセレモニーのようす

日の丸自動車興業(富田浩安社長)は9月26日から東京江東区エリアで、水陸両用バス「SKY Duck 東京2017」の運行を始めた。同バスの湾岸地域での運行は初。2020年の東京五輪を見据え、同区や地域団体と連携し、豊洲などの湾岸エリアの活性化をはかる。運行に先立ち、25日にオープニングセレモニーを開き、試乗会も実施した。

1年間で2万人の乗客数を目指す

 4年前に初めて同区東大島で、昨年から神奈川県・横浜で運行を行ってきた。「水陸両用バスを通じ、地域活性化やにぎわいの創出、水辺に親しむことに少しでも寄与したい」。富田社長は25日のセレモニーで、運行の想いを語った。
 水陸両用バスは米国で購入していたが、国内産の水陸両用バスも作るようになった。「国内産でより高い性能を持ったものを提供できる」(富田社長)と、利便性向上にも力を入れる。今後は夜景を楽しみながら乗れるトライライト運行も取り入れていく予定で、1年間で2万人の乗客数を目指す。
 来賓の江東区の山﨑孝明区長は「より多くの人に乗車してもらい『東京に行きたい、江東区に行きたい』といった街づくりにつながれば嬉しい」と述べた。

豊洲とお台場つなぐ水上コースも視野に

東電堀で入水

 一方、豊洲・東電堀のスロープなどは、東京都港湾局が約8億円かけて作り、江東区に引き渡した。遊歩道なども整備し、地域の憩いの場となっている。富田社長は「東京テレポート駅も乗り入れを可能にして、豊洲からお台場への水上コースも作っていきたい」と話した。
 試乗会では、入水ポイントの東電堀で地元の園児たちが出迎え。スカイダックの門出を祝い歌のプレゼントがあった。
 運行ルートは出発地が東京テレポート駅。豊洲駅のロータリーで乗車も可能で、その後、東電堀で水上運航に切り替わる。約20分の水上運航と、約40分陸路を走る。屋根のないオープントップバスでもあり、普段は目にすることない、高い視点からお台場周辺の景色を眺められる。陸上も水上もほとんど揺れはなく、快適な乗車が楽しめる。料金は大人3,500円、子供1,700円となっている。

観光学科の指導員募る、福島県、10月11日まで

2017年10月4日(水) 配信

福島県が、県立テクノアカデミー観光プロデュース学科で、学生を指導する福島県職員(職業訓練指導員「観光」)を全国から募集中だ

福島県は県立テクノアカデミー観光プロデュース学科で、学生を指導する福島県職員(職業訓練指導員「観光」)を全国から募集している。受験申込は10月11日まで。

 受験資格は、1981年4月2日以降の生まれで、「大学(観光、経済、経営、外国語、情報または食品に関する課程)修了後、観光関連業務の実務経験を5年以上有する者」など。来年4月の採用で、1人程度を予定している。試験は福島市内で10月25日に実施する。

 県立テクノアカデミーは、職業能力開発促進法に基づく職業能力開発短期大学校と職業能力開発校を併せ持つ、公共職業能力開発施設。観光プロデュース学科では、地域の観光産業を総合的にプロデュースできる人材を育成し、観光業界をはじめサービス産業に関わる幅広い分野での就職を目指している。

募集の詳細

平成29年度福島県職員採用選考予備試験(獣医師、看護師、職業訓練指導員、船舶...
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01125c/senko29-10.html
平成29年度福島県職員採用選考予備試験(獣医師、看護師、職業訓練指導員、船舶)を実施します

tel:024-521-7269(県商工労働部商工総務課)